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二児のパパと経営者の両立

COOの井上です!
私は、日々日本全国を飛び回り、新規のお客様とのミーティングや採用面接、見込みのお客様との商談をこなし、北は札幌から南は熊本まで、約140社のお客様と信頼関係を築いています。
一方で、3歳児と1歳児の父親として、家族との時間も大切にしようと努めています。「仕事」と「家庭」という二つの柱の間で、どちらも全力を尽くす日々を送っています。

1.仕事に没頭した日々

振り返れば、1人目の息子が生まれた頃、私は仕事に全身全霊を注いでいました。
週6日、会食や出張がびっしり詰まったスケジュールで、家に帰れる時間はほんのわずか。妻や息子に顔を見せるのは朝『いってきます』の直前だけという生活でした。
当時の私は、「会社を成長させることこそが社員や家族を守ることと、弊社に関わった全ての企業様を幸せにできる」と信じ、ひたすら走り続けていました。
会社を軌道に乗せるために必死で、息子の成長よりも自分の成長や会社の未来に完全に目が向いていたのです。息子が初めて寝返りを打ったときや初めて笑ったときの瞬間を見逃し、「可愛い」と思う余裕さえ持てなかった自分を、今では反省しています。

2.頑張ったからこそ得られたもの

ただ、その時期の努力が無駄だったとは思いません。必死に頑張ったことで、会社は大きく成長し、同じ目線で戦ってくれる信頼できる仲間たちが増えました。一人ひとりが自分の役割を全うし、会社を支えてくれるおかげで、私が全てを抱え込む必要はなくなりました。そして、2人目の息子が生まれたとき、私はようやく家族との時間を意識的に作ることができるようになったのです。今では、一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったりする時間を少しずつ確保できています。仕事がある日は一緒に寝られない日も多いですが、家にいるときは息子たちのおむつを替えたり、公園で一緒に遊んだりして、少しでも彼らの成長に寄り添おうとしています。息子たちの笑顔に仕事の疲れが吹き飛び、「もっと成長しなければ」という新たなエネルギーをもらっています。

3.家族が教えてくれること

家族の存在は、私にとって学びの宝庫です。1人目の息子が生まれたときは「守るものができた」という責任感で頑張り続けましたが、2人目が生まれた今は、彼らから学ぶことのほうが多いと感じています。例えば、息子たちが一生懸命に何かをやり遂げようとする姿は、私に初心を思い出させてくれます。また、彼らの成長は、私に時間の大切さを教えてくれました。「今」を共有しなければ、それは永遠に戻らないということを。妻にも深く感謝しています。私が仕事に没頭できるのは、妻が家庭を支え、子どもたちをしっかり育ててくれるからです。彼女の献身的なサポートがあるからこそ、私は安心して仕事に打ち込むことができます。そして、帰宅したときに見せてくれる彼女の笑顔は、私にとって最高の癒しです。

4.信頼できる仲間への感謝

また、会社の仲間たちにも心から感謝しています。社員一人ひとりが自立し、時には私以上に会社の未来を考えてくれることで、私は家族との時間を作る余裕が生まれました。彼らの存在は、会社の成長だけでなく、私自身の成長を支える大きな柱です。仲間たちの努力を無駄にしないためにも、私自身が経営者としてさらに進化し、会社をより良い未来へ導いていきたいと思っています。

5.頑張るときと、休むとき

「頑張るときは息を止めるように全力で取り組む。そして、オフの日は家族との時間を全力で楽しむ。」これが、私が『今』大切にしている生き方です。仕事と家庭をしっかりと切り分け、それぞれの時間を充実させることで、どちらにも真剣に向き合える自分でありたいと思っています。両立は決して簡単ではありませんが、家族の成長を見て自分も成長し、仲間たちの支えに感謝しながら歩み続ける。このサイクルが、私の人生を豊かにしてくれています。このストーリーが、同じように家庭と仕事のバランスに悩む方々の励みになれば幸いです。

家族も、仲間も、そして仕事も。どれ一つ欠けても、今の私は成り立ちません。その全てに感謝しながら、これからも全力で走り続けたいと思っています。


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