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代表ロングインタビュー!3WELLが目指す未来

3WELLインタビュー企画!今回は、特別編のロングインタビューです。代表取締役社長・中村光海にフィーチャーいたしました。

2020年に設立された株式会社3WELLは、わずか5名でスタートし、現在では85名以上の社員を抱える企業に成長しました。

5期目を迎えた今、代表が描く3WELLの未来像、そしてインフルエンサーマーケティング業界の今後について語っていただきました。



この記事の主人公


中村 光海 Mitsuhiro Nakamura (1993年・埼玉県) 

株式会社3WELL 代表取締役社長

高校卒業後、個人でイベント企画事業を立ち上げる。その集客ツールとしてSNSを活用していたことがきっかけとなり、2015年にインフルエンサーマーケティング事業を開始。 2020年6月に株式会社3WELLを設立し、業界のリーディングカンパニーへと成長させる。

中村さんよろしくお願いします!今回は「3WELLの未来」がテーマです!ついに3WELLも5期に入りましたね...!

よろしくお願いします!

そうだね。5人から始まった3WELLも、あっという間に85名超えの組織になりました!


急激に成長していて、人事としても嬉しいです。

若い世代がいきいきと力を発揮して働いてくれているよね。本当に頼もしいです。

前期は、成果報酬型インフルエンサーマーケティングの領域で、自社サービス「THREE With」が国内シェアNo.1を達成しました。順調に成長を続けているからこそ、これからはさらに多くの挑戦を重ねていきたいと考えています。


では、その今後・未来についてですが...企業規模を拡大していく上での展望を教えてください!

やはり、まずは海外進出ですね!


社員の1人としてワクワクが止まりません!どこの国・地域に着目しているのでしょうか?

特に東南アジアに注目しています。

日本のインターネット広告市場は成熟しつつあり、成長率は緩やかになっています。

対して、東南アジアは急成長しており、今後のポテンシャルは非常に大きいです。長期で見れば日本を超えるマーケットになるんじゃないかと思っています。


東南アジアを中心に海外視察へ行かれていましたが、その際のこともお聞かせください。

視察を通じて改めて実感したのは、世界は非常に広く、多くの可能性が広がっているということです。

それと同時にこれまで自分が「日本市場でどう勝つか」にばかり集中していたことに気づきました。

正直、どこかで海外市場は難しいという先入観があったんです。

でも実際に現地を訪れてみると、言語の違いはありますが、日本で培ったノウハウは海外市場でも十分に通用するものだと確信しました。

そして、難しく考えすぎるより、まずは動き出すことが大事だと思っています。走りながら考えるっていうスタイルが、結果的に大きな変化や成長につながることが多いですしね。


実際、東南アジアでのSNSマーケティングの可能性はありそうでしょうか?

それはもう、大いにあります。

まず、2023年には6億人以上がインターネットを利用していて、SNSの利用率も70%を超えています。

もちろんスマートフォンの普及率も高いです。日本は「ガラケー」や「パソコン」様々なデジタルデバイスを経て、スマホへ移ってきているので、情報収集はGoogleで検索するのが普通ですよね。

東南アジアでは初めて手に取ったデジタルデバイスがスマホがという人も多くて、スマホに最適化されたSNSが情報収集やコミュニケーションのメインツールとなっています。

特に驚いたのは、仕事や家を探すのもSNS上で行われていることです。

SNSが日常生活に深く浸透しているため、テレビや新聞といった伝統的なメディアよりも、SNSで得た情報やインフルエンサーのレビューが消費者にとって信頼できる情報源になっています。

だからこそ、東南アジアではインフルエンサーマーケティングが日本よりも重要視されていますし、今後もさらに市場は大きくなると思います。


東南アジアで3WELLが強みにできそうなことは、何だとお考えですか?

やはり、成果報酬型のインフルエンサーマーケティングで国内No.1のノウハウと実績があることですね。

東南アジアではECモールやライブコマース市場が急成長しています。

その中でも、インフルエンサーがショート動画やライブ配信を通じて商品を販売し、販売実績に応じて成果報酬を得るプロモーションが非常に盛んになっているんです。

ここは、まさに3WELLが日本で培ってきたスキルやノウハウをそのまま活かせる領域だと思います。



なるほど!弊社が海外進出することによって同業界や経営者たちに、どのような影響を与えられると思いますか?

日本はどの事業領域にもトッププレイヤーが存在しているため隙間が少なく、新しい市場を作り出すことは非常にハードルが高いです。

さらには、少子高齢化や円安といった問題もあり、日本経済が不安視されていることからも、海外の市場に目を向ける人は増えてくると思います。

そんな中で、自分たちが先陣をきって海外市場に挑戦し、実績をあげることができれば、新たなビジネスチャンスや活路を他の企業にも示すことができると思っています。


海外進出がますます楽しみになりました!他に、中村さんの中で未来で挑戦してみたい事業などはありますか?

直近では、既存のSNSマーケティングサービスの拡充に注力していきますが、中長期的には人材に関する事業に着目しています。

仕事って人生の中で最も多くの時間を費やすことなので、その充実感が幸福度に大きな影響を与えると思うんです。

だからこそ、人材に関する事業を通じて、人生をより良くするきっかけを提供することは、3WELLのミッションである『人の夢を、終わらせない。』にピッタリ合ってるなって感じています。

日本が抱える労働力不足という社会課題の解決にも繋がりますしね。


興味深いです。では次に、課題点について。3WELLの現状の課題だと感じる部分を教えてください。

一番の課題は経営人材の育成ですね。

会社が急速に成長していく中で、新たな事業やサービスを立ち上げる機会がさらに増えていくと思います。

そのときに、事業を任せられるような経営人材をしっかりと育成しておくことが必要なので。


そうですよね。では、その対策・解決策として取り組んでいることはありますか?

