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【対談】テクノロジー × 金融で豊かな社会を築く。〜Virtual Wallストーリー(後編)〜

こんにちは。株式会社Virtual Wallの佐藤と申します。前回のエントリーでは、「Virtual Wallストーリー(前編)」として、プロダクト着想のきっかけから会社設立までのストーリーをお届けしました。

今回は、その後編。『Virtual Wall City』のこれから、そして株式会社Virtual Wallのこれからについて、代表の齋藤と取締役の仲山に語ってもらいました。ぜひ、前編と合わせてご覧ください。

【対談】金融の「むずかしい」を「かんたん」に。〜Virtual Wallストーリー(前編)〜

“日本初”に向けて 〜『Virtual Wall City』の展望〜

――これから『Virtual Wall City』の一般公開を控えている(※執筆時点/2022年7月)わけですが、どんなサービスになるのでしょうか?

齋藤:まず大きいのは、先ほど(前編)お話をしたように『極楽譲渡』のシステムによって、本来は流動性の低いファンド持分のセカンダリ取引を行える場所であるということです。法的なハードルに加え、ブロックチェーン技術によるシステム開発のハードルもあり、このようなサービスは『Virtual Wall City』が日本初となります。

仲山:街という体裁にすることで、さまざまなサービスの提供が可能になりますよね。投資家であるユーザーに対しては、セカンダリ取引ができたり、それに付随して売りたい・買いたいのマッチングができるという価値だけでなく、ファンド事業者をまたいだ資産管理や、投資家同士のコミュニティ形成の場などもサポートしていきます。

齋藤:あとは、日本人の金融リテラシーを上げることも『Virtual Wall City』の役割と位置づけています。「日本人は投資よりも預金が好きだ」と言われますが、確かに1990年頃は定期預金の金利が6%もあり、ただ銀行にお金を預けていれば勝手にお金が増えていたわけです。でも今の金利は、当時と比べるとほとんどゼロに近い。にもかかわらず、多くの人がほとんどのお金を預金しているからお金が増えていかない。

では、日本人が預金から投資へ行動を移さない・移せないのはなぜかというと、まずは所得の問題があります。投資に回せるお金がないというケース。これは我々では限界があるので、ぜひ日本政府にもがんばってもらいたいと思います(苦笑)。そして、もう一つ大きいのは「よく分からないから」です。つまり、一定のお金がある人に「資産運用をしましょう」と呼びかけても、よく分からなければ行動に移せない。なので、『Virtual Wall City』ではそういった方に向けて、ユーザーの金融リテラシー向上のためのナレッジエリアや、お金のことを学べるイベントエリアなどを展開していき、長い目で見て豊かな社会形成にも貢献していきたいと考えています。

金融の「むずかしい」を「かんたん」に。 〜株式会社Virtual Wallの目指すもの〜

――株式会社Virtual Wallはこれからどんなことにチャレンジしていきますか?

齋藤:金融業界は少しずつデジタル化が進んできて、いろいろなことが手軽にできるようになってきています。それでも、おそらくまだ多くの人にとっては「金融」は敷居の高いものだと思います。Virtual Wallは、そんな金融の「むずかしい」を「かんたん」にする会社です。『極楽譲渡』も『Virtual Wall City』も、そんな想いのもと、構想したプロダクトです。

この想いをベースに踏まえつつ、まずは『Virtual Wall City』のサービス拡充に注力していきます。2022年末〜2023年にかけてはメタバース化も予定していますし、もう少し先には金融以外の業種の誘致なんかもしていきたいですね。

それから『Virtual Wall City』では、この街の中で使用できる独自トークンの発行も考えていますし、最終的には「Virtual Wall City 経済圏」を築くのが理想です。そのためには、まず私たちが便利で有益な場を提供する。そうすることで街にユーザーが集まり、ユーザーが集まることでさらに魅力的なサービスが展開できる。そういう好循環を生み出せたらいいですね。

Virtual Wallにフィットする人物像とは?

――設立から1年が経ちましたが、組織づくりはどれくらい進んでいますか?

齋藤:正直な話、仲山さんを筆頭に、設立1年にしては出来すぎと言えるくらい能力があってモチベーションも高いメンバーが集まってきてくれているなと感じています。メンバーが増えるたびにチームが強くなっていく感覚がありますし、非常に頼もしいですね。とはいえ、Virtual Wallが目指す将来像を実現していくには、まだまだスタッフが足りていないのも事実なので、引き続き積極的に採用を行っていく予定です。

――とくに採用を強化していきたい職種を教えてください。

齋藤:まずはエンジニアです。Virtual Wallのプロダクトはブロックチェーン技術を使っているので、ブロックチェーンの知見・経験をお持ちの方は特に大歓迎です。もちろん、専門的な知見や実務経験はなくても、興味がある方はぜひともエントリーしていただきたいです。あとは、UI/UXデザイナーですね。これから『Virtual Wall City』はどんどんエリアを拡大していく予定があり、サービスも増えていくので手が足りない状況です。ぜひ、このインタビューをご覧のみなさんの力をお借りしたいと思っています!

――では、どんな人がVirtual Wallにフィットしそうでしょうか?

齋藤:若いスタートアップなので、まずはチャンレジ精神のある人ですね!それから、今は全員でひとつのサービスを作り上げていくという段階なので、協調性を持って、チーム一丸となって前に進んでいける人がいいんじゃないかと思います。

仲山:それから、Virtual Wallはこれから新しい市場を作ろうとしている会社なので、新しいことをどんどん提案していける人がいいですよね。サービス開発に関してのディスカッションは活発なので、アイデアを出せる人はフィットできると思います。あと、意外と大事だと思うんですが、Virtual Wallの事業は金融を軸にしていますが、働く上で必ずしも金融や投資に詳しい必要はないと思っています。金融畑にずっといる僕たちに抜け落ちている感覚がどこかに必ずあるんです。そういった部分をズバッと指摘していただけると非常にありがたいので、まったくの他業種で「金融のことは全然分かりません」みたいな人でも、もちろん大歓迎です!

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フィンテックに興味のある方も、ない方も。

前後編の2回に渡って、「Virtual Wallストーリー」をお届けしました。私たちの事業が生まれた背景や、思い描いている未来、将来像が少しでも伝われば幸いです。

Virtual Wallは金融業を母体に生まれた会社ですが、この1年で他業種からの転職組も一気に増えました。すでにメンバーの半数以上が金融未経験です。でも、それでいいし、それがいい。なぜなら、私たちの役割は「金融をかんたんにすること」だからです。

金融をかんたんにし、今まで分からなかった人にも金融サービスを届ける、そのためにはユーザーと同じ目線の人が必要です。だから、フィンテックに詳しい人や大好きな人も大事で、全然詳しくない人も大事です。もし、少しでもVirtual Wallに興味を持ってくださったなら、詳しい・詳しくないにかかわらず、ぜひエントリーしていただければと思います!よろしくお願いいたします!^^

▽前編はこちら!
【対談】金融の「むずかしい」を「かんたん」に。〜Virtual Wallストーリー(前編)〜


公式Webサイト:https://vwall.co.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/wall_virtual

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