こんにちは。センクシャの専属広報・チームよふかしです。
初めての事業報告を掲載してから早1ヶ月。今回の全体会議もオープンに発信していきます。それでは早速スタート!
今回のトピックス
- 2022年の決算
- 2023年2月の実績
- 今月の施策
- 2月の共有事項
- センクシャのバリューを皆で話し合おう
2022年の決算
先月、2022年の振り返りとして触れましたが、改めて決算についての共有が行われました。
2022年の利益は約3000万円。利益率は7.5%程度で、税理士さんによるとかなり良い数字だとのこと。投資した分がしっかり利益に反映された、と下平さん。
今年は2億円の借り入れを目標としており、現在小松﨑さんが交渉を進めている真っ最中。ビジョンファーストを大前提にしつつ、資金調達も視野に入れていきます。
2023年2月の実績
カレンダーを見ながら、現場を振り返る一言レビュー。
1月に比べると、2月の現場は少なめではありましたが、日本武道館や東京ビックサイトなど大きな会場での公演・イベントが続きました。
MEGADETH JAPAN TOUR
MEGADETH 6年ぶりの来日公演 @日本武道館 / 豊洲PIT
『最近海外アーティストのコンサートに携わらせていただく機会が多く、エンターテイメント業界の盛り上がりを体感させていただいております!』(瓜田さん)
アイカツ!シリーズ 10th ANNIVERSARY『アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』
アイカツ!10周年ライブFINAL公演 @東京ガーデンシアター
『10月から始まったコンサートツアー。10月とは業界の盛り上がりも変わってきていて、更にFINAL公演というのもあり、すごい盛り上がりでした!』(瓜田さん)
すとぷり 4thフルアルバム『Here We Go!!』発売記念お話し会
すとぷりのフルアルバム発売を記念して開催された、ファンとの交流イベント@東京ビックサイト
『対面で行われたイベント、コロナ禍から通常の生活に戻って来ている事を、象徴するイベントでした!
瓜田、下平で現場に行くって新鮮でした!』(下平さん)
今月の施策
導入が決まったツールの使い方の周知や、今後のスケジュール確認をするパート。今月のセンクシャも、着々とアップデートされています!
西橋本の新倉庫
現在、事務作業などのできる小屋の制作を進めています。
床壁天井の仕上げだけでなく、レーザープリンターの導入も決定。工事は協力会社さんのお力添えもあり、3月中には完成予定です。乞うご期待!
八王子の新スタジオ
西橋本の倉庫と同時進行の、新スタジオ。こちらには大型コンサートやフェスにも対応できる、大型のマシンを設置できる拠点です。
実際の導入は初夏になりそうですが、導入したいマシンの洗い出しを実施。
・ロボットアームの3Dプリンタ(ジェネレーティブデザイン対応)
・ロボットアームのCMC
2種類は導入に向けて、具体的な機器の選定に入ることになりました。
課題発見ツール・GEPPOの導入
社員のコンディションやモチベーションの変化が分かる、GEPPOの導入が決定。月に1回のアンケートに答えた上で、”ヒト担当”の瓜田さんとの面談を行うことになりました。
個人の状態だけでなく、組織サーベイとしての機能もあるGEPPO。個人と組織が同じ目標に向かい、その達成度が可視化されます。
また、今後はタスク管理ツールの導入も検討中。現時点のタスクの進捗把握だけでなく、実績の振り返りという面でも活用していきたいと考え中です。
新・社用車が仲間入り
新しい社用車として、ハイエースが導入されることに。引き取りのスケジュールや担当者についても、総務と現場で改めて確認を行いました。
新メンバーの迎え入れ準備
全体会議の実施日時点で、技術管理2名、営業3名の計5名の方の入社が内定しています。
小松﨑さんと、面接を担当した古川さんから、それぞれの方の紹介と入社予定日を共有。「スーパー即戦力、人柄も素晴らしい」とのこと。いまからお会いできるのがとても楽しみです!
