多くの人を熱狂の渦に巻き込む、夏のフェス。この熱狂と感動の土台になる場所をつくるのが、センクシャの仕事です。
今回は私、コーポレート担当・古川が、実際にこの目でみてきた現場のリアルをレポートいたします!
茨城県ひたちなか市✨Lucky Fes 2023✨
今年のLucky Fesは7/15-17の3Daysで開催されました🏝️
本番に向けた設営期間は、7/7-14の8日間。今回は、Water Stage、Green Stage、Hills Stage、この3ステージを設営します。
センクシャにとって、この規模のフェスの設営を担うのは初めて。
「これが成功したらセンクシャがまた一歩先に進めるね!」なんて話しながら、始まりました。
今回も全国各地からメンバー集結!
センクシャだけの力だけでは、ステージの設営を完結することはできません。
大阪、広島、京都...etc 各地から足を運んでくれている協力会社の方々。
1日をはじめる前に実施する朝のミーティングでは、たくさんの方々に支えられてセンクシャが成り立っていることを、改めて感じました。
現場を無事成功させようと集まってくれる皆さんの気持ちを無駄にしないよう、センクシャの中嶋(なかじま)と立テ(たて)が、チーフとして施工段取りを考え、指揮を執ります。
総勢100名のスタッフの指揮を執るのはプレッシャーも凄いですよね。
「一瞬逃げたくなるような機会を、どんどん持ってきてもらえる環境。」とは、このことだろうなと思いました。
もちろん自ら手を動かすこともありますが、チーフの職務は現場を進行し、まとめることです。
メンバーに段取りと作業内容を伝える。
全体を把握し、安全管理をし、チームの指揮を執る。
現場で何か起きたときは、適切な対応と、決断力が問われます。
とはいえ、実際の現場では各所から意見が飛び交い、相談する姿を見て、みんなで助け合ってこのステージを建てるんだ。と思えるミーティングでした。
そして、「このステージで、熱狂を生み出すんだ!」というゴールが一緒なら、会社が違うことなんてなんの関係もないんだ、と感じた瞬間でした。
3ステージを同時進行で設営する。そうなると、人員の配置や段取りが、とにかく重要です。事前準備も時間をかけて念入りにしてきました。
8日間で、必ずステージを完成させなければいけない。
終盤には、照明チーム、音響チーム、他セクションの作業がはじまってしまう。それまでに終わらせておかなければいけない作業もたくさんあります。
一瞬たりとも無駄にする時間はありません。
現場にはドラマがある。
どんなに入念に準備したって、現場でのハプニングは付きものです。それもまた、この仕事の魅力なのかもしれません。
…おや、図面通りに制作したはずなのに、ステージがハマっていません。
そんなとき、悩んでいる時間はありません。どうにかするしかない、ほかに選択肢はない。
どう解決するか、前向きにそれだけを考えます。
「ここで切ろう」
即座に出た判断。このくらいのことは、想定内なんだな...と確信するほど、私以外に焦っている人は1人もいませんでした。
「古川さ〜ん、ホームセンター行って部材買って来て!」事件が3回!近くのジョイフル本田へ走りました^^ 私も役に立てると、内心お願い事されて喜んだり^^
「ハイエースのバッテリー、上がっちゃった!」なんて、まさかのハプニングも(笑)
「大丈夫、ブースターケーブル持ってます!」
すぐ解決するのが本当にすごいところ。常備してるもんなんだと驚きました(笑)。
「何やってんだよ〜!」と言いながら、みんなで笑い合う姿を見て、ホコホコした気持ちになりました。
炎天下の中、たくさんの人の力が集結して出来たステージの一部始終をお見せします。
まずは、メインのWaterStage🏖️
休憩中の立テに、ちょっと聞いてみました。
私 「何をしたら、この仕事の魅力がみんなに伝わりますかね?」
立テ 「現場に来て、見てもらうのが1番伝わるよね」
そうかもしれない。どんなに話を聞いても、どんなに想像を膨らませても、想像しきれない事が私もあったなぁ。
そうだ!センクシャの仕事体験っていう採用企画、つくってみよう。
足場をスイスイと歩いていく鳶さんたちを見て、つい出た疑問。
私 「高いところ怖くないんですか?」
鳶さん 「そりゃ怖いよ」
そうですよね…高所を地面と同じように歩く姿をみて、勝手に怖くないと勘違いをしてしまいました。安心して作業ができるような安全対策を整えるのも、センクシャの大事な仕事です。
今後はより一層「安全第一」の徹底が必要ですね。
続いて、木々に囲まれたGreen Stage🌳
今回、一部の部材は協力会社さんからお借りしつつ、ステージの部材やステージ周辺のテントもセンクシャが所有しているものを使っています。
協力会社の方から「センクシャはテントもステージもまるっとできるから、やりやすい!」とのお言葉をいただきました^^ 一般的にテントとステージは別々の会社が設営するので、まるっと設営できると調整が簡単なんだとか!
こんなところでも、センクシャの魅力を発見しました💡
最後に小高い丘の上に位置するHills Stage⛳️
地面の高さが違うこの丘で、どうやってうまくステージの高さを調整するんだろう。本当にすごい仕事だなぁ、と感心しました。
これこそ「ゼロから創る」仕事なんだと。だから、みんな口を揃えて「面白い」と言っているんだなと。
どう創るか。が面白いんだな、と。
この仕事の、一番の魅力を見つけられた気がします。
世代を超え、ジャンルを超え、多くの人を熱狂させたLucky Fes⭐️
Lucky Fesは、今年で開催2年目。
世代・ジャンルを超えた「音楽のクロスオーバー」をコンセプトに掲げ、3日間にわたり総勢100組を超えるアーティストが集結しました。
コンセプト通り、老若男女続々と会場入りする姿を見て胸が熱くなりました!!
会場に溢れる笑顔とアーティストさんの輝く姿を目の当たりにしました。
そして、「この仕事、いいな。」と素直に思いました。
同時に、会社をもっと強くして、素敵な案件に携わる機会を増やせるようにコーポレート担当として力をつけなければと身の引き締まる思いでした。
まだまだセンクシャは始まったばかり!今年の夏もまだまだ全力で走り続けます!
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