【社員インタビュー2】ゆたかさを追い求めた先に行き着いた株式会社hanami。花を愛でる体験づくりに企画から携わるUXエンジニアが惹かれた魅力とは?
今回はフルリモートで働くUXエンジニアの凛さんにインタビューさせてもらいました。 UXエンジニアが惹かれたhanamiの魅力とは?
どのような経緯でhanamiに入社されたんですか?
より1人ひとりの日常で、心が動くことを楽しめる環境を増やしたいと考えている時に、Wantedlyで偶然hanamiの求人を見かけたことがきっかけでした。
親がエンジニアだったことで5歳位からゲームを自分で開発したりしていて、ゲームの世界観やストーリーを考えるのが好きな幼少期だったんです。22歳で子供が生まれた時から「親としてどう生きていきたいか」を大事にするようになり、世界は可能性で溢れていてゆたかだよと感じてもらえるような生き方をしようと決めました。ゆたかさという抽象度の高い世界観を、具体的な表現や体験として考え形にするのが好きでアーティストやエンジニア、デザイナー、フォトグラファーとして、様々な人や組織と関わってきました。
学童保育で1人ひとりの毎日を観察しながらあそびを作ったり、環境のデザインをしていた時に、どんなに1つの場所を豊かにしても社会は変わらないと思い、社会を変える力を持っているのはデザインだと再認識し、デザイナーを増やすための取り組みをしているWeb系の事業会社に入りました。今度は、誰もが好奇心があり表現もできるのに、蓋をしてしまっている人が多くいることを痛感しました。
誰もがもっと自分らしくゆたかに暮らせる社会を創りたいと考えていた時に、日々の暮らしのゆたかさを考えることが大好きなことと、花が大好きでずっと写真を撮り続けていたので、「ゆたかさを広げるプロダクトを創る」という求人タイトルと花に関する仕事ということで「私はこの会社に出会うためにこれまでのキャリアを歩んできたのかな」と見た瞬間に惹かれました。
入社してからはどんなお仕事をされていますか?
現状のサイトの状況を把握することから始めました。コードを理解するということもですが、直接1人ひとりから話を聞くことで現状の課題ややりたいことなどを確認していきました。
開発体制が全くない状態でもあったので、SlackやNotionを使って情報の置き場所を作ることや、週3回の朝会を設けるなど、開発やサービス運用のためのコミュニケーションの土台作りをしてきました。
土台作りをしてからは、「新規開発」「現状の機能の改善」「不具合の修正」の3つをどうバランスよくやっていくかが重要になってくるので、提供するべき体験の重要度をみんなで確認しながら、開発に取り組んでいます。
開発も、誰かが仕様書を決めてそれを実装すればいいという環境ではないので、仮説出しと検証、要件定義、プロトタイプ、UIデザイン、写真撮影など素材の作成、実装と、全工程を担当しています。
入社しての感想を教えてください。
想像していた以上に楽しすぎました!本当に花に関する一部分しか知らなかったのだと気付かされ、毎日が新しい発見の連続です。
また、とにかく人が明るく優しく、入社してまだあまり日が経っていない時点で、「あれ?いつからここで働いていたんだろう?」と思うくらい、心地よさを感じながら日々を過ごしています。
担当されているmedeluのシステムのこれからの面白みを教えてもらえますか?
新たにコンセプトを考え直し、リニューアルに向けて進めているのが現状です。
これまでは社内に専属のエンジニアがいなかったことで、現状は既存のシステムの組み合わせで運用をしています。 medeluのために作られたシステムではないので痒い所に手が届かなかったり様々な制約があったりと、本当に実現させたい体験を作るにはベースとなる環境から変えていく必要があると判断しました。 また、現在はフロントエンドとバックエンドが1つにまとまっているのですが、今後サービスの拡大やアプリ化なども検討しているので、フロントエンドとバックエンドを分けることにしました。
フロントエンドはNext.js、バックエンドは拡張性の高いNest.jsにすることで、どちらもTypeScriptベースでの開発になり、開発のスムーズさや保守性、拡張性のある開発環境を構築しています。 また、デザインシステムがまだない現状なので、リニューアルに向けてデザインシステムを作っていくこともとても面白く重要な要素です。
提供する体験については、花が届いた先の、1人ひとりの暮らしの中にこそ大切にしたいことがたくさんあるので、もっともっと暮らしに寄り添うためにできること、より負荷のない自然な体験にしていくこと、などを考え続けることができます。 サブスクという継続的な体験の仕組みがあることも特徴なので、例えばこどもの成長に合わせた体験を考えてみるなど、人の成長や変化、日常をどう残していくのか、などもすごく重要な要素になってきます。
どんなエンジニアが株式会社hanamiに向いていると思いますか?
理念があり、作りたい未来は描かれているのですが、具体的にどう実現させていくのかは自分たちで考えていく必要がある組織です。
仮説を考え、必要なら1次情報を取りに行く環境を用意し、プロトタイプを作って検証や実装をする。小さなチームだからこそ、その全部に関わることができ、協力しながら柔軟に進めていくことができます。
指示を待って動く人、考えることが苦手な人には厳しい部分も多いですが、自ら考えることや実験を繰り返す楽しさを知っている人にはとても魅力的な働きやすい環境だと思います。
また、日常のちょっとした場面で人の行動や感情に興味を持ってしまう人も、向いていると思います。3部門全てに対して、これから新たにシステムを作っていく必要があるので、体験設計としてのデザインがとても重要になってきます。それぞれ対象も事業フェーズも違うからこそ、使う相手の日常に興味を持つこと、自分の日常からヒントを見つけることを楽しめる人は、とても楽しい環境だと思います。
このインタビューを見ている人にメッセージをお願いします!
今、本当にたくさんのことが動いていて、未来を創っていくわくわくで溢れています。 私は入社してからずっと、自ら考えて今必要なことをするというのを続けているので、自らの思いを発信することや挑戦することを歓迎する環境でもあります。 一緒に豊かな未来を描き、創っていくことができたらとても嬉しいです♪