2023年末までには30名ほど採用を予定しています。気になる方、ご応募はこちらからどうぞ。
他にもこんなことを共有しました
ミッションも進化!「エンターテイメント産業をリデザインする」
今まで会社のミッションとして掲げていたのは、「エンターテイメント業界の製造・現場・仕組みをアップデートする」。
しかし、小松﨑さんの日々の思考の中で、”アップデート”という時期は既に過ぎたことに気付いたそう。
これからは”アップデート”から”リデザイン”に言葉を変え、既存の概念に縛られないゼロベースで思考し、再設計しなおす、チャレンジしていく姿勢を改めて共有しました。
この先、センクシャが作っていくのは、世界中のどこでも同時多発的に体験できるエンターテイメント。例え移動に制約がある人でも、場所に縛られずに体験できるものです。
コンサート会場にいる人たちが、同じものを観て共に熱狂するあの瞬間。それを原体験にしながら、想像を絶する体験を提供することを目指しています。
3DCG、AI、ロボティクスの技術を使って、エンターテイメントに特化したデータを一番持っている会社になる。そのためにも、採用活動を強化していきます。
トラス荷重試験の結果報告
自社で開発を進めているボックストラス(三角形の構造骨組。コンサートのセットなどでよく使用される)の荷重試験の報告も行われました。写真を見ながら、サイズ展開や形状、素材についても議論が進みました。
現在では既存製品を使用していますが、輸送コストの高騰や納期の調整がききづらいことなどが、自社開発に踏み切った要因。自社で製造できると「あと数個だけ欲しい」などの小ロットの要望にも、容易に対応できるようになります。
実は、この荷重試験は大手企業の特別な協力の元に実現できました。さらにもう一度試験を重ね、完成形へと持っていく予定です。
ChatGPTの活用推奨!
世の中の熱いトピックスでもあるChatGPT。センクシャが使っているnotionにもAIが搭載され、日常的な利用が推奨されています。
業務にも活用できるようになるには、まずは使って慣れることが大事。早速、会議中に専門用語を検索したり、議事録をまとめたりと頻繁に登場していました。
よふかしからの報告
今月から、チームよふかしも報告の場を持たせてもらいました。
先月投稿された記事コンテンツの紹介、採用を始めた昨年12月からのアナリティクスを見ながら振り返りなどを実施。特に先日の小松﨑さんのインタビュー記事は、Twitterでの反応が非常に多く見られました。(反応いただいた皆様、ありがとうございます!)
そろそろ、メンバーの皆さんの現場での様子もお届けできる予定です。
また、制作を進めているコーポレートサイトの進捗報告も。小松﨑さんの頭の中のイメージが、だんだん形になってきました。いわゆる”コーポレートサイト”とは、一味二味、違うものになりそうです。
センクシャのバリューを皆でつくる
今回特に時間を割いたのは、「センクシャのバリュー」を皆で話し合うこと。
事前に小松﨑さん、瓜田さん、下平さんの経営陣でベースをつくり、意図を解説しながらメンバーの意見を取り込んでいこうという試みです。
例えば、ビジョンのひとつである「ONE VISION」は、HIPHOPアーティスト・Nasの楽曲『One Mic』にインスパイアされたのだそう。
意図をしっかり理解すると、ビジョンとしての浸透も深まるはず。
これからは「ONE VISION」と言えば、「あ、あの曲が元ネタね」と連想しやすいのもポイントです。
念頭に置かれたのは、普段から皆が口にしている言葉を重視し、唱えやすいこと、浸透しやすいこと、Slackでスタンプにしたくなることなど。少しずつ議論が進み、言葉のニュアンスや新たな項目も加わりました。
まだまだ暫定版ではありますが、センクシャの大事にしている想いを知っていただく良い機会なので、いくつかピックアップしてご紹介します。
■唯一無二
競争の先に未来はない。ビジョンの先に未来がある。
ライバルと戦うのではなく、自分と戦い続ける。
■諦めることを諦める
不可能などありません。私たちの最大の弱点は、諦めることにあります。
成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることです。
■ブライトな多様性
明るいやつの個性。多様な視点、多様性を受け入れる。
一人一人を尊重し、認め合い、助け合い、話し合い、スキルを補完しあいながら。
■俺たちが一番エンターティナー
エンタメで人々を幸せにする奴らが一番楽しまなきゃいけない。
遊び心をわすれないでいよう。毎日がエンターテイメント。
最後に迷った時はワクワクする方を選ぶ。
■ありがとう精神
素直、謙虚、感謝
全体会議終了時点では、5テーマ・27個(!)のビジョンが並びました。今後は少しずつ統合したり、言葉を調整したりしながら、よりブラッシュアップしていく予定です。
次回は新メンバーの紹介ができそうです
今月は、比較的議論の時間が多い回でした。よふかし的には、会社の色だけでなく、個人の思考が色濃く出ていたのがとても興味深かったところ。より考えに近いニュアンスの言葉を(ChatGPTを使いつつ)探していく過程も面白かったです。
来月は新メンバーも加わります。どんどん進化していくセンクシャをお見逃しなく!
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