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株式会社WARC(以下「WARC」)は、成長企業の経営管理支援を目的とした様々なサービスを提供しています。
中でもハイクラス人材紹介事業「WARC AGENT」は、「人材紹介の『負』の解消を目指す、新しい転職エージェント」をビジョンに事業を展開しています。
WARC AGENT事業部では3つのバリューを掲げていますが、2社の人材採用支援会社を経て入社した古田は、中でも「脱KPIマネジメント」に強い魅力を感じたと言います。人材紹介業に長く携わったからこそ感じたWARCの働きやすさについて、詳しく聞きました。
プロフィール
古田 麻侑(Furuta Mayu)WARC AGENT事業部 キャリアアドバイザー2021年当社入社。大学卒業後、人材派遣会社での派遣社員のコーディネーターを経て、外資系人材紹介会社でシニアコンサルタントとして従事。第二新卒から経験豊富なMGRクラスまでB2C向けの事業を展開する企業を中心に様々なクライアントに対して人材紹介を行う。学生時代にブロードウェイのミュージカル「オペラ座の怪人」を見たことがきっかけで、大のミュージカル好きに。頑張る自分へのご褒美は、月に一度のミュージカル鑑賞と大谷翔平選手を擁するエンゼルスの試合を見ること。噂では、テレビでずっとMLB中継映像を流しているとか。好きな食べ物は苺大福。
自身が成長できそうな環境だと思った「人材紹介業」
- 大学卒業後に人材紹介業を選んだ理由を教えてください。
両親が公務員だったこともあり、元々は公務員を目指していました。ですが、就職活動をする時期になって本格的にキャリアを考えると、新卒ですぐに公務員じゃなくてもいいなと思ったんです。
公務員であれば裁判所事務官を希望していたのですが、いざ就職活動の時期に周りに話を聞いてみると「ワークライフバランスが良いよ」という話が多くて。
確かに素敵なことだと思いますが、当時の私はワークライフバランスを求めるよりも「がむしゃらに働ける環境」が良いと感じ、人材業界を選びました。
- その後、ずっと人材業界に居続けている理由を教えてください。
新卒で入社した会社で短期・単発派遣のコーディネーターをやっていたのですが「目標の人数を派遣して」といったオーダーに対し、がむしゃらに毎日ゼロから集客をすると、どうしても派遣社員の方との向き合い方も断続的になってしまい、自分の中にもどかしさがありました。
その点人材紹介業は、求職者とタッチしている時間が長いですし、経験値が上がれば上がるほど知識が増えて、スムーズにご支援できるようになります。
元々いろいろな知識をつけていくことは好きなので、そういった意味でも自分に合っているのだと思います。また、中長期的なキャリアステップが踏みやすい点も魅力です。
人材業界で3年働いたら、また公務員を目指そうと思ってはいたものの、結局4年間働きました。がむしゃらに働ける環境や、人との深い関わりから生まれるやりがいから人材紹介に強い魅力を感じ、人材紹介の業界に居続けています。
- 2社の人材紹介会社を経て、WARCに入社を決めた理由はなんですか?
一番の理由は、キャリアアドバイザー業務だけでなくリクルーティングアドバイザーとして法人担当もできることです。
WARCに入社するまで、私はリクルーティングアドバイザーの経験がなかったので、今後のキャリアを考えても経験しておきたかったんです。
ちなみに両面の場合、テレアポなどにも大きく時間を割いて積極的に新規開拓を行なっていくイメージがあったのですが、WARCは他事業部や提携先のVC等から紹介で案件をいただくことが多く、そういったご縁で繋がっていけることは素敵だなと思っています。
また、WARC AGENTが掲げている脱KPIマネジメントという点も魅力を感じました。
WARCでももちろん売上は追いますが「何をKPIにするかは方法論であって、まずはもっと大事な事がある」という価値観があります。
「しっかり経験値を積み上げて人材紹介で中長期的なキャリアステップを踏みたい」と考えている自分にとって、人材紹介業の本質を追求できる環境には強く惹かれました。
そういった意味でWARCが自分の理想にぴったりハマり、また人材紹介会社に行くのであればWARCしかないと思うほどでした。
実際にWARCへ転職する前、キャリアアドバイザーの知人数名と食事に行ったのですが、私が感じる”人材業界の課題”を話していたところ「であればWARCが向いていると思うよ!」と進めてくれた方がいるほどです。
入社初日の衝撃、「こんなに組織を大切にする人材紹介会社があるんだ」
- 実際に働いてみた印象を教えてください。
入社初日に色々なミーティングに参加させてもらったのですが、個人の数字だけでなく、組織をより良くするためにはどうすべきか議論していたことに驚きました。「人材紹介業でこんなカルチャーを作れる組織があるんだ!」という気持ちでした。
また、入社理由でもある「人材紹介の負を解消する」ことが事業部全体に根付いており、かつ社員同士での情報共有は当たり前といった雰囲気があるため、コミュニケーションが取りやすいとも感じました。
前職は外資系企業ということもあり、成果実力主義の側面が強く、目標を達成しなければ自分の立場も危うくなるような非常にシビアな環境だったため、どうしても自分のことで精一杯で。
その結果、個人商店化してしまい、チームや事業全体を底上げするためにノウハウ共有や情報共有をしている余裕がなかなか生まれにくい状況でした。
数字の取り合いではないことも、今までと比べるとコミュニケーションの取りやすさに関係しているかもしれません。
- 入社後すぐに関わったキャリアアドバイザー以外の業務はありますか?
