有限会社たかえん

秋田県

「手と心」で農と食を結び「丁寧な食」を次代につなぎたい

食事は、単に飢えを満たすことでも、エネルギー補充でもありません。食物は、飽食の嗜好品でも、食べられる工業品でもありません。農から食へ、食から身体へ、身体から心へ、命を支える糧であり、人間らしさを支える「心の糧」であります。私たちの役割は、この生命のリレーを世代を越えてまもり育むこと。更にはそのような思いのもと営まれる「丁寧な食」を次代へとまもり繋ぐこと。それを担っているのは、働く仲間一人一人の「手と心」です。この志で共に働く方と出会えることを心から楽しみにしております。

価値観

２０１１年３月、東日本大震災による大停電が発生、多くのお店が開店できない状況下に、私たちは一日も休むことなく営業を続け、地域に根差す食のインフラとしての使命を果たしました。この経験から、産地に根差し人とのつながりを持つことがかけがえのないたからであること、機械に頼らない調理を身につけていることの優位さ、そしてお客様から「ここなら開いているはず」という信頼に応えることの大切さを実感しました。

私たちの仕事は一次産業従事者の生産物があってこその仕事です。自社とパートナーシップを結ぶ生産者たちはもとより、地域の生産者、関わる事業者や諸団体、更には一次産業と食とに関する大学等研究機関とのつながりを創り、それぞれの強みを活かすことは、自社の仕事のひとつだと考えています。そして、取引先に地域へ足を向けて頂き、ビジネスを通じて深い絆を作り上げております。経産省METIジャーナルで弊社取り組みが掲載されています　https://journal.meti.go.jp/p/52/

弊社は課題解決型インターンを行い、学生と会社双方に成長をもたらすことに拘っています。毎年、国内外から複数名の大学生が関わり、自社の経営に様々な変革を得てまいりました。地域農産物の販路開拓、展示会出展、新事業創出、情報発信など取り組みは様々ですが、参加した学生からは満足したというフィードバックを頂いております。その学生の中には、その後弊社に就業する者もおります。インターン生のインタビューの動画です https://www.youtube.com/watch?v=zoryjrHCEGo