こんにちは!homie採用広報担当の岡本です。
記念すべき第一回目のインタビューはhomieのVPoT、ばっしーさんこと石橋さんです。
ばっしーさんは新卒でサイバーエージェントに入社、2019年にhomieに入社されました。
メガベンチャーからスタートアップにとびこむのにはなかなか勇気が必要なことですが、なぜばっしーさんはその決断をしたのでしょうか?
【プロフィール】
・石橋 弦樹(Genki Ishibashi)
テックリードエンジニア アーキテクト
横浜国立大学工学部卒業後、2015年サイバーエージェントに入社。 広告効果測定ツールシステム開発、広告配信システム(DSP)開発・データ分析に携わる。2020年5月homieにテックリードエンジニアとして参画。2021年執行役員VPoTに就任
メガベンチャーでしか経験出来ない大型プロジェクトに携わった勉強の毎日
岡本:早速ですが、ばっしーさんのこれまでのキャリアを教えてください。
まず、なぜ新卒でサイバーエージェントに入られたのでしょうか?
ばっしー:もともとiPhoneのアプリの開発に興味があって、サイバーエージェントで働いていた大学の先輩に誘われてインターンに参加しました。それがきっかけで入社を決めたんです。
岡本:サイバーエージェントではどのような業務を担当されていましたか?
ばっしー:主にスマホ広告の効果測定ツール・DSP等のアドテク関連の事業に携わっていましたね。
入社してからは色んなことに挑戦させていただいて、オンプレからクラウドに移行したり、ビッグデータを扱った分析等を経験させていただきました。
さらに掘り下げると、アドテクでは普通の事業とは違って、高トラフィックかつ低レイテンシーなレスポンスが求められるので、キャッシュ戦略や効率的な処理を意識したコーディングが必要になります。また、広告の入札単価を決めるために機械学習、有効なロジック・特徴量を見つけるために統計的な知識が必要だったので、とても勉強になりました。
生まれて間もないサービスに、成功の可能性を強く感じたきっかけ
岡本:大手でないとできないような経験をされたのですね。そんな中、できたてほやほやのスタートアップ企業に転職した理由はずばり何でしょうか!
ばっしー:一言でいうなら、『homieのビジネスが成功するイメージができた』からです。
岡本:ほ~! ばっしーさんがジョインする時はまだサービスがリリースされていなかったのにも関わらず、早くもイメージができたのですね…!
ばっしー:不動産業界ってまだまだアナログな業務が多いんですけど、未だにそこに革命を起こす代表的なサービスがあるとは言い難いと思います。
その一番ネックになっている部分は、そこの界隈の人脈なしにはサービスが使われないからだと思うんですよね。不動産のサービスは、現場の課題をとらえたアイディアと人脈の双方があって初めて成立するものなので、なかなか業界で代表とされるようなサービスを作るのが難しいのだと思います。
ただ、homieには不動産業界の課題を解決する施策と、それを業界に広める人脈を持つ人たちの双方が揃っている。
じゃああとは技術力だけで、彼らが求めるプロダクトのレベルも高かったのですが、今集まってるメンバー・身につけてきた技術を駆使すれば作れる自信はあったので「あ、これは成功するな」って道が見えましたね。
岡本:かっこいいですね・・・!でも、勢いのある大手企業からスタートアップ企業に転職することにためらいは無かったんですか?
ばっしー:まあ、最初はやっぱりありましたよ。笑
実は僕の場合最初から正社員で入ったわけではなくて、業務委託で案件を引き受けて、部分的に参画していました。
サービスを作り上げていくうちに、homieなら自分が培ってきたスキルを成果に繋げられる、というイメージがどんどん湧くようになったんですよね。
更に、サービスの開発を通してhomieの人と話す中で、だんだんとビジネス自体の勝ち筋が見えてくるようになりました。
自分の価値観として、サービスの成長に関わることが何よりも楽しいと思っていて、homieにいた方がそれを叶えられると感じたので、思い切ってフルコミットを決断しました。
主体性と責任のスタートアップ
岡本:前職ではインプットの機会が多そうなイメージですが、今はどう補っているのですか?
