今回は、未経験で入社後わずか1年半で全社売上1位を達成した渡部さんにお話を伺いました。短期間でいかにして成長し、結果を出したのか、その秘訣と日々の取り組みについて詳しく語ってくれました。「早く確実に結果を出したい」と思っている新人には、参考になるはずです!
売れている人の一日のスケジュールが気になります!教えて下さい!
- 9:00: 出社。フレックスは使いません。使ってもその時間は寝るだけになるので! 定例で発生する業務、メール確認、面接や書類選考結果の確認、企業への情報共有
- 10:00: 転職候補者との面談を実施。その後、面談の中で応募することになった企業へ候補者を推薦する処理
- 11:00: 企業との電話(転職候補者の希望条件などの情報共有)、外部DB検索
- 11:30: お昼休憩
- 12:15: 転職候補者にマッチする求人をチェック(2名分)
- 13:00: 企業の戦略MTGを社内で実施
- 14:00: 転職候補者と面接対策の実施、メール対応
- 15:00: 企業とのWEB打ち合わせ
- 16:00: Wantedlyのインタビュー
- 17:00: 担当企業にマッチする候補者の確認、応募書類の添削、面談の調整、などフォローアップ
- 17:45: 髪を切るため一旦退社。
- 18:45: 転職候補者との面談を実施
- その後、社内の次長など上司との飲み会に行きます。
- 22:00: 今日実施した打ち合わせで得た情報をもとにスカウトデータベースで該当者に声を掛けます。
- 通勤電車の中や休憩時間には社内に配信されている様々なプロセスデータを確認したり、戦略を立てたりしています。
これはとある日のリアルなスケジュールなので、毎日これというわけではありません。
_それにしても社内でもおそらくトップクラスの行動量ですね。
入社当初から、結果が出ていない時は遊びたくても遊べない、寝る時間が取れないのは仕方がないと思ってひたすらやり切っていました。今は飲みに行くこともありますが、飲みに行くからといって、仕事のどれかを減らすことやサボることはありません。もちろんやり切るために、日々効率を上げる工夫をしています。また、電話などの対人業務以外は、次の日に絶対に仕事を残さないようにしています。
渡部さん 1社目:大手商社営業マン → タイズに入社。営業Gに配属。
経験が浅くても結果を出すために重要なことは何でしょうか?
まずはスピードと量の徹底です。
自分が成果を出すために、どういうアクションを起こすべきか、しっかり把握して、スピードと量を徹底しました。その際には、周囲の意見を積極的に取り入れました。スキルや経験が乏しい自分が一人で考えても限界があるため、成功者の真似をすることが早道だと考えました。行動量が多くても、それが間違っていては意味がないので徹底的に周りに壁打ちをして、 アクションプランを立てていました。
次に「新人だからベテランの先輩には勝てなくてもしょうがない」というマインドを持たないことです。
そういう風な考えで、「自分はまだ新人だから売れなくても仕方がない」と思っている人がけっこう多いのかなと思います。しかし、新人でも勝てる部分はたくさんあります。それが上記の通り、スピードと量なんです。
質の部分でベテランの人に勝つのは経験が不足しているため不可能です。でも「結果=量×質」なので スピードを伴って量をこなすことができれば出せる結果は大きくなります。 質で勝てないのであれば量をやるしかない。 質でも負けているのに 量でも負けているのは話にならない、と思っています。
結果が出ずに悩んだ時期はありましたか?
はい、ありました。初期の頃、量は出来ているのに結果に結びつかない時期がありその時は悩みました。
それでも、1年で他の人の3年分の仕事をこなすくらいのつもりでやりきった結果、すぐにその時期は終わりました。量をこなすことにはいろんなメリットがあります。
例えば自分の場合、転職候補者の方との面談数は他の人と比べてもすごく多いと思います。接点回数を増やすことはその方との信頼関係を強化したり、本音で話してもらえることに直結します。また、いろんなケースがあることを学び、経験値が高まれば仕事の質も高くなり、結果も出るようになりました。
全員が同じようにやろうと思えばできることですが、しんどいからやらない人が多いです。私の場合はそれよりも、成功したい、稼ぎたいという希望や、会社からの期待値を圧倒的に上回っていきたい、という気持ちが強かったので実行できたと思います。そもそもタイズには、さらに成長し成功するために転職したので、成功しなかったら何のために転職したんだ?ってなってしまうと思ってました。(笑)
だからこそ、会社から渡された目標よりもはるか上に自己目標をおいて、達成し続けてきました。
今後どうなっていきたいと思いますか?
今後は、自分自身の成長はもちろん、会社に対する貢献度もさらに高めていきたいと考えています。
まずはマネージャーとなり、自分のプレーヤーとしての経験を通じて面白く仕事をしていける風土づくりに貢献していきたいと考えています。
指示されたからするとか、やれって言われたからやる、という仕事のスタイルでは楽しくないと思います。楽しく働くというのは「楽」に働きたいという意味ではないです。自分で考えて行動し、意見を発信し、議論して知見を身に着けて、切磋琢磨してしっかり成果をだしていく、そういう面白い環境で働いていきたいなと思います。