こんにちは。センクシャの専属広報・チームよふかしです。
毎月恒例の事業報告。新メンバーが増え、会議の輪もひと回り大きくなりました。
今月からは取締役・瓜田さんが進行、古川さんが議事録を担当と、会議スタイルも着々とアップデートしています。
では早速スタート!今月もテーマたっぷりでお届けします。
▼今月のトピックス
- 2023年3月の実績
- 2023年の売上報告
- 今月の施策
- 新メンバーの紹介
- その他にもこんなことを共有・検討しました
2023年3月の実績
カレンダーを見ながら、現場を振り返る一言レビュー。
3月はコンサート・ライブの他にイベントも多かった月。海外アーティストの来日公演も増えていて、コロナ明けの盛り上がりがジワジワと伝わってきます!
B'z Treasure Land 2023 フードエリア
B’z 6年ぶりのツアー開催に先駆けた、フード・グッズ・ライブ上映を含む大型イベント@幕張メッセ
「屋内のフードイベントは4〜5年ぶりだった。公式Twitterに上がっていた動画がいいので是非見て欲しい!」(下平さん)
ARCTIC MONKEYS 来日公演
ARCTIC MONKEYS 14年ぶりの単独来日公演@東京ガーデンシアター
「クリエイティブマンさんから相談を受け、初めて協力させていただいた案件でした。」(瓜田さん)
PENTATONIX THE WORLD TOUR JAPAN
アカペラグループ・PENTATONIX 3年ぶりの来日公演 @東京ガーデンシアター
「ARCTIC MONKEYSと共にクリエイティブマンさんから相談を受け、初めて協力させていただいた案件でした。」(瓜田さん)
浜崎あゆみ×リズム株式会社 新商品発表記者会見
「橋本さんと初めてやった現場。協力業者さんと事前に話し合いの場を設けたり、納品物の写真を事前にチェックできるとより良くなるかもしれないと感じた」(中嶋さん)
台湾祭 in埼玉FUJIMI 2023
台湾グルメをメインに、台湾土産、マッサージ、占いなどのブースを揃えた屋外イベント@ららぽーと富士見
「4月まで1ヶ月間の常設イベント。設営のタイミングで強風が吹いたり、雨が多くて対応が大変だった。協力会社のCRAZY COREさんがシートを敷くと早くて凄い!」(下平さん&中嶋さん)
ATEEZ POPUP STORE
ATEEZ JAPAN 2ND SINGLE「Limitless」発売記念イベント@タワーレコード渋谷店
「業者によって運搬クオリティも違うから、細かく指示が必要だと感じた。イベントに来るお客さんが、写真撮るような場所の背景は、特にキレイに仕上げておきたい」(下平さん)
NON STOP RABBIT『PITやんなきゃ始まらねぇだろTOUR2023〜あの日と違う事はたった一つ、俺たちはメジャーアーティストになった〜』
NON STOP RABBITの全国ツアーファイナル公演@豊洲PIT
「ステージ上に、通常と異なるX型にトラスを組みました。現場でベテラン大道具さんに吊り方を教えてもらって勉強になった」(中嶋さん)
2023年の売上報告
下平さんから、直近2ヶ月の売上報告がありました。比較的コンサートの少なかった2月は700万、3月は2300万円。利益率は約36%とのこと。
大型設備への投資も進めているため、単月で見るとマイナスになることもありますが、焦りすぎずに年間で見ることが大事。
ただ、キャッシュが回らなくなると、次の大きな案件に使う設備が揃えられず、そもそも案件が受けられなくなる懸念もあります。そういった状態を避けるため、請求を2度に分けるなどの対策も検討が必要、という話も出ました。特に今年の7月、9月は案件が多そうなので要注意。
融資についての共有もありました。現在の借り入れは約8000万円。
これからさらに借り入れるためのファーストステップとして、更に追加で7000万円の融資が3月末に着金され、1億5000万円の融資実行済みとなりました。これで信用保証枠は満額。次はプロパー及び担保枠での融資となります。
また、ポジションに関わらず利益率を気にして欲しい、という思いから、使用している会計サービスFreeeの権限をフルオープンにし、全員がお金周りの情報をいつでも見られるようになりました。この変更によってお互いの給与も見られますが、皆さんの許可を得て権限を変更。会社の情報を常にフルオープンにする姿勢がものすごく伝わります。
今月の施策
導入が決まったツールの使い方の周知や、今後のスケジュール確認をするパート。
今月はコンサートやイベントが少ない分、新拠点の稼働に向けてどんどん準備を進めることが改めて共有されました。
八王子スタジオ&西橋本倉庫
先日の新年度スタート記事でも触れましたが、新拠点である八王子スタジオと西橋本倉庫の準備が着々と進んでいます。
西橋本倉庫には、制作の小出さんが小屋をつくり、簡易事務所として使えるようになりました!
材料があれば、業者に依頼しなくても自分たちで作れてしまうのがセンクシャ。
ドアにはセンクシャのロゴにも使われている斜めのラインを発見!