ばっしー:そうですね、確かに前の会社は大きなプロダクトに関わる機会が多くて、変更に強い設計やビックデータに触れたりと、学びは非常に多かったです。
ただ部署にもよるとは思うのですが、僕の場合は関わっている人も多く、プロダクトの担っている責任も大きかったんです。なので、個人で学んた内容を活かすには、事業とトレードオフのことまで時間をかけて調査・検証する必要があって、アウトプットをするまでのハードルは大きかったんですよね。
しかしながら、今は自分の責任において自由に開発できるスタイルなので、必要とされるものに対してとにかくインプットしてPDCAを何度も回しています。
結果的にアウトプットする機会は圧倒的に増えたと思います。
岡本:大手もスタートアップも経験しているばっしーさんからすると、エンジニアのキャリアとしてはどちらの経験が必要と感じましたか?
ばっしー:大きい会社ほど既存サービスの追加や修正、拡大がメイン業務になってしまうことは確かです。
ただ、その中でも0→1の経験をする機会はもちろんありますし、そこからしか学べないこともたくさんあります。
スタートアップはもう最初から最後まで自分の責任で意思決定しているので、その分自分が作ったんだって言えるサービスをユーザーが使って喜んでいるのを見るととても嬉しいですし、それが1番のやりがいになっています。
どちらの環境も経験して思ったことは、どちらも経験をすると、エンジニアとしての厚みがでるということです。
岡本:homieの場合、ユーザーが目の前にいるのですぐに反応が見れることはうれしいですよね。今ばっしーさんはエンジニアチームでどんなことをされているのですか?
ばっしー:サービスに関わるほぼ全てですね笑
フロントエンドを除く、インフラやAPIを作ったり、データ分析の基盤作成、サービスイン後の改善を日々しています。
あとは1プレーヤーとして動いているだけではなく、チームとして1番良い形は何かを常に考えながら動いています。
homieのエンジニアチーム
岡本:一緒に働いているhomieのエンジニアチームはどんな雰囲気ですか?
ばっしー:雰囲気はかなりいいですよ。
【エンジニアの役割=仕様に沿ってプロダクトを作るだけの人】って考えると、業務的でつまらなくなりがちなんですよね。
ただ、そういう組織にしたくないなってみんな思っているので、自由でゆるく楽しく、でもきちんと仕事をして成果を出す、
そんな個性的で優秀なエンジニアが揃っています。
岡本:世間はこの市況で働き方がかなり変わってきていますが、homieのエンジニアチームの働き方はいかがでしょうか。
ばっしー:信頼とジョブ型の社風なので、出退勤とか時間に関しては他の会社よりも管理は無いと思います。
周りの期待と成果が伴っていれば後は基本自由にやらせてもらっていますね。
もちろんリモートの方もいますし、今日はジムがあるから仕事を早めに終わらせて早めに退勤しようとか、かなりプライベートとのワークライフバランスは取れてますね。
岡本:逆にチームの課題はありますか?
ばっしー:今は大企業のようにいくつもサービスを抱えているわけではなく、1つしかない状態なので、最低限このサービスを成長させなければいけません。そのために必要な選択をし続けるしかない状況なので、一個人の意見が必ず通るかというとそうではないと思います。しかしながら、各々抱えている課題や意見を発言しないと成立しないくらい少数精鋭で作っているサービスなので、改善をまわすために臆せずに発言をしてくれる方だとよいと思います。
岡本:素敵な働き方ですね! ではどんな人とこれから働きたいですか?
ばっしー:homieのエンジニアチームは専門領域に特化した人の集まりなんですよね。
なので、例えば何か特化したものを持っているけど、この技術ってどこに活かしたらいいか分からないとか、今の会社では使い道が無い・・みたいな方、homieはそれをどう活かせるか一緒に考えます。
また、特化した技術が無くても、技術だけに関わらず自分に自信を持っている何かがある人、
謙虚で知らないことを学び続けようという姿勢がある人がいいですね。
ここには知らないことを学べる環境が揃っています!
あなたの興味や関心が一致したら是非お話ししましょう!
岡本:本日はインタビューに答えていただきありがとうございました!!!!