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【ユーザーインタビュー】知りたい情報はsmartroundに!フォーマット統一による投資管理の効率化(DEEPCORE雨宮かすみさん・山本暁洋さん)

今回は、AI特化型のベンチャーキャピタルである株式会社ディープコアの雨宮かすみさん、山本暁洋さんにsmartround利用の背景と効果について伺いました。

目次

  1. ディープコアについて
  2. 「投資管理」に特化したデータベースとしての価値
  3. smartroundでのフォーマットの統一による業務の分担・効率化
  4. smartroundで知りたい情報に即座に辿り着けるように

ディープコアについて

DEEPCOREは「CORE for Disruptive Innovations」をミッションに、AI、特にディープラーニング分野の優れた起業家育成を目指すAI特化型 VCです。運営ファンドを通じた投資と、AIテクノロジードリブンなコミュニティ「KERNEL」の運営などスタートアップ支援を行っています。(DEEPCOREホームページ)

「投資管理」に特化したデータベースとしての価値

ーーそもそもsmartroundのどういう点に興味を持っていただいたのでしょうか?

山本さん:投資管理のデータベースとしての機能に期待していました。一般的なデータベースではVCとしての投資先管理としては機能不足な部分もあり、かといって自分達で1から作るとなると大変なので、そこに代わるものがあればと思っていました。

雨宮さん:特に投資先の資本政策に関する情報や、バリュエーション・投資金額などの数値を一括で管理できるようなツールがあればと思い、導入を決めました。

ーーsmartround導入以前は一般的なデータベースを利用されていたかと思うのですが、当時はどのようなことが大変でしたか?

山本さん:資本政策の管理ですね。バリュエーションの変化や自社の持分、他の株主の持分も含めた時系列で変動していく投資ヒストリーの一元管理が難しかったですね。

雨宮さん:自社で投資した時点でのバリュエーション、投資額、持分などはこれまでも、もちろん管理していたのですが、投資先の資本政策に記録されているような、自社にとどまらない情報はなかなか管理しきれていませんでした。というのも、投資先から送られてくる資本政策はフォーマットがバラバラで、それらを共通の社内フォーマットに入力し直して一元管理するということにはどうしても多大なコストがかかるため、投資先からもらった原本のまま社内のフォルダに格納しファンド決算のタイミングで整備する、という運用になっていました。smartroundを導入することで、資本政策の変動を随時でデータベースにて管理きればと思っていました。

smartroundでのフォーマットの統一による業務の分担・効率化

ーー確かに、投資先から送られてくる資本政策のフォーマットがバラバラだったり、間違いがあったりというのは、VCの皆さん共通の課題ですよね。smartroundの導入によって、業務面でどのような点が改善されましたか?

山本さん:業務の定型化と分担ができるようになったのは大きいです。ファンド決算のタイミングにおいて今までは、投資先からもらった登記簿や資本政策といった資料の原本を見比べながら、各社の概況書類を作成していました。この作業がファイナンスの知識がない方にはなかなか難しく、結局私と雨宮の2人だけで全部やっていた状態だったんです。それが、smartroundという共通のデータベースができたことで、とりあえず投資先からもらった資料をsmartroundに入力する作業は別の人にやってもらって、私たちは最終確認と概況書類の出力のみ行う、という形で業務の分担・効率化ができるようになりました。

smartroundは入力の手順が型化されていますし、システムで数値やロジックを管理してくれるので、ファイナンスの知識があまりない人でも入力自体は行えるのがとても便利です。smartroundに入力さえしてもらえれば、残りは細かい正誤の確認をしてsmartround上で各社の概況書類を作成するだけなので、作業も効率化されましたし、各種数値についてもsmartroundで確認されたものが出力されているという点で安心感もあります。

smartroundで知りたい情報に即座に辿り着けるように

ーーファンド決算のタイミングの他に日々の業務の中で便利になった部分はありますか?

雨宮さん:社内の打ち合わせなどで、「この投資先の前回調達時のバリュエーションはいくらだっけ?」「この投資先の経営陣の持分比率はどれくらい?」といった突発的な質問が来たときに、「とりあえずsmartroundを見に行けば全部わかる」という状態になったのは嬉しいですね。私たちももちろんですが、社内の他のメンバーに対しても、「smartroundを見れば、投資先の数字がわかる」というふうに共通のデータベースとして運用できるのは、「まさにこういうのが欲しかった!」という感じです。

smartround導入以前だと社内のファイルサーバーに色々な資料が保管されており、ファイルの名称の問題などもあり「そもそもどれが最新の資料だっけ?」という状態だったので確認したい情報にすぐに辿り着けるという意味で非常に効率化されました。

観点は変わりますが、投資先で株主総会smartround使っているところも非常に増えてきましたね。株主側にとっても委任状の提出はかなり楽になりますし、スタートアップも株主総会をきっかけに使い始めてれるといいなと思っています。

雨宮さん、山本さん素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!

smartroundはスタートアップにはバックオフィス業務・投資家とのやり取りを効率化するサービスとして「株主総会smartround」「資本政策smartround」「経営管理smartround」、投資家には投資先管理や、投資案件の管理サービスとして「投資管理smartround」「案件管理smartround」などを提供しています。

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