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【第1回】佑介さん(代表)とゲストが対談!佑介さんが新しい価値観を開拓するためのトークイベント

#1 トークテーマ:地方移住の本音

※この記事はオンラインイベントのアーカイブになります。
イベント:2023年2月23日開催

どんな企画なの?

この企画は秋田マテリアルの代表取締役である佐藤佑介(以下、佑介さん)が、ゲストを招いてトークテーマに沿って対談します。佑介さんが気になることや、参加した視聴者さんから、ゲストに質問していき新たな価値観を開拓していこう!という企画です。ゲストに次のゲストを繋いでもらうリレー形式で、秋田に留まらず日本各地にいるゲストと対談する新鮮でわくわくする内容となっています!

今回は湘南在住で春に秋田へ移住予定の鈴木春奈さんと対談しました。

鈴木 春奈(すずき はるな)

千葉県松戸市出身 / 32歳
職業:Webデザイナー
趣味 / スノーボードとサーフィン
移住先 / 秋田県にかほ市

佐藤|移住しようと思ったきっかけはなんですか?

鈴木|コロナの流行や自然災害の経験から価値観が変わりました。
移住しようと思ったきっかけは2つあります。
1つめは、「コロナの流行で価値観が変わった」
現在のWebデザイナーの仕事をする前は看護師をしていました。コロナウイルスの流行で、外出などはかなり制限された生活を送っていて、自宅と職場の往復で終わる日々を過ごしていました。そんな生活の中で、このまま人生終わっていいのかな?と急に不安になり自分の人生を見直そうと思いました。そして、自分の幸せを感じるものが「美味しいご飯が食べられること」「家族など大切なひとと過ごす時間」であることに気がついたんです。
2つめは、「自然災害を経験して、自分の人間力の低さを知った」
大型の台風が関東に直撃した時に、スーパーからは物が何もなくなったんです。その時に、自分では何も生み出せず他力だったことに気がついて、自分の力で生きていく力の低さを実感しました。都会だとマンションの隣に住んでいる人さえ誰かわからないので、災害が起きた時に助け合うこともしないと思うので、与えられた物だけで生きている都会暮らしを不安に感じました。

佐藤|なぜ秋田なの?

鈴木|秋田の地元の人と仲良くなったのが大きかったんです!
母の実家が秋田にあり、祖母が秋田県の由利本荘市に住んでいます。子どもの頃、親に連れられてよく遊びに来ていたのですが、数年前に10年振りくらいに遊びに行ったんです。サーフィンやスノーボードが趣味なこともあり、自然が綺麗で海や山で遊べる秋田がとっても楽しかったです!岩城にあるサーフショップに遊びに行ったら、地元のサーファーの方々が温かく歓迎してくださいました。その時に、地元の方々と連絡先を交換して「また遊びに来なよ!」というやり取りから、地元の方々に定期的に会いに行くようになり、秋田が大好きになりました!

佐藤|家族には反対されなかったの?

鈴木|頑張って秋田でおもてなししました!(笑)
旦那が神奈川から出たことがない人だったので、わたしも反対されないか心配でした。なので、秋田に遊びに行ったときは嫌な思い出がひとつもないように、わたしが美味しいお店調べたりして精一杯おもてなししました(笑)おかげで今は、移住に賛同しています!
SNSのDMでもよく「家族をどうやって説得しましたか?」と質問をもらいます。価値観を変えるのは難しいので、一緒に足を運んで体験させるのが一番良いのではないかと答えています。

佐藤|仕事はどうするの?

鈴木|パソコンでできる仕事に転職しました。
移住のハードルを上げているひとつですよね!仕事のこともDMでよく聞かれます。関東と比べて地方だと給与が下がってしまうことが懸念点でした。わたしの場合は、都会暮らしが嫌になったのではなく、より良い暮らしを求めて地方移住します。家賃など固定費は今に比べてすごく下がるのですが、給与も一緒に下がってしまうと今と生活水準があまり変わらないなと考えました。最初は収入の足しになるように副業を考え、パソコンがあれば仕事ができて興味のあったWebデザインを勉強し始めました。今は、Webデザインの仕事が大好きになったので転職して、フリーランスで活動しているので場所問わず働けます。とはいえ、転職することは再現性がないと思っています。そこまでの労力を費やしてまで、地方移住したい人がどれだけいるか、、。せっかくなので、地方の企業の社長さんに聞いてみたいと思っていたことがあります!

