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「これからは"電気"に縛られない電気屋さんでいたい」パートナーインタビュー|株式会社MDS・森岡真弥<後編>

社内のメンバーとは異なる観点から、センクシャの存在と想いを語ってもらうシリーズ・センクシャのパートナーインタビュー。

今回は株式会社MDS 代表取締役社長・森岡真弥さん。今年9月に先代である父の後を継ぎ、代表取締役に就任。地元大阪を拠点に、展示会やイベントなど全国を飛び回っている。

主に手掛けているのは仮設の電気工事。フェスやイベントでは、ステージの電源・ハウステントの照明工事・点検工事などを担う。地元ではお寺の墓地の電気工事や、数十年の歴史を持つお盆祭りの仮設工事を手掛けるなど、長年地域に根付いた電気屋さんの顔も持つ会社だ。

センクシャのメンバーに「真弥くん、真弥くん」と呼ばれて愛される魅力的な人柄と、若くして会社と業界を担うブレない覚悟。多くの現場を一緒に作り上げてきたセンクシャ営業・木内哲史とともに、センクシャとの関係性や今後の展望について話してもらった。

前編はこちら!

「これからは"電気"に縛られない電気屋さんでいたい」パートナーインタビュー|株式会社MDS・森岡真弥<前編> | 株式会社センクシャ
社内のメンバーとは異なる観点から、センクシャの存在と想いを語ってもらうシリーズ・センクシャのパートナーインタビュー。今回は株式会社MDS 代表取締役社長・森岡真弥さん。今年9月に先代である父の後...
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電球も設備も、誰でも買える。なにで勝負するかって言ったら、”自分”しかないんです。

ーー  木内さんが感じている真弥さんやMDSさんの魅力はどんなところですか?   

木内:なんか改まると恥ずかしいな(笑)

この見た目で…って言うとあれだけど、真弥くんってめちゃくちゃしっかりしてるんです。ミスはないし、レスポンスも早いし。 なにか聞いたとき、アイデアが出てくるスピードも早い。現場でも、解決策や代替案がすぐ出てくる。僕としてはすごくやりやすいです。  

あと、無理なものは無理ってハッキリ言ってくれるのが助かります。早めに無理って言ってもらえば、僕も別の解決策を考えられる。今までの付き合いのなかで「ギリギリまで粘ってみたけど無理でした」ということは1度もないです。経験と知識が豊富だからだろうなって感じています。

仕事が終わった後、飲みに行ったりもしますよ。僕らは年も近いし、仕事の話もプライベートな話も、結構いろいろしますね。MDSさんとセンクシャだけっていうのは少なくて、一緒に現場に入ってくれている鳶さんたちとか、道具さんとか、何社かで行くことが多いかな。

真弥:実は昨日も行ってました(笑)大体、現場での面白い失敗話を酒のあてにして飲んでます。一緒に現場があると、絶対1回は行きますね。

そういえば、センクシャと一緒にイベントの仕事を始めてから、鳶さんの印象が変わりましたね。正直ちょっと怖いイメージやったんですけど、一緒に飲みにいくことも増えて、優しい人ばっかりだなって。 今までは現場で一緒に入っても話すことはなくて、距離があった。それをセンクシャにギュギュッと縮めてもらいました。  

木内:良い職人さんたちと一緒に仕事ができて、本当に感謝ですね。

真弥くんだけじゃなくて、MDSさんは全体的に親しみやすい方々が揃ってるんですよ。さらに、誰が来てもクオリティの高い仕事をしてくれるから安心してお任せできる。それもMDSさんの魅力。

真弥:今いる社員の人たち、全員いい人なんです。少ない人数でこの仕事量、ようみんな回してくれてるなと思います。  

ポジティブな人と一緒に仕事がしたいっていうのは、常に思ってますね。僕らの業界だと、知識がない、免許も持ってないっていうスタートの人が多いんですけど、喋りやすくて元気さえあったら、とりあえず採用しようって思っています。仕事なんてやってるうちに覚えるから。

