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エンジニア職として入社し、2週間後にテックタッチ初のCSEにジョブチェンジした理由と、今

はじめまして、テックタッチ株式会社の村上です。

今、私は、サーバーサイドエンジニアとして面接を受け、入社後はフロントエンジニアとして働き始め、入社2週間後にCSE(カスタマーサクセスエンジニア)職へと転じるという、変化の中にいます。

7年働いたスタートアップを辞めて、創業3期目のスタートアップへ転職した理由と、入社後すぐに社内初のCSEへ職種を変えて働いている理由などについてお伝えできればと思います。

(写真はコロナ前まで趣味でやっていたソフトバレーの試合でのワンシーンです。ボールを打っているのが私です。)

どんなことをしてきたか?

新卒エンジニアから起業まで

文系の大学に通い、シェアハウスで友達と一緒に過ごしながらなんとなく大学生活を送っていたのですが、3年の夏に周りが就活を始めだして、このままではどこにも就職できないと思い、一ヶ月インターンで内定をもらえるという当時は先進的な採用方法をとっているワークスアプリケーションズという会社と出会い、勢いで入社しました。

最初は、エンジニアという職種そのものには全く興味がなく、営業か、コンサルに配属されればいいなと思っていたのですが、職種の割合から人数比の多いエンジニアに配属されました。

最初は、エンジニアは大学で勉強した人がやるものだと思っていたのですが、仕事をしていくうちに、チームで物を作ったり、問題解決をしたりし、社内や、顧客に喜んでもらう中で少しずつエンジニアとしての仕事に楽しみを覚えていき、この仕事を人生の中心にしていきたいと思うようになっていきました。

3.11の災害後、エンジニアが東京にしかいないことがリスクだということで、大阪にもエンジニアという計画が立ち上がり、転勤しても良い人ということで、話がきたので、良い機会だと思い、大阪に異動しました。

1年ほど中堅社員で固められたチームで働いていました。

当時、Windowsネイティブアプリから、Webアプリへと移行をするというチャレンジングな環境で仕事をしていましたが、なかなかチームとしてまとまらず、1年以上経った中でも全く出口が見えない中で、個人としてもチームとしても、まとまりなく、成長もないと感じてしまい、転職を決意しました。

そんな中、当時一緒に働いていた同期が、辞めるなら一緒に起業をしようと言ってくれました。

ここでも良い機会だと思い、同意し、資本金の一部を負担し、小さいオフィスを借り、仕事を始めました。

最初は、新鮮さもあり、前向きに開発や、営業や、外部との調整など色々取り組んでいたのですが、中々結果がでない日々が続きました。

特に、飛び込み営業がどうしてもできず、何度もやらなければと思うのですが、体が言うことを聞かず最後は会社にいくこともできなくなりました。

1週間休んでなんとか会社に行った時には、創業パートナーから「もう無理じゃない?」と言われました。次に会社に行った時は、荷物は全て片付けられており、「鍵返しといて」とのメッセージだけが置いてありました。

起業失敗からスタートアップへの再出発

当時は、自分の能力の無さを責めました。起業という挑戦では多くのことを一度にやろうとしましたが、もう一度何か一つに絞って能力を高めたいと考えるようになりました。

総合力よりは、わかりやすくというところで、エンジニアとしての技術力を高められる会社というところで仕事を探し始めました。

ただ、いくつか受けたのですが、技術面で落とされてしまうことが多く、大変な転職活動になっていたところ、エージェントからTalknoteという会社を紹介されました。

当時はスタートアップはあまり選択肢に入っていなかったのですが、1、2社目の会社で感じた組織的課題(Talknoteというサービスが解決したい領域)に興味があったのもあり、話だけでも聞いてみようと面接にいきました。

面接では、技術課題と、論述課題が渡されました。課題はその場ではなく、持ち帰っての回答でした。不慣れな部分もあったのですが、なんとか食らいついて、採用されました。

Talknoteの7年間は本当に色んなことがありました。たくさんの経験と、出会いと、別れ・・・

そこで得たものは何にも変え難いです。

7年もいるといつの間にか古株と呼ばれ、残っている社員としては、入社3番目の社員になりました。

社員の数も10人に満たなかったのがいつの間にか40人ほどの体制になっていました。同時に、自分がやらなければならないという仕事が見つけられなくなっていきました。

どこかに自分らしい仕事や役割を見つけられないかと1年ほどは粘ったのですが、最後までそれを見つけることができず、会社や、人や、サービスは好きだったのですが、この先の自分の人生を考えた時に、転職を決意しました。

なぜ、テックタッチを選んだのか?

