日本の素晴らしい飲食サービスを世界に展開していく。そんな壮大なビジョンを掲げるインシンクは、2021年1月現在、たった2人のメンバーで日々活動を進めています。
1人は、インシンク創業者かつ代表の山本。
そしてもう1人が、大学卒業後インシンクに新卒で入社した田中聖大です。
「インシンクは自分探しではなく、”自分づくり”の場になっている」と語る田中。
いまや代表の右腕となっている彼に、インシンクの魅力について語っていただきました。
プロフィール
名前:田中聖大 生年月日:1996年7月30日
略歴:群馬県安中市出身。立教大学現代心理学部卒。学生時代はESSにて英語演劇の主演、ディレクターなど表現の世界にのめり込む。1年間の自分探し(休学)を経て、2019年度ミスター立教コンテストに挑戦し、準ミスターに輝く。2020年4月よりインシンク株式会社にジョイン。現在は代表の山本と二人で、経営企画・営業と幅広く担当する。
ーーー社長だって完璧な人間じゃない。チームだから強くなれる。
Q.現在はどんなお仕事をされているのですか?
肩書は経営企画部ということで、財務会計を始めとした会社の事務周りを担当となっておりますが、正直なんでも屋さんになっています(笑) なんせ代表の山本と私の2人しかまだおりませんので、常に山本と一緒に行動しており、お互いに補い合いながら働いているイメージですね。主に山本が営業先のレストラン様や中国での市場開拓を進めているので、それに付随する細かなところを率先して拾っていくことで事業を推進しています。
あとは、山本が思っていることに対してもガンガン意見を言ったり、新しい提案をしたりということも私の大切な役割の一つだと思っています。これは入社してみていい意味でのギャップなのですが、「社長も人間なんだな」と思うようになりました。インシンクが現在進めているトライエイド事業の構想は、山本が中国で仕事をしていた経験をもとに10年以上を費やして練り上げてきたものです。でも、初めてそのビジネスモデルについて、資料を用いて説明してもらったとき・・・率直に「この資料、わかりにくいな」と思ったんですよね。だから聞いた話や社内に転がっていたを元に、この方が伝わりやすいだろうと勝手に資料を作り直して、ある日山本に提出したんです。考えることと、伝えることってまた違う難しさがあるじゃないですか。山本さんの資料は、初めての人に伝えるには複雑すぎると。正直、社会人になったばかりの自分が10年以上考えてきた社長にものを言ってよいのか?と不安もありましたが、結果的にこれがきっかけとなり、今では営業やプレゼンの資料はすべて私が任せてもらえるようになりました。それ以来、些細なことであっても自分が思ったことはしっかり伝えるようにしています。
ーー自分が何かしないと何も始まらない、だけどそれが面白い。
Q.仕事のやりがいや苦労はどんなことがありましたか?
なんといってもやりがいはとにかく大きな裁量を持って仕事ができることだと思います。社会人1年目にしては随分業務の幅があるのではないでしょうか。他にも、上司というよりも同僚に近い立場に経験豊富な社長がいてくれることも面白さの一つです。働き始めて間もないので、何もかもが新鮮なだけかもしれませんが、こうしてビジネスの世界にいないと見えない景色や、代表が培ってきた豊富なつながりから様々な人たちに出会えると、仕事って面白いなと感じます。
対して、大変なことといえば本当にレールが何も敷かれていないことですね。マインクラフトというゲームを皆さんご存知でしょうか?とにかく広大な土地と資源だけがあって、想像力を働かせて好きなものを作っていく・・・というゲームなのですが、スタートアップの仕事もそんな感じだと思っています。好きな人はとことん好きな環境だとも思いますし、私もとても楽しみながら仕事をしています。成功も失敗も隣り合わせの環境で、自分が何かしないと何も始まらない。とても刺激的な環境です。
元々私は、将来自分が作ったもので人々を楽しませたいという気持ちを強く持っていました。インシンクに入った理由の一つも、会社や事業というある意味ビジネス界における作品づくりに参加できると思ったからでした。自己発信のためにSNSの勉強なんかもしているのですが、自分がやりたいことと会社がやりたいことが繋がったり、SNSについて学んだことで会社の戦略に生かしてみたりと、良い循環を作れていると思います。
ーークレドに書かれた生き方に共感。ここにいて損はしないだろうと思った。
Q.インシンクに入社を決めたきっかけは?
正直にぶっちゃけると、他に当てもなかったから・・・という話になってしまうのですが(笑)
インシンクを知ったきっかけは、学生時代にバイトしていたとあるレストランの店長からの紹介でした。それで山本と面談をしたんですけれど、はじめは変な人だなぁと思いましたね。「合わなかったら一瞬でやめます」とは伝えていたにも関わらず、良いと思ってくれたみたいで。
ただ、一瞬でやめるなんて言いつつ結果的に今もまだいるきっかけになった出来事があります。
入社後、山本が改めて会社について説明をしてくれる機会があったのですが、そこで紹介してくれたクレドに生き方が書いてあり、強く共感しました。私が漠然と考えていたことなども力強く言語化されていて、「ここにいて損はしないだろうな」としっくり来る感覚があったことを覚えています。
あとは山本と一緒に、こんなに近い立場で働けていることも長くいたいと思った理由の一つでしょうね。気前が良くて、親分肌なんです。私も含め、「一緒に働く仲間にはとにかく幸せになってほしい」「自分が与えられるものは与えて、育てていきたい」という想いを感じます。それだけでなく、一回り以上歳の離れている私にも、対等なパートナーとして接してくれることも、ありがたいです。中々誰にでもできることでは無いですよね。
ーー不可能を可能にするチャレンジ。情熱を持った人なら夢中になれる環境。
Q.最後に、インシンクに興味を持ってくださった方へ一言お願いします!
今は私と山本だけの小さな組織ですが、2人とも素直に思ったことを言い合う点は似ているところで、これがある意味現在のインシンクのカルチャーになっているのでは無いかと思っています。インシンクが現在取り組んでいるトライエイドは、「みんな求めていたけれど、そんなの現実的に不可能じゃん」と思われていたことにチャレンジする事業です。不可能を可能にしていくためには、年齢・経験に関わらず事業の成長のためにお互い思ったことを言い合える環境が絶対に必要だと思っています。とはいえ、私たちが大切にしているのは「言行一致」です。口で批判するだけではなく、言ったからにはしっかり行動も伴わせて行くこと。それが守られている限りは、どんな内容であっても受け入れて進んでいく懐の広さはインシンクにはあるはずです。私も随分、社長にものを申すようになったと思います(笑)
やりたいことに対して人員が足りていないのでこれから採用もどんどん進めて行きたいのですが、とにかく熱量のある人と一緒に仕事がしたいですね。何ができる人なのか、どんな人柄なのか、よりも先に「どういう生き方をしたくて、何に情熱を燃やしているのか」が大切だと思っています。何より私が、経験もない中で入社し、これだけできること・やりたいことが広がっていった一番の例ですよね。その方が目指す人生の途中にインシンクがあって、ここで一緒に働くことがその人にとってもインシンクにとってもwin-winな状態になっていることが理想だと考えています。山本は勿論、私も本気で向き合っていきたいと思っているので、これからたくさんの方と出会えることが本当に楽しみです!