1
/
5

なにをやっているのか

鳥取県を中心に山陰エリアで新築の注文住宅、分譲住宅の供給やリフォーム、不動産事業等『住まい』に関わる事業を行っています。2017年に現代表の魚谷宗司が代表取締役に就任し約4年で従業員数、供給住戸数共に約4倍に成長しました。 2021年には事業の中核であるアート建工はそのままに組織をホールディングス化し、住宅だけではなく山陰エリアを多角的に盛り上げる事業展開にチャレンジを始めました。

なぜやるのか

我々がこの地域のことを本気で考えたからです。 住まいに関わる事業を総合的に展開してきた我々は、おかげさまで順調に成長をとげ現在では山陰地方で住宅選びをする際に『選んでいただける候補の1社』にまでなることができました。しかし、人が生活をするということは、ただ食事や寝るためだけの場所があれば良いわけではありません。働く場所や買い物をする環境、医療、福祉、余暇の時間に子供たちの教育環境等、色々な要素が必要となります。鳥取県は日本でも1番の人口が少ない県であり、今日現在も人口は減り続けています。我々が本業でエリアシェアを上げるということはできますし、事業会社として目指す一つの目標ではあります。しかし『住まい』という人の生活の中心に関わる者としてそれだけでは良いのかを考えていました。あるべき真の答えはまだわかりませんが、少なくとも減りゆく人口と元気の無くなっていく街をただ見ていることはできませんし、自分たちが中心となり山陰の人たちと山陰に興味を持ってくれる他府県の人たちでこの街の最良の姿を一緒に考えて行動したい。私たちはそう考えています。

どうやっているのか

大きくは2つです『住宅だけでなくこの街の持続的な発展に必要な施設を作る』そして『働き方の最良を体現する』ことです。 この街の持続的な発展に必要な施設を作る 私たちは住宅づくりのプロフェッショナルです。建物というカテゴリおいては家だけでなく様々なものを作ることができます。例えばシェアオフィスやワーケーション向けの宿泊施設を2022年春にオープンします。地域の不動産ニーズを満たすだけではなく県外からの移住希望者や休暇を利用してのレジャー、あるいは働く場所としての場所を作ります。公共交通機関でのアクセス面、買い物の利便性、休暇中のアクティビティ等、地元の方はもちろん県外や山陰エリアの人たちにとって”触れてみたくなる”環境を意識しています。日本海に面するこの地域の食の魅力はもちろん、海と山に面しておりサーフィンとスキーを同じ場所で体験できる日本でも稀有な環境です。自然環境の魅力と我々の提供する”ハード面”の施設で点の観光施設に留まらない姿を模索し続けます。 働き方の最良を体現する 首都圏や一部の都市を除き、多くの地方都市では人口減少や働き手不足が課題となっていますが鳥取県も同様です。事業面で地域の活性化に貢献することはもちろんですが、地方都市の企業として多様性のある働き方の体現にも積極的に取り組んでいきます。 建設業は有形のモノを作る仕事ですので、遠隔ですべての仕事が完結することは今日現在はありません。しかし、1つの建物を作るために携わる人や職種は多岐にわたり、そのすべてがこの土地で住まう人である必要があるとは思っていません。東京にオフィスを構えたこともそういったチャレンジの一つであり、我々の商圏は首都圏にありませんがこのオフィスに通勤しながらアート建工のメンバーとしてご貢献していただくことも可能だと考えています。月の半分を鳥取で過ごし、半分は東京という働き方、暮らしもよいと思います。価値観や生き方の多様性が尊重される中で画一的な正解はないと思いますが、地方創生の一つの形として私たちと一緒に体現してみませんか?