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「診療アシスタントは"人"として成長する仕事。」統括部長/武藤 編

今回は、広報担当より、法人の統括部長/武藤公一郎へインタビュー!
診療アシスタントがなぜ「人として成長するのか」を語ってもらいました。

登場人物

武藤 公一郎's Wantedly Profile
医療法人 あんず会 杏クリニック, 統括部長 理学療法士として社会人スタート! 医療界を変えたいという思いから、地域発展のために挑戦と挫折を繰り返してきました!  ー好きな言葉ー 誠実 人は変われる 挑戦 自己成長を通して、世の中をよくする!
https://www.wantedly.com/id/kouichirou_mutou_a

ー本日はよろしくお願いいたします!武藤さんはどのような経緯で医療業界に入ったのですか?

こちらこそ、よろしくお願いいたします!
実は私自身の社会人キャリアは「理学療法士」としてスタートしています。祖母が病院で亡くなった影響で、リハビリで自宅に帰れるという選択肢をより多くの人に知ってほしいと思ったからです。

ーその後、どのような経緯で診療アシスタントという存在を知ったのですか?

「理学療法士」として理学療法を提供し、数多くの方の自宅退院を支援してきました。ただ、病院に帰ってくる方も多いのです。「これは地域に出ていく必要がある」と考え地域に出ていきました。
そして、デイサービスの運営などをしていく中で、より地域を根ざしていきたいと思うように。
そんな時に在宅医療に出会い、診療アシスタントを知りました。

ーなるほど、理学療法士の経験が地域目線へと移り、在宅医療に出会われたんですね。診療アシスタントとしても活躍されたんですか?

その通りです。私自身も診療アシスタントとして直接、患者さんやご家族様を支援しました。地域の訪問看護、ケアマネージャー、地域包括支援センター、薬局、行政、病院機関などとチームで支えるための連携にも尽力しました。

ーそこで、診療アシスタントの価値を実感されたんですね?具体的に教えてください。

そうです。30歳の時に理学療法士のスキルは一旦置き、診療アシスタントとして活躍する道を選びました。そして、後述の2つの価値を実感しました。「①自己成長 ②日本の医療、地域を具体的によくできる。」です。

ーおぉ、なんだか大きな話ですね。まずは自己成長の部分からお伺いできますか?

そうですね(笑)大きい話ですが、それくらい価値があると実感していますし、実際、私は現場の血が通っているマネジメント職を今はしています。前職では事務長として、現在は統括部長という役割をもらって社会貢献しています。では、自己成長の部分を具体的にお話したいと思います。まずは、「働く姿勢が育つ」です。在宅医療では、患者さんが自宅で亡くなられます。私たちも医師と共にお看取りをさせていただく役割です。この「生と死の現場」を通して、人の人生を支える点です。今の私たちは「死」を体験していません。支える対象は、私たちよりも死が近い患者さんです。その患者さんを支えるご家族です。自分の行動・言動一つで患者さん、ご家族様、支えるチームの状態を左右する。この人生への責任が人を育てます。仕事に必死になります。これは、何の仕事をするときでも必須となる「働く姿勢」だと思います。

ー医療に携わったことがない職員が、お看取りの現場にいくなんて想像もできませんね。それは、確かに強い意志が必要で、責任のもと環境自体が自己成長が促されますね。

最初は、お看取りにいったとしても何もできない「不甲斐なさ」しか残りませんが。。ただ、この不甲斐ない自分で、次の方にどう貢献できるのかを考え続けるられる環境なのも醍醐味ですね。おっと、このお話だけで1時間以上使ってしまうので次に移ります。自己成長の要素では、ビジネスマン必須の力だと私は思っている力がいくつも鍛えられます。「ゴールから逆算し課題解決の段取りする力」「相手に伝わるようにプレゼンする力」「会議をする力(まとめる力)」「課題解決のために自分が何をするのか考える力」「相手の話が聞ける力」などです。

ー私自身も必要だと思って、育成に苦慮する力ばかりですね。

ありがとうございます。これらの自己成長ポイントを一つ一つお話するのは、また別の機会にしましょうか。

ーそうですね、「日本の医療、地域を具体的によくできる」方も気になっています。

これは診療アシスタントが自己成長=地域貢献になっている点が一つ挙げられます。これから高齢社会がどんどん進んでいく中で、医師や看護師の数は限られています。イコール、地域で支えられる人、本当は自宅に帰りたいけど帰れない方々を支えられません。そこを、優秀な診療アシスタントが地域を救っていきます。医師だけでは、汲み取れなかった患者さんの想い、家族の想い、地域のチームの想いを汲み取り、解決するために動く。この動き自体が地域を支えています。話は、すこしそれますが、私たちが守っている埼玉県においても、医師不足は著明ですが、想いに共感し医師が増えてきました。来年度には倍の患者さんの人生を支えられる医師数にはなると思います。ただ、診療アシスタントがいなければ私たちの在宅医療は成り立ちません。

ー熱くなってきましたね。杏クリニックはもちろん、地域、日本医療にとっても欠かせない存在であるということですね。

私たちはそう信じ事業を進めています。また、自己成長の部分とつながってきますが、優秀な診療アシスタントは「アシスタント」ではなく、「人を支えるメインプレイヤー」となります。このスキルや働く姿勢が備わった人は、組織をまとめる力にもつながり、自分自身をキャリアもどうしていくか自身で考える力もついてきます。その成長自体が、地域・街づくりにつながっています。

ーすごいですね。在宅医療の現場、診療アシスタントの可能性を聞けてよかったです。また、次回もよろしくお願いします。

最後までご覧いただきありがとうございました!

杏クリニックに興味を持っていただいた方は気軽に連絡お待ちしております!
それでは次回もお楽しみに!


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