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【転職エントリ】新卒から9年間客室乗務員だった私が、未経験ひとり広報としてスタートアップ企業Unitoに転職した話

「暮らしの最適化の追求」をパーパスに掲げる株式会社Unito。今回は転職エントリとして、2024年5月にUnitoに広報として入社した平岡が、入社後2ヶ月を振り返り感じたことをまとめます。

広報 | 平岡 玲奈
千葉県浦安市出身。新卒で客室乗務員として国内線を4年、転職し国際線の東南アジア・リゾート部門にて2年乗務。中距離エコノミー / ビジネスクラス責任者 (マネジメント) 資格取得。2021年8月、コロナ禍に伴う社外出向を通じて、スタートアップ支援事業(株式会社01Booster)へ参画。 有楽町SAAIコミュニティマネージャーとして、社内新規事業/仙台市オンラインコミュニティマネジメントを担当。2023年4月帰任し、フライトと兼務にて新ブランドSNS運用チームに参画。2024年5月より株式会社Unitoに転職し、広報を担当。

はじめまして!
今年の5月にUnitoに広報として入社した平岡です。Unitoに入社する前は、客室乗務員として9年間航空会社に在籍しました。

今回は転職エントリとして「どうして9年間続けたCAを辞めて、Unitoに未経験で広報に転職したのか」「Unitoの広報としてこれからどうしていきたいのか」2ヶ月経ったいま、改めてまとめてみたいと思います。

ー 9年間続けた客室乗務員をやめた理由

「会社からのバトンを受け取った気持ち」でフロントラインを務める

まず大前提、私は接客が好きで様々な文化に触れられる、CAの仕事が大好きでした。
でも振り返ると、単純に辛い場面も多かったように思います。

ひとつは体力、気力の面。
航空会社は公共交通機関なので、様々な背景をもつお客様に対してCAとしてバリューを出せるようになるまでは、毎日胃がキリキリするような思いでした。おまけに朝3時起きも普通で、体力的にもハードでした。

そして揺れや急病人対応などリスク管理をしながらのサービス業務は、常に緊張感が漂い神経も消耗していました。(これは恐らくどの航空会社でも同じはず...!)

(1社目の航空会社、大好きな同僚とラストフライトの様子)

そんな中でも、フロントラインとして直接お客様と接しながら「会社のファンを増やせること」に、やりがいを感じていました。

自分たちの行動が、会社の印象を決める。だからこそ勝手に「会社からのバトンを受け取った気持ち」でフライトに臨んでいました。

CA6年目「コロナ禍」を転機に、期間限定コミュマネを始める。

悩み始めたのはCA6年目に入った時です。国際線の会社に転職し、楽しさが増す一方「CAを極められるだろうか」と感じるようになってきました。接客は楽しいものの、常に保安業務の緊張感の伴う職場環境に疲れたのもあります。

そして2020年4月、コロナ禍でフライトが激減して、さらに身近な友人が起業して「私も新しいことに挑戦してみたいな」と感じるようになりました。
そして翌年の6月。会社が社外出向を募集し始め、迷わず応募しました。

(2021年、コロナ禍で会員さん全員に検温していた時期)

そこから1年8ヶ月間、新規事業支援をする01Boosterという企業に出向し、人と人を繋ぐ「コミュニティマネージャー」と呼ばれるようになりました。担当は創業期スタートアップや大手企業の新規事業担当などが集まる「有楽町SAAI」というコミュニティでした。

新卒で航空業界しか知らなかった自分には、あまりにも刺激的な日々で語り尽くせないのですが、2023年3月まで初めてCA以外の仕事をした期間でした。

こちらもnoteにまとめていただきました。ご興味お持ちいただける方はご参照くださいませ。

コミュニティマネージャー紹介 梅木玲奈|SAAI Wonder Working Community
今回の「SAAI note」では、社外出向制度を利用し、3月末までゼロワンブースターのコミュニティマネージャーとして活躍された梅木玲奈さんにお話を伺いました。 プロフィール 梅木玲奈 ...
https://note.com/saai/n/nfdf2972e650c

ー 帰任、転職を決意した理由

フライトに戻って感じたギャップ

2023年4月、航空需要も回復したことで逆に乗務員が不足し、フライトに戻ることになりました。しかし毎便違うメンバーとのフライトや、一つの仕事(フライト)が長くても9時間で終わってしまう短期スパンに違和感を感じるようになりました。

例えば、毎便違うメンバーとの仕事はチームビルディングから始めるため、今まで負担に感じなかったコミュニケーションにかかるコストがストレスになっていました。

(久しぶりに来たシンガポール、帰任後好きだったお店が閉店していました)

またフライトは良くも悪くも9時間程度で終わります。コミュマネ時代に回していたPDCAサイクルと比べると、圧倒的に短いスパンでそのサイクルを回さなければならず、それに対してもうまく適応できていないように感じていました。

