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怒涛の創業1年半を振り返って

2022年7月22日投稿

株式会社Dexall代表取締役の柴田と申します。

創業から約1年半が経ちましたが、全然ブログが更新できてませんでした。
創業期は本当に忙しすぎてブログを書く暇がありませんでした、、と言いたいところですが単純にサボっていただけです笑

ほんの数人だと思いますが更新を待っていた方々、大変お待たせしました。。

今後、本格的にブログを書いていこうと思います!

理由としては、Dexall(デクサル)という会社をもっと知ってもらいたいという思いからです。
それはこれから入ってくる社員の方、新規のお客様、その周りの方々、そして今まで関わらせていただいた全ての方々に対して、
Dexallとはどんな会社なのか、どんなことを考えているのかをしっかり伝えることでより多くの人と信頼関係を築けると思ったからです。

うちの会社の良い面も悪い面もできる限りさらけ出していきたいと思います。

まず、この一年半どんなことがあったのか
時系列を追ってざっくり説明したいと思います。

営業代行迷走期(2021年2月〜5月中旬)
起業したものの何をすれば良いのか分からない。
創業メンバーの3人は全員営業経験があったので、とりあえず売れそうな商品を営業すればいけるだろうという軽い気持ちで創業。
創業メンバー(現役員)3人でマンションの一室で共同生活を始める。
創業前から「デジタル化で心を豊かに」というミッションを掲げて業界はITに絞っていたので、とにかく色々なITシステムを数多の企業にテレアポや飛び込みで営業しまくる。

話を聞いてくれる優しい方は多かったのですが、成約まで至ることはなくこの間は売り上げはゼロで「起業は甘くない」という最初の洗礼を受けました。

スタートアップに憧れ期(5月中旬〜6月)
世の起業家は創業期に何をしていたのか必死に勉強していく中で、アイデアを伝えてVC(ベンチャーキャピタル)などから資金を集めていく「ザ・スタートアップ」に憧れる。
営業活動は一旦休止して3人で1日中情報収集や議論をして新たなビジネスモデルを考えてはたくさんのVCに提案していた。
その中で1500万円の出資を提案していただいたVCの方もいらっしゃったが、まずは自己資金で事業を回さないと起業家としての本質的な実力がつかないと感じて出資を断る。

断腸の思いでの決断で、もう後には戻れないという苦しい状況に自らを追い込んでしまいました。

SES事業立ち上げ奮闘期(7月〜9月)
そうこうしている内に口座残高はどんどん減ってきて、このままでは10月に資金がショートする計算だったので、とにかく売上を作ることに集中する。
ITに関わるものであれば何でもやるという思いで営業代行を再開する中で、知人にSES事業(客先常駐でのエンジニアリング)を経営している方を紹介してもらい、立ち上げのコンサルに入ってもらう。

この事業で失敗したら解散という状況で3人競い合いながら全力で営業して、3ヶ月後には月の収支は黒字にすることができ、自分たちに給料を払えるようになりました。

新メンバー迎え入れ&倒産寸前期(10月〜2022年1月)
周りの友人を誘って、営業メンバーが3人増えて教育しながら営業活動を行う。
3人とも2ヶ月で成果が出始めて営業5名体制となり売上がどんどん増加していった。
ただ、SESは入金サイクルが遅いため口座残高が底をつき黒字倒産しかける。
資金繰りに奔走して信用保証協会からの融資が確定し、何とか生き延びる。

本当に死ぬかと思ったので、資金繰りには本当に気をつけなければいけないと身をもって感じました。
※今では売り上げがなくなっても3ヶ月は給料を払っておけるくらいの体力はありますのでご安心ください。

事業部拡大期(2月〜6月)
融資で調達した資金を有効活用すべく、求人広告を掲載し始めて本格的に採用活動を始める。
エンジニア職の採用面接は初めてだったが、たくさんのエンジニアの方とお会いして一人一人に向き合っていく中で、初めて友人つながり以外の方の入社が決まる。
その後エンジニアメンバーも営業メンバーもどんどん増やしていく。
一方で採用人数が増えたことに比例してトラブルの数も増加してきたが、その度に社員一丸となって解決することで本質的なチームワーク力が鍛えられてきた。

この時期になってようやく会社っぽくなってきたので、やっと一息つけるようになりました。
しかし、休息も束の間で今は採用業務も他のメンバーに引き継ぎ、私は受託開発事業を自らPMとしての立ち上げに奮闘しています。

ざっと起業してからのこの一年半を振り返るとこんな感じです。
間違いなく人生で一番濃い一年半だったと思います。

実はそれぞれの時期にまだまだ書ききれてない色々な苦悩や葛藤のドラマがありましたが、長くなってしまうのでここでは割愛します。
もう少し具体的な創業物語はまた後日書こうと思います。

振り返ってみて思うことは「やっぱり起業は大変。」という感情と「でも起業は楽しい。」という二つの真反対の感情がブレンドされた何とも言えない感覚ですね。

でもやっぱり率直に起業して良かったか?と聞かれれば、はっきりと「起業して良かった。」と答えられます。

なぜなら、起業する前と今とでは圧倒的に今の方が幸せだからです。

幸せだと感じる理由は、
今の方が周りに助けてくれる人が多いという点だと思っています。

苦しい時はたくさんありましたが、その度に何とか乗り越えようと頑張っていると、不思議と助けてくれる人が現れるんです。

それはお客様だったり、協業関係のパートナーだったり、社員の仲間達だったり、家族だったり、友人だったり。

今の幸せな自分があることは、誰かの支援が必ずあるので、その方々への感謝を決して忘れてはいけないと考えています。

ここで、改めて感謝の言葉を述べさせていただきます。

友人かつ創業メンバーかつ現役員の吉川と渡辺へ
「無茶なことばかりお願いして、上手くいく保証もなかった頃の俺についてきてくれてありがとう。」

Dexall社員達へ
「こんな大した実績もない小さな会社にご入社いただきありがとうございます。これからDexallを立派な会社にしていくことを誓います。」

弊社を支援してくださった企業様、個々人様へ
「何も実績のない弊社にご支援いただき誠にありがとうございます。」

そして家族へ
「苦しい時は背中を押してくれて、嬉しい時は一緒に喜んでくれてありがとう。」

ここでは個人名を全員は挙げられないので、
今後一人一人直接恩返しをさせていただきます。

成功や幸せの裏には必ず恩人がいる。
だから、生きている内にその恩人たちに必ず恩返しをしたい。

そのためには自分が成長して、会社をより成長させて、自社社員を含む自分の周りの人へ与えられるプラスな影響力をもっと高めないといけないのです。

よって、私の考える周りの人が幸せになる1番の方法は「自身の成長」です。

つまり、経営者として「会社の成長」は使命であると考えています。

これからもより多くの人へ良い影響を与えられるように、「自身の成長」と「会社の成長」に日々邁進していきたいと思います。

『デジタル化で心を豊かに』
『DX(デジタルトランスフォーメーション)をALL(全ての方々へ)』
Dexall(デクサル)は上記ミッションの実現のため、
より一層成長してまいります。

株式会社Dexall 代表取締役 柴田真聡

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