入社当初は、生産性を上げるためのプロジェクトに関わっていました。
当時、まだ属人的な業務もあったり、細かいフローが決まっていなくて。例えば企業との打ち合わせの議事録が共有されているときもあればそうでない時もあり、確認などの無駄な時間が発生してしまう、といったような内容です。
そういった生産性を下げる要因を減らすため、全員ができる・わかるフローを作ったり、より情報を共有しやすい環境づくりをしました。
メンバーの頑張りが自分のモチベーションに
- WARCで働く中で実現できた新たな挑戦や、スキルアップできたことがあれば教えてください。
クライアントである企業が日々どのようなことを考えていて、ニーズは何なのかということを直接知れたことは非常に良い経験でした。
キャリアアドバイザーだけの側面では見れなかった点なので、知見が広がったと感じています。
WARCの場合、各企業担当はいるのですが、あくまで窓口という役割なので、希望すればクライアントとの打ち合わせに誰でも参加することができます。他の予定で参加できなかったとしても、すぐに情報を見ることができますし「とある特定の人しか情報を持っていない」ということはないので、結果的に良いご支援に繋がります。
- 成果を出し続けると定評のある古田さんですが、普段の業務ではどのような点を意識していますか?
自分の目標だけに集中するのではなく、メンバーの動きをよく見ることで「自分ももっとやれることがあるはず!」と日々意識しながら業務に取り組んでいます。
自分よりもさらに頑張っている人がいるということは、大きなモチベーションです。
また、前職では情報共有が少なく苦労した経験があるからこそ、WARCではできる限り自分の情報もアウトプットすることでチームに貢献したいと考えています。
今後は引き続き自分の成果を出しながらも、担当するユニット全体で成果を出せるようにチームリーダーとして後押ししたいです。再現性のある組織づくりを実現させたいと考えています。
大切にしている、候補者との “一ヶ月後ランチ”
- 人材紹介業は大変なことも多いと思いますが、それでもこの業界でずっと頑張れる理由は何でしょうか?
ご支援をした方と入社一ヶ月後ぐらいにランチに行くのですが、新しい会社でのエピソードを楽しそうにお話していたり、充実していらっしゃる姿を見ると「この仕事をやっていて良かった」と強く思います。
また、一度ご支援した方が、再度転職を考えたタイミングで連絡をくれることもあります。「信頼しているので、お任せします!」と言っていただけるととても嬉しく、大変なこともあるけれどまた頑張ろうと思えます。
- 最後に、どんな方がWARC AGENT事業部に向いていると思いますか?
人材紹介が好きな方が向いているかなと思います。
WARC AGENTはハイクラス人材に特化していたり、取り扱っている職種の専門性が高かったりと、すぐに数字が出ないことが多いです。
そのため、正直なところ最初の2,3ヶ月はなかなか成果が出ず、苦しいと思います。それでも諦めず頑張るためには、根底として「楽しめる」ことが大切だなと。
また、数字を上げることは大前提ですが、クライアント企業や候補者にベクトルが向いている方であれば、WARC AGENTで活躍できるのではないでしょうか。
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