熊本県芦北町とLiNew「地域活性化起業人」の協定を締結 | LiNewのニュース
リスキリング(再教育)関連サービスを提供する株式会社LiNew(本社:東京都渋谷区、代表取締役:西本 弘昌、(読み方:リニュー))は、総務省が推進する「地域活性化起業人」プログラムを活用し、20...
https://www.wantedly.com/companies/company_513077/post_articles/548112
株式会社LiNewでは、熊本県芦北町と「地域活性化起業人」の協定を締結し、芦北町を中心として熊本の地域活性化に取り組んでいます。
地方創生は、2014年に国から施行された「まち・ひと・しごと創生法」で打ち出された施策や取り組みを指します。
近年では、人口減少に伴い自治体などが消滅の危機に瀕しています。都市部への人口流出などにより地方の発展が妨げられるほか、経済を中心とした地域格差を招いています。
地方創生では地方の持続的な発展を促すために、地域ならではの商品やサービスの提供を行い、経済の活性化や地域の生活基盤の充実を図ります。
将来にわたって活気ある日本社会を維持・形成していくためには地方創生の取り組みは欠かせないものとなっています。
株式会社LiNewが熊本で地方創生に取り組むことを決めた理由は、熊本の持つ魅力に強く惹かれたからです。
特に芦北町の自然豊かな環境は、都内では得られない静けさや落ち着きを感じられ、クリエイティブな発想を育むのに最適だと感じました。また、役場の方々の温かく丁寧な対応に触れる中で、地域と一緒に新たな挑戦を進めていきたいという思いが芽生えました。このように熊本の環境や人々の魅力に出会えたことが、地方創生に向けた取り組みを始めるきっかけとなりました。
1. 現地でのエンジニア交流会開催
今年2月に、芦北町で学生を中心とした20代の若者や、地域の方々を招いて交流会を行いました。
芦北町で働く若者を増やすために、芦北町にかかわりのある他の企業も参加し、エンジニアの仕事について解説したり、現地での働き方について相談を受けたりするなど、芦北町で働くことを考えている若者に
2. しごと発見塾への参加
今年2月に水俣芦北地区にて開催された「しごと発見塾」に参加し、芦北町に拠点を構える企業として事業内容や業務についての解説を行いました。
「しごと発見塾」は、地域内にある企業が地元の高校を訪問し、企業ごとのブースに分かれて業務ややりがいについて高校生に向けて説明する取り組みです。これにより高校生が仕事の面白さを自ら発見することを目的としています。
芦北町に拠点を構える企業として株式会社LiNewも参加し、最新のAI技術やSNSなど身近なITを例にとって説明を行いました。
3. 地元の高校でクリエイティ部の活動協力
昨年より、熊本県立芦北高等学校にて活動するクリエイティ部に講師として参画しています。
クリエイティ部ではITに関心のある高校生が集い、自分の興味のある分野の活動を行っています。
LiNewではクリエイティ部に対し、動画編集をはじめ、ゲーム制作や社会人との交流会の開催に助力するなど、高校生がITや仕事への興味・関心を高められるような取り組みを多数行っています。
これにより、芦北で働きたい高校生の選択肢を広げたり、企業の取り組みを紹介することによって仕事への関心を高めたりすることを目的としており、高校生も積極的に活動に取り組むなど、活発な交流の場となっています。
4. 「あしきたIT未来フェス」への出展
今年12月、芦北町で開催された「あしきたIT未来フェス」にブースを出展しました。
400名を超える来場者に対し、ITの体験プログラムを提供し、ITを身近に感じてもらうとともに進出企業に対する親しみを深める交流の場となりました。
LiNewでは、AIツールを活用して紙に描いた絵が動き出したり、ChatGPTを活用したAIが相談に乗ってくれる体験ができたりするブースを出展しました。
お絵描きや相談事などの身近な行動にAIが加わることにより、普段AIに触れる機会のない方もAI技術の発展に驚きの表情を見せていました。
5. ビジネスコンテスト「ASHiKiTA PiTCH」への参画
今年12月に芦北町で開催されたビジネスコンテスト「ASHiKiTA PiTCH」に実行委員会のメンバーとして参画しました。
芦北の町から挑戦したい若者や企業がビジネスアイデアのプレゼンテーションを行いました。LiNewでは、投資家や町役場の方たちと共にプレゼンテーションを聞き、一部に対してIT企業としてのアドバイスや助力をしていく方針です。
6. 創作和食「升昌」の開店
今年11月に熊本県熊本市にて子会社のRiFOWが創作和食「升昌」をオープンしました。
料理には熊本の素材をふんだんに使用するほか、内装でも熊本の素材を活かして落ち着いた雰囲気の空間を作り出しています。
熊本の良さを再発見し、ゆったりとした空間で大切な人と穏やかな時間を過ごしていただけるようにというコンセプトのもと設計されました。
7. 自治体と協力して「官民交流会」を開催
今年12月中旬には、熊本県の自治体と共に官民交流会を行いました。
熊本県の水俣市、芦北町、津奈木町より役場の方と、既に熊本県に進出している、またあるいは進出を考えている企業を募り、交流会を行いました。
第1部では各自治体が参加者に現状の課題点やそれに対する取り組みについて参加者に紹介し、進出企業からも進出のメリットや現状について説明が行われました。
第2部では、今年11月より熊本県に開店した創作和食「升昌」の料理長を迎え、熊本の食材をふんだんに使ったビュッフェが開催され、和やかな雰囲気で今後の熊本について語らいました。
当社では、今後さらにIT人材の育成に力を入れるとともに、地域を活性化するための取り組みを推進してまいります。
芦北町をはじめとした熊本の魅力を継続的に発信することで、企業誘致や移住者の増加を目指し、地域の可能性を最大限に引き出す施策を展開していきます。
また、芦北町における課題解決の成功事例を全国に広め、地方が抱える共通の課題解決にも寄与してまいります。