僕ら電気屋って、設備や備品はメーカーから買うしかないから、誰が買っても一緒なんですよ。うちだけにめっちゃ電気取れるコンセントがあるわけじゃないし。じゃあなにで勝負するかって言ったら、自分しかない。だからコミュニケーション能力は大事なんです。  

僕だけが失敗するんやったらいいんです。社員と社員の家族のことも考えなきゃいけない分、慎重になる。

 

ーー  今年9月に社長に就任しましたが、いつ頃から家を継ぐことを考えていたんですか?  

真弥:学生時代とかは、家を継ぐという考えは全くなかったですね。僕、サラリーマンになりたかったんですよ。仕事終わりに上司に飯連れて行かれる…みたいなのに憧れてた。

20歳くらいの頃、大学を中退して家でぼーっとしてたら、出ていくか働くかしてくださいって親に迫られたのが入社のキッカケです(笑)

入社から数年後に会社の経営が厳しい時期が来て、色々良くないことも重なって、当時社長だった親父が結構憔悴していたタイミングがあって。その姿を見て、もう一回親父が頑張るのか、僕が頑張るのか、って考えたんです。継ぐ決心がついたのは、そのときですかね。 

業界が高齢化して、僕らみたいな若くてノリのある会社がウケはじめたっていうのもあると思うんですけど、そこからイベント系の仕事とか、大きい会社さんとのお付き合いも急に増えてきて。大きく仕事の方向性を変えたつもりは無いんですけど、自然とそうなってきましたね。 

ーー  今後の会社としての目標を教えてください。 

真弥:近い目標としては、装飾の電源はやってみたい。基本的に大体の現場が電気屋と電飾で分かれてるんですけど、セットで取れたら会社的にはいいのかなと思いますね。電飾の知識はあるから、この看板、こんなライトでできますっていうのを提案できるようにしたいです。

会社名を「森岡電気商会」から「MDS」に変えたのは、そういう意図もあるんですよ。これから若い人たちで作っていくなかで、古い会社っぽいイメージを避けたいっていう理由と、 ”電気商会”って言うと電気の仕事しか来ないけど、MDSだったら電気に縛られずに広く取り組めるんじゃないかって。 逆にこのキャラやから「こんなん知ってる?」って声をかけてもらえたりもするし。仕事の幅が広げられるんで。

木内:これから先、いろんな技術が変化していくと思うんですよね。やっぱりセンクシャって会社の名前の通り、最先端のよりいいものをどんどん提案していくっていう中で、どうやって見せるかはずっと追いかけていかないといけない。 

電気屋さんの知識とノウハウで、施工時間を全体的に短くしたりとか、スマートな形を一緒に追求できれば、お互いメリットしかないのかな。 そういうパートナーになれればいいなと思います。 

真弥:イベントは施工時間も待機時間も長いし、地方出張も多いからね。そのあたりは変えていきたいですよね、うまいこと働けるように。 

僕の性格的に、冒険するよりかは堅く行きたいタイプなんです。僕だけが失敗するんやったらいいんですけど、社員のことも、社員の家族のことも考えなきゃいけないから、どうしても慎重になる。

だから、長い目標としてはしっかり電気屋としての地盤を固めて、会社の体制を整えたい。もしまた震災とかコロナが来たとしても、揺るがない状態にしたいです。  

社員が家に帰って、 自分の子供たちや家族に「うちの会社はいいんだよ、こういう仕事して楽しい会社なんだよ」って自慢できる会社にしたいですね。万が一しんどかったら、しんどいってちゃんと伝えてくれていい。 もちろん、会社としては難しいところではあります。楽な仕事だけ選んでも事業はやっていけないし。 

でも、やっぱり社員第一。それを忘れない会社にはしたいですね。 


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