■プロフィール
今村 光希(いまむら こうき)
新卒で業務用パッケージシステムの会社に入社。約4年ほど間にアプリケーションエンジニア、開発(エンジニア)マネージャーを経験。2020年12月にGoalsに入社。現在は、Goals唯一のインフラエンジニアとして従事。
最速でマネージャーになる。
就職活動のことや1社目での経験を教えてください。
大学時代、インターンシップなどに積極的に参加し、就職については当時インターンしていた10人規模のベンチャー企業でと考えていました。ただその会社の代表がその当時推進していたビジネスにこだわらず、「どういう新しいビジネスをしようか」と、事業の先に描く世界ことよりも、時代に求められる瞬間の世界のビジネスを検討しはじめたので、そこに不安を感じました。
まずは地に足をつけた会社で地力をつけたいと考え、自身が工業系の学部であったこともありエンジニア職の採用がある基幹システムのパッケージ開発会社への就職を決めました。
その会社は入社後の研修で適正職種が決定されるシステムとなっていました。研修ではセールスもエンジニアも学び、ソースコードと向き合っていることが自分には向いていると思っていたら、そのとおりに開発職となりました。
いま思えば、そこで自身の強みを見出してもらえたかなと。その後の目標は、マネージャー職にいかに早くなるかということ。そのために私が考えたことは、社内で一番詳しいという領域を持つこと。そうすれば、その領域においてマネージャーになれると思ったのです。
具体的には、開発部署の中でニッチな領域に自ら手を上げ担当し、そこでスキルを磨き一番となることでした。その結果、当時の同期の中でも最速でマネージャー職になることができました。
若くしてマネージャー職になられてどうでしたか。
チーム編成としては私と上長1人と2人のメンバー計4人の体制でした。配属されたメンバーはどの方も、開発としてのスキルレベルは高く、人によっては私よりも開発における基礎力が高い方もいました。そういった中、マネジメントのスキルも経験のない私は、当初「マネージャーとして自分は何ができるのか」ということに悩んだことを覚えています。
2人のメンバーの強みであり、共通していえることはプログラムを書くことが好きなこと。開発経験においても、年齢的にもマネージャーとして未熟な私ができることは、メンバーが開発することに専念できる土壌づくりでした。開発以外のことはすべて私が担当し、人を動かそうとするのでなく、人が自ら動く環境を整えることで、チームとして動きはじめました。
そんな中、コロナ禍となり全社的に出社を控えるという状況が続きました。一般的にはIT領域における開発にリモートワークは適していると言われていますが、私には立場的にも能力的にもデメリットと感じる面もありました。メンバーがなにしていているのかわからない。対面でのやり取りと比較すると、チャットしても反応を汲み取りにくい。コロナ以前は、メンバーとお茶をしたりコーヒーを飲みながら、開発の進捗であったり働き方に対する課題や悩みを状況把握していました。
メンバーの方から能動的にアクションがあるタイプではなかったので、すべてこちらからアクションをとらざるを得なく、当時の私は以前よりもマイクロマネジメントになってしまったかと思っています。そのような状況が続くことは、メンバーにとっても私にとってもストレスであり、そのことに対する具体的な解決案には至らぬまま、環境の変化が自らの成長という変化につながると思い転職することを決意しました。
替えの効かない存在であり続けたい。
Goalsへの入社、それからのことについて教えてください。
Goalsには前職の気心知れた後輩が私よりも前に入社していました。その後輩から声をかけられたのがGoalsを知ったきっかけです。Goalsの方々を話す中で、目指すところがしっかりあるスタートアップ企業であること、食品産業で働く多くの方々の役に立つプロダクト「HANZO」を開発していることに魅力を感じ入社を決意しました。実際入社に至るまで、何度もオフィスに遊びに行かせていただき、社内の方々と対面でコミュニケーションの機会を持つことができました。明るく、前向きに働いている方々が多かったことも転職するにあたってのポイントとなりました。
入社してからは、インフラエンジニアとして役割を担うことになりました。前職と同様、社内のエンジニアとしてはニッチな領域です。プロダクトに直接関わることは少ないのですが、そのプロダクトを支える広範囲なスキルが求められるので日々学びがあります。
そしてこの会社はコミュニケーションが多く、社内のエンジニアから「ありがとう」と言われる機会も多く、その感謝のの距離が近いのは何よりもやりがいとなっています。現在は週3日リモートワークですが、働き方において不便さやストレスを感じることはほとんどありません。Goalsのエンジニアの生産性、開発力の向上につながる役割をこれからも担い、インフラエンジニアとしてこの会社で替えの効かない存在であり続けたいと思っています。
これからGoalsで働いてみたいと考えている方に一言を。
Goalsの行動指針に「ファクトで語ろう」という言葉があります。どんなことでも「なぜ」という問いをたて、そこに答えることそれがこの会社の組織文化の一端を担っていると思っています。いま自分は何のために仕事をしているのか、何のために働いているのか、この機能はなぜ必要なのかとこの言葉は、自らの視点をストレッチしてくれるので私も働く上でとても大切にしています。
そして、上下関係や部署間関わらず、フラットに心地よくコミュニケーションができる環境こそが、「ファクトで語ろう」という行動指針を広めていると思っています。そういったお互いの納得感を大切にした対話を大切にできる方、ぜひご応募ください。