ちょっとしたところに遊び心をいれるのも、エンターテインメントの精神なのかもしれません。
八王子スタジオは、絶賛工事中&引っ越し作業中。
事務所部分の内装デザインは空間デザイナーの山縣さんが担当。
工場と聞いてイメージされやすい無機質な空間ではなく、オフィスに負けないおしゃれな空間をテーマにデザイン。コーヒーを飲み放題にするなど、健やかに働ける場所を目指しています。
また、デザインの検討は3DCGで行われます。通常の空間デザインは、2D(図面)を3Dに起こし、部分的にパースをつくってイメージを共有する流れが一般的。
今回は最初から3Dで制作し、空間のなかにいるように自由に視点を動かせる技術を使用しています。実体験に近いためイメージもつかみやすく、高いレベルでの検討を進めることが可能です。
現場をスキャンして検討する技術も並行して使われています。
スタジオ全体をスマートフォンで撮影してスケッチアップというソフトに取り込むと、立体の空間データへ変換されます。
こちらも、内部の様子を自由視点で操作できます。イメージとしてはGoogleマップのストリートビュー。
図面や写真がなくても、ここにこれがある、ここがこうなっている、という現場の確認が容易にできるのが大きなメリットのひとつ。現場に行ったことのないバックオフィスの古川さんも、「行った気分になれる!」と感動していました。
建物の端に位置する、かつてバスルームとして使われていたであろうタイルの空間をどう使うかが、一番の難題でしょうか。
月末にはメンバー総出で現地での塗装作業を予定。スタジオが出来上がっていく様子も随時お伝えしていきます!
勤怠管理システム「KING OF TIME」導入
今までは勤怠管理をFreeeで行なっていましたが、SaaSツールに切り替えを検討し、勤怠管理システム「KING OF TIME」の導入が決まりました。契約形態や働き方が多様なセンクシャ。柔軟な働き方にも対応してくれるのがポイントです。
ざっくりと概要を説明し、細かい使い方は古川さんの作成した動画で各自確認!
固定出張費の導入
いままではなかった、固定の出張費が出るようになりました。
長時間労働があってもしょうがない、という業界の概念を捨て、規定の労働時間に収まるようにコントロールする方向性です。
とはいえ現場の状況は都度変わるもの。実際の運用が難しいようなら、ルールを都度見直すことになりました。
営業のデジタル化にチャレンジ
2名の新メンバーが加わったプロジェクトマネジメント部。
自分の担当案件だけでなく、部として案件が把握できるよう、議事録ツールを検討することになりました。
相手がどういう方なのか、なにを求めているのか、こちらはどういうアプローチをしたのかなど、誰が読んでもその打ち合わせに参加していたかのように感じられるツールが理想。
新メンバーの橋本さん、二宮さんを中心に、ツール探しを進めていきます。
自社開発のトラス・モーター操作盤の進捗報告
先月に引き続き、自社開発している4点繋ぎトラスの荷重試験結果が報告されました。
今回は2回目でしたが、さらにもう1回の試験をし、最終判断となる予定です。また、同時に開発しているモーターの操作盤は、9月に納品予定とのこと。
イベント用のテント・ルーフ購入
屋外イベントなどに使用する、大型のテントを購入。海外からの輸送費込みで、通常の半分程度の格安価格で購入できたそう。
また、屋外ステージなどで使用する、アーチ状の構造・アークルーフも格安で購入。6月には納品予定です。
その他にも、1月から導入した請求書システム・invoxの記入方法のおさらいや、急ぎの支払いが必要な案件の対応方法なども共有。
新メンバーが増えたこともあり、先月から導入がスタートした課題発見ツール・GEPPOや、Wantedly、GoogleWorkSpaceの各種アカウント設定についても、再共有されました。
新メンバーの紹介
ここで4月から入社の2名、5月から入社予定の2名、計4名の新メンバーの皆さんをご紹介!
橋本彩乃 / 営業
ーーどんな仕事を担当していますか?
「新規顧客の獲得及び開拓〜企画提案や、既存顧客の営業窓口としてクライアント、デザイナー、製作の間に立ち、全体のディレクションを行なっていくポジョンです。」
ーー好きなもの、趣味はなんですか?
「K-POP、韓国ドラマ、韓国語の勉強
とりあえず韓国大好きです!笑 あとお酒も!」
ーーセンクシャをどうしていきたいですか?
「今までの技術や発想では造れなかったものをAIやデジタルの技術で形にして、新たな道を切り開く集団にしたいです!
お客様も働く人も幸せに、笑顔になれるような仕事が創れる組織にしていくことが最大の目標です!」
ーー意気込みをどうぞ。
「自分が今まで得た知識や経験を最大限に活かしつつも、頭はすべてリセットさせて、新しいものをスポンジのように吸収していきます!新しいエンタメの世界をセンクシャの皆んなや、関わる全ての人たちと創り上げていけるよう、駆け抜けていきます!」
髙橋和輝 / 施工
ーーどんな仕事を担当していますか?