前職では、いちエンジニアからチームマネジメント、部のマネジメント、採用、マーケチームとの連携、営業同行など幅広く仕事に携わっていたため、色んな立場から課題を見ることが比較的できるようになりました。

転職を決意し、いくつか会社を受けて見えてくることは、どの会社もレベル感や、フェーズの違いはあれど、前職と同じ組織課題や、プロダクトの課題を抱えているように感じました。

「隣の芝生は青い」なんてことは転職においては私は感じませんでした。同時にどの会社さんも何かしら挑戦をしているところばかりでどこに入社しても今と同じように楽しいだろうなという感覚はありました。

そんな中で、なぜテックタッチを選んだのかですが、一番の理由は前職の採用担当でもあり、エンジニアとしての仕事でも非常にお世話になった先輩エンジニアに誘われたからです。

自分らしい仕事や役割を全うするということを一番に考えての選択でした。

転職は面接や面談を通して、お互いを知ってから採用をするとは言え、採用という場では少し飾った状態で相対しますし、時間的にも限られた中で決定をしていきますので、そこでの完全なマッチというのは難しさがあります。

転職先の選択とは、総合的に判断していくものですので、職場のマッチよりも事業への興味度合いが高いところを選ぶということもあるとは思いますが、今回の私は、総合的に判断して、より職場のマッチ度が高いだろうという点でテックタッチを選びました。

総合的にと言いつつも、やはり、「また、一緒に働きたい。」と言ってもらえたことが大きな後押しとはなりました。

私の考えるテックタッチの魅力とは?

入社当初はエンジニアとして仕事を開始したのですが、2週間後、少し会社にも慣れてきたかなという時に、CTOのjunさんとの面談がありました。

その最後5分前頃に、会社の課題感として、CSM(カスタマーサクセスマネージャー)チームが顧客と関わる中でぶつかる技術的課題や、不具合の一時受け、技術面が絡んだ説明責任などを果たすことに時間が取られてしまい、サービスの導入、運用設計や、プロジェクトの推進などに注力できていないということがあるというお話を聞きました。

入社直後でそういった課題があるということをそれまで知りませんでしたが、課題感がとても強く、採用も当時はうまくいっていないということもあり、ちょっと軽い気持ちで、

「CSEという職種も一時的であれば、ありかもしれないです」と控えめにお伝えしたところ、

最初は意味がわからなかったようでキョトンとしていたjunさんが、意味を理解した瞬間にとても嬉しそうに「本当に?」と聞いてくるものなので、1on1の時間も5分も過ぎてしまっていたこともあり、今更引くわけにいかずと思っているうちに、明日関係者呼んで決めようということになりました。

その時は、仕事内容を正確には把握していなかったのですが、次の日からCSEとしての仕事が始まったのでした。

少し長くなってしまいましたが、私の考える魅力とは、一つはこういった動きを状況に合わせて素早くできるところです。

日々の課題に対して、手続き少なく、即座に対応を考え、日々前進をしていける楽しさがあります。

また、CSEになったのは、junさんと会話した翌日からというスピードチェンジだったのですが、その間、CEOのnakaさんからは「本当にCSEになるで大丈夫?」といった話や、「いつまでCSEやるイメージなのか」といった今後について、私の立場になって考えてくださいました。

テックタッチでは、相手の立場に立って、考えたり、受け入れたり、時に距離をうまくとるといったことが自然にできる人たちの集団であるように感じます。

最後に、私がCSEになった直後の全社会議での議事録の一部を紹介します。

こういった形で、色んな場面で盛り上げるような動きをする人が多く、なんてことのない事実情報で終わるところをそこに飾りをつけて楽しくできるのがテックタッチ文化だと思います。

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