ポテンシャルのある社員に、マネジメント職に挑戦する機会を積極的に与え、実践を通じて成長を促す抜擢人事を行っています。

もちろん、そのような抜擢をする際には、抜擢した社員をしっかりと育成し、責任を持ってサポートする体制も重要です。

あとは半年に一度の「転生チャレンジ」という異動希望制度を実施しています。

社員が自分のチャレンジしたい仕事へ、積極的に挑戦できるような制度になっています。


私自身も異動希望でキャリアを築けたので感謝しています!では、今期に入ってからの取り組みはありますか?

リーダー・マネージャー・局長・事業部長たちによる戦略勉強会ですね。これは事業部を横断して毎週行っています。

まだ走り始めの施策ですが、早速触発し合いながら、良いインプット・アウトプットができているようです。僕もオブザーバーとして参加しています!



では続いて視点を変えて...インフルエンサーマーケティング業界に対して感じている課題はありますか?

インフルエンサーマーケティングは、まだ企業の選択肢の中でも優先順位が低めだと感じています。

特に、昨年10月に施行されたステマ規制の影響で、さらに慎重になっている企業が多いですね。

インフルエンサーは広告の専門家ではないため、悪気なく法律に抵触してしまう広告表現を行ってしまうことがあります。

だからこそ、僕たちのような企業がインフルエンサーと企業の架け橋となり、安心してプロモーションを展開できるサポートをする必要があると思っています。


私たちの使命ですよね。行っている対策も教えてください!

社内向けのコンプライアンス研修はもちろん、マーケティング業務に関わる全員が、景表法と薬機法に関する認定資格を取得しています。

これからもインフルエンサーマーケティングがより社会的な信頼を得られるように、3WELLではコンプライアンスの遵守を徹底していきます。


では、また視点を変えますが....今後もたくさんの挑戦をしていく中で、改めて中村さんの仕事に対する信条を教えてほしいです!

自分と周りの人の可能性を信じること、そして大きな目標を持つことです。


中村さんの中で、ずっと変わらないものですよね。

そうですね。10代で最初の起業をしたとき、たった1人で何もない状態からのスタートでした。

それでも、自分を信じ挑戦を続けることで、周囲の協力を得ることができ、ここまでやってこれました。

自分を信じたからこそ道が開けましたし、これからも信念を持って挑戦し続けます。


一方で、僕を信じて協力してくれた人たちががいたように、今度は僕が社員やお取引先など関わるすべての人たちの可能性を信じ、支援していきたいと思っています。


大きな目標を持つということについても、非常に重要だと思っています。

多くの人は、自分ができることの範囲内で物事を考えがちです。

しかし、今の自分に何ができるかよりも、まずは『自分がどうなりたいのか』『何を成し遂げたいのか』を真剣に考えることが大事だと思います。

そのビジョンや理想から逆算して目標を設定することで、初めて大きな一歩を踏み出すことができるんです。

つまり、自分の現在地にとらわれず、大きな目標を設定することが、未来を切り拓くための第一歩なんです。

そうやって挑戦していく中で、不安や壁に直面することもあるかもしれませんが、振り返ったときに、当初の自分が想像もできなかった場所に辿り着けていることに気づくはずです。



では続いて、採用の観点について。24年4月に3WELL初の新卒入社がありました。新卒採用を始めた理由を聞かせてください。

きっかけは、24卒の長期インターンの学生達が多く所属していた時期だったことです。彼らが就活を始めるタイミングで本格的に考えるようになりました。

新卒で入社した社員は、会社に強いロイヤリティを持ちながら、成長し続ける傾向があると思います。

企業が新卒採用を行うのは、単に若い力を取り入れるだけでなく、そうした人材が長期的に会社に貢献し、成長していくための基盤を作るという狙いもあるのだと思います。


おっしゃる通りです。もちろん新卒採用は今後も継続しますよね?

今後は新卒中心の採用に切り替えていく想定です。

3WELLのビジネスモデルにおいても、若い世代の新しい視点やエネルギーを取り入れ続けることは非常に重要だと考えています。

実際、新卒が入社してくれたことで、既存のメンバーの気が引き締まり、さらに優秀な新卒たちから良い刺激やプレッシャーも受けています。

そのおかげで、会社全体の雰囲気も明るくなり、士気も高まりました。

新卒採用に踏み切って本当に良かったと感じています。


では5期に入ったこのフェーズで、中途採用に求める人材についてもお聞かせください。

今後3WELLの中途採用は、これまでの若手採用とは異なり、会社の成長フェーズに応じて必要なスキルを持った方を、ピンポイントで採用していくスタイルになっていきます。

ですのでスキルに関しては、その時々の求人をご参照いただくとして....

何より重要なのは、主体的に変化できる力です。

スタートアップやベンチャーの環境は日々目まぐるしく変化していきます。

その中で、『前の会社ではこうだった』といった固定観念にとらわれることなく、変化を前向きに捉え、成長のチャンスに変えていける方と働きたいと思っています。

3WELLは挑戦を続ける会社だからこそ、自分の可能性を信じ最後までやり遂げる意志を持った方と出会いたいですね!



中村さん、貴重なお話ありがとうございました!

代表の1回目のインタビューでは、設立に至るまでのバックグラウンドについてお話しいただいています。こちらも併せてお読みください。

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