「現場の下見、打ち合わせ、制作物、現場の準備、舞台の設営、立ち合い、撤去作業などです。」
ーー好きなもの、趣味はなんですか?
「子供と遊ぶ。サッカー。筋トレ。」
ーーセンクシャをどうしていきたいですか?
「理想や想像をリアル化していき、お客様に感動と記憶に残るステージを作る。」
ーー意気込みをどうぞ。
「いろいろな方々に頼られ、信頼され、任せられるチーフになります。」
立テ良太 / 施工
ーーどんな仕事を担当していますか?
「主に現場での施工、倉庫での商品管理、八王子スタジオでの制作」
ーー好きなもの、趣味はなんですか?
「好きな物は、スポーツ観戦!あと、お酒!最近では行けてないですけど、サバゲー」
ーーセンクシャをどうしていきたいですか?
「業界で、一番イケてる!会社にする。」
ーー意気込みをどうぞ。
「ドームツアーのイケてるチーフになる〜」
二宮大地 / 営業
ーーどんな仕事を担当していますか?
「新規顧客獲得への営業や提案。現場でのお客様の細かな対応や、全体の予算調整などを行います。」
ーー好きなもの、趣味はなんですか?
「海鮮系のお店巡り、ゴルフ、お酒」
ーーセンクシャをどうしていきたいですか?
「AI技術や、アプリ、デジタルツールなど用いて、イベントやエンターテイメントの素晴らしさをお客様に提供でき、今までは想像や理想だった物を現実にしていくプランニング、ゾーニングをしていくことです!」
ーー意気込みをどうぞ。
「とにかく、がむしゃらにいきます!
営業として、数字も大切ですのでしっかり売上げて、イベント、エンターテイメントといえばセンクシャと思っていただく大いなる価値を僕が先駆者として生み出していきます!」
皆さんにも、改めてメンバーインタビューを実施予定です。どうぞお楽しみに。
センクシャは採用強化中です。仕事内容・応募はこちらから!
その他にもこんなことを共有・検討しました
OKRを考える
今回の大きなトピックは、OKRについて。
OKR=Objectives and Key Results(目標と重要な成果)
センクシャは「2028年までに日本を代表するエンターテイメント創造企業になる」をBHAGとして掲げています。この2028年の目標(Objective)を達成するために、必要なことはなにか、全員で考える場を設けました。
センクシャとして重要だと考えている成果(Key Results)は、目標に対して「足りていないからやる」だけではなく、「自分たちがやりたいからやる」こと。
まずは2028年に向けて逆算した今年の目標「アリーナ、ドーム、フェスなどの大型案件が一気通貫でできるようになる」を達成するためのKey Resultsを話し合いました。
まずは、設備や材料の話。
大型案件を担うために必要最低限の機械設備や、部材を揃える必要があります。
開催場所が屋内なのか、屋外なのかで必要なものも変わってきます。一定量は借りることも念頭に置きながら、ある程度自分たちの在庫として持っておかなければいけません。
続いて、人材の話。
社内の人を増やすことで、技術やノウハウをシェアすることで企業としての成熟度が上がっていきます。細かなことで融通を効かせられるのもメリット。やはり採用が重要になりそうです。
そのためには、現状ひとりでバックオフィス全体を担っている古川さんが、人事に集中できるようなサポートが必要です。自動化できることは自動化しつつ、業務を属人化せず、「全員でコーポレート」という意識を持っておきたいところ。
最後は、信用の話。
エンターテイメント創造企業として、日本一の信用・信頼を得ること。
大型案件の実績という表面の信用・信頼と、すべての仕事を高クオリティで行う裏面の信用・信頼、それぞれの蓄積が重要になります。日々の仕事ひとつひとつが、2028年につながっているとも言えそうです。
これらの話し合いを踏まえ、個人と部署それぞれOKRを考えて、月末までに改めて共有することになりました。
工場の稼働を上げるためのアイデア
工場の稼働状況から考えても、アッセンブル工場(最終的な組み立てなどを行う場)として使用するのが良いのでは、という意見が上がりました。
現在、制作は小出さんひとり。規模が大きくなると、全ての制作物をひとりで作るのは現実的ではありません。制作は外注、工場に来て作業をしてもらい、木工仕上げと品質管理は小出さんが行えば、クオリティも担保されます。
人が増えるまでのあいだは、場を有効活用するアイデアも常に必要になりますね。
会議後は全員で歓迎会へ行きました
今回の全体会議には、5月1日入社予定の方も一足早く参加。全体会議と会議後の歓迎会で、センクシャのオンとオフの雰囲気を掴むいい機会になったような気がします。
よふかしとしての全体会議への参加は3回目でしたが、回を追うごとにメンバーの皆さんの発言も増えてきているように感じています。過去の事業報告はこちらから。
引き続き、日々アップデートしていくスピード感を伝えていければと思います!
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