何よりもフライト自体安全業務がほとんどを占めているので、マニュアル通り緻密にフライトを進めていくのですが、その「マニュアル」通りに動いてみてコロナ前には思わなかった「欲」が出てきました。

「自分の仕事を自分で意思決定してみたい」という欲です。

会社の思いを「どう伝えるか」考える側になりたい

では何の仕事に対して意思決定をしたいのだろうと考えた時に、「フロントラインとして会社の思いを届ける」仕事が好きでCAを続けていたことから、会社の「何の想いをどう届けるか」考える側になりたいのでは、と考えるようになりました。

「何の想いをどう届ける」か考える、それってどんな仕事なんだろう。

マニュアルに安全に飛行機を飛ばすやり方は載っていても、会社の想いの表現方法は載ってないのでは。

そこから「魅せ方・伝え方を考える仕事」に興味を持つようになりました。

SNS、マーケティング、ブランディング。調べていくうちに「広告宣伝はBuy me、 広報はLove me」という言葉に出会いました。広報は会社やプロダクトに込められた想いの伝え方を考える、まさにその仕事かもしれない。

そしてフロントラインで感じた、会社との距離感がない規模感=スタートアップで広報をやってみたい。そう思った2024年2月、広報未経験という無謀な条件で転職活動を開始しました。

ー 新しい常識を創るスタートアップに、広報として

Unitoとの再会、暮らしにこだわる

そこからコミュニティマネージャー時代の紹介など、様々な方をお会いすることができました。が、Unitoに関しては、wantedlyの検索フィルターで「未経験、広報、中途」で見つけた最初の採用です。

実は客室乗務員時代に、Unitoのサービスを知っていました。
帰らない日が月の1/3くらいあって、その分ステイ先のホテルで暮らすような生活だった自分にとって、まさにドンピシャなサービスで強烈に覚えていて興味があり、カジュアル面談を受けてみたのがUnito転職のきっかけです。(今の直属の上司、CMOの玉木さんと話しました)

話を聞いて感じたのは「このプロダクトが実現すれば、たくさんの人の暮らしがもっともっと自由になって、家族や自分の時間もできて心も豊かになるのではないか。そんなUnitoの広報をやってみたいな」ということ。

Unito、そして未経験だけど広報にこだわり挑戦したい想いを話し、仲間に入れてもらうことになりました。

ー 実際にUntioに入ってみて

素早く試すのは、前例のないことに泥臭く立ち向かうための「時間の貯金」

実際にUnitoにジョインして感じたことは、「素早く試し、深く考える」カルチャー。時間は有限という気持ちが強いけど、限界を決めずやり切ろうという泥臭さがあります。

時間の有限性でいうと「これは3時間の工数が必要、どのクオリティでどこまで進めるか」という会話を聞いた時、限られたリソースをいかに最大化しようとしているのかを痛感しました。PDCAサイクルも常に回して、隙あれば無駄な工数を減らします。

この無駄を最大限なくすマインド。
それは「前例のない、新常識を創るUnito」だからこそで、前例なし・ロジカルに解決できないことが起きた場合に、泥臭くやり切るための「時間の貯金」なんだなと感じています。

「泥臭さ」とは、一見無鉄砲な印象を受ける言葉です。
でもUnitoの泥臭さの先には、必ずといっていいほど、さらに大きな飛躍を創るものがある。ユーザーの暮らしがUnitoによって圧倒的に良い方向に向いて欲しい。Unitoはパイオニアだからこそ、来る泥臭さに備える効率化を図っていました。

「Unitoが描く世界」をみんなと作りたい。巻き込みたいと思わせる「何か」

そしてとにかくリファラル採用が多い!
5月の入社前、4月上旬にあったUnitoのお花見会に参加する機会がありました。そこで受ける紹介が「前職の同僚」から始まり、「大学の同級生」「高校の先輩後輩」さらには「幼稚園の幼馴染」までいて、本当にびっくりしました。

人との繋がりって難しい。だからこそ、縁を大切にし続けられる人が集まっていることへの驚きと、このチームにジョインできることの嬉しさがありました。

そして、ただ縁を大切にできる人が集まってるだけでなく、Unitoには人を巻き込んで、「Unitoが描く世界」を一緒に作りたい。そう思わせる「熱狂」があるのです。

その熱狂は「Unitoが描く未来は、絶対に暮らしを良い方向に変える。」
一人一人がそのビジョンを強く信じていて、そこから生まれる熱だと感じました。

私も現に、こんなにも愛すべき仲間が熱狂的に創り上げようとしているUnitoを、一人でも多くの人に伝えなければ、という誰にも頼まれていない使命感にかられています。

ー 最後に

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」とよく聞きますが、まさにUnitoは、その両方、みんなで早く遠くに行く途中にいます。

まだまだ、Unitoは進化を続けます。皆が創り上げているUnitoが、一人でも多くの方に愛される存在になりますように。これからもUnitoをよろしくお願いいたします。

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