鈴木|移住者専用みたいな求人を出せないですか?

佐藤 | 移住に伴い転職先を探す時に、まずは同業種の企業を探すと思います。でも地方なので、企業数も都会に比べたら少ないので、そもそも同業種の仕事がない可能性もありますよね。そうなった時に、調べていると出てくるのが「地域おこし協力隊」なのですが、募集人数が少ないですよね。移住者向けの募集なので、やったことのない業務でも挑戦しやすいです。企業でも「移住者向け」と出してくれるだけで、未経験でも挑戦しやすいのですが、、

佐藤|時間帯をずらした働き方は検討しています!

現状では、「移住者専用求人」となると少し難しいのが現実です...。今の職場には、地元の方々が多くいて移住者を優遇すると「なんで?」と受け入れてもらえない可能性があると思います。ただ、最近考えているのは「サーファー採用」とか勤務時間を柔軟にした採用はアリかなと。例えば、サーフィンだと早朝に入って9時頃に上がるなら、昼から出勤してそこから他の社員と同じ時間だけ働いたり。開始時間・終業時間の縛りではなく、合計時間を統一することは自由にできますよね。スノーボードする人のパターンも同じかと。冬の時期は除雪もあるので早くに出勤して、終わる時間も早める。そうするとナイターに行けますよね。にかほなら、近くにもスキー場はあるので全然できると思います!冬は滑り放題!地元の人たちも選べる働き方なら提供できるかもしれません。

鈴木|サーファー採用って聞いたことないですね!魅力的です!

佐藤|これからは価値観も多様化しているなかで、「個」をしっかり尊重して、チームもしっかり成り立つ、というのが必要だと思います。多様化するなかで、トップの価値観も変わってくるだろうな、と思います。

佐藤|田舎のディープな人間関係ってどう思ってる?

鈴木|わたしも1番の不安要素なんです。
都会だと挨拶をしても半数以上は返ってこないです。移住を考えた時に、ネットで情報収集すると「人間関係」は田舎の悪いところで上がってくるんです。わたし自身は、コミニュケーションは楽しめるだろうなと思ってはいるのですが、田舎の当たり前が分からないので知らずの内に失礼なことをしてしまうのではないかと不安です。行政は、移住者を呼び込もうとしているのは伝わるのですが、実際の受け入れる側の地域の方々はどう思っているかは気になります。

佐藤|田舎なので変わらない時間を過ごしてきている人がほとんどなんですよね。ハルさんが移住して、ハルさんの目線で、「ここは変えたほうがいい」ということもすぐ出てくると思うんですよ。ただ、最初はそこで暮らしてきた人と目線を合わせて、徐々に教えて欲しいなと思います。「もっと良くしたい!」とはみんな思っていると思うので、変わらない、ということもないと思います。なので、互いに時間をかけて、ですかね。これは移住に関わらず、他のことでも同じだと思います。

【参加者の方からの質問】

参加者さん|ハルさんが秋田に移住したら叶えたい夢や目標はなんですかー?

鈴木 | 小さい夢は「鳥海山」に登ること!大きな夢は「人と人が繋がれる場所」をつくること!私自身、人と人の繋がりで秋田に移住したいと思ったので、そんな場所を作れたらなと思います。そしてその場所は、(私の父親が和食の料理人なんですが)定年後の父が活躍できる場所、なおかつ、人と人が繋がれる場所になっていることです。

参加者さん|秋田以外にも移住先の候補はあったのですかー?

鈴木 | 趣味を軸に移住しようと思ったので、条件としては海とスキー場があることでした。石川県、新潟県も考えてはいましたが、海もスキー場も近いのは意外と他の地域ではなく、いろんなことを考えてトータルで秋田県がいいとなりました。そんななかでも、にかほ市は鳥海山から日本海も綺麗に見えて、そんな環境にいいなと思いました。

参加者さん|農業や家庭菜園には興味ありますかー?

鈴木 | 家庭菜園にはめちゃめちゃ興味あります!全く知識がないので、誰かに教えて欲しいですね!


このイベントはゲストがゲストを紹介して繋いでいくリレー形式となっております!
次回はハルさんからご紹介いただく、素敵なゲストさんが登場!
ぜひまたご覧ください♪

ハルさん、ご参加いただきありがとうございました!!

▼ハルさんのSNSはこちら♪▼
Twitter:@inakaizyu

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