今回のストーリーは、タミヤが製造・販売するRCカー(ラジオコントロールカー)を使った
社内イベント「社員チャレンジカップ」をご紹介します。
ロケーション
タミヤは、国内2箇所でRCカー専用のサーキットを運営しています。
▲タミヤ掛川サーキット(コース全長290m 全天候型施設)
▲タミヤサーキット(since 1976)
社内イベントの舞台は、伝統あるタミヤサーキットでおこなう事になりました。
「お客様目線で楽しもう!」
そんな想いで始まったイベントも今回で5回目を迎えます。参加者はタミヤで働く全ての社員とご家族。
「先輩・後輩」、「上司・部下」、「男性・女性」 ここではそんな括りなど一切ありません。
RCカーの超初心者から、開発に関わる専門家まで、笑顔の絶えない楽しい一日となりました。
イベントスタート
見学含め70名以上の社員・ご家族が集まり、休日らしいゆっくりとした進行でイベントが始まります。
午前(前半) 体験フリー走行
午前(後半) スプリントレース(個人戦)
午後 90分耐久レース(チーム戦)
▲午前の部 自慢のマシンを持ち寄って朝の集合写真
▲部署を超え、耐久レースのチーム毎にピットテーブルで準備を進めます。
▲新入社員もベテラン社員も関係なく、自然と笑顔が溢れます。
スプリントレース(個人戦)
▲緊張のスタート前、お客様が味わうドキドキを社員自ら体験します。
▲操縦台に立つ若手社員も楽しそうです。
▲オフロードカーによるレースも体験。
▲何でも一番ってやっぱり嬉しい。
90分耐久レース(チーム戦)
▲午後のメインイベント 90分耐久レースでは、9チーム42名の社員&家族ドライバーが参加
▲社員向けイベントとは言え、そこは本物指向のタミヤ。実車レース同様、セーフティカー先導によるローリングスタートでレースが開始。
▲女性ドライバーも大健闘。この日のために休み時間や休日にチームメイトと練習を重ねました。
2周に1周は、外周路走行(近道)可能と言う「面白ハンディキャップ」で、レースは超接戦の展開に。
▲ピットインのタイミングなど、チームメイトから指示が飛びます。果たして優勝はどのチームに…。
レース序盤は、各チーム横転したマシンを起こしに行く程度のトラブルでしたが、
開始20分を過ぎたあたりから、激しいクラッシュによるマシントラブルが徐々に発生。
緊急ピットインを余儀なくされ、修復に時間を費やしたりと、順位が目まぐるしく変動します。
レース中盤にかけ、熾烈な2~5番手争いが僅差で展開され、いよいよ最終局面に…。
▲順位変動グラフ ※横ばいの線は、修復作業によるピットストップを表す
90分の長丁場を戦い、一度もトップを明け渡す事なく制したのは 「RCカー設計部門&ご家族チーム」 。
大人に混じって、息子くん達 (13歳) (19歳) ヤングドライバーの活躍が、勝利に大きく貢献しました。
90分耐久レース結果
1位 238周
2位 225周 GAP 13 LAP
3位 223周 GAP 2 LAP
4位 219周 GAP 4 LAP
5位 196周 GAP 23 LAP
6位 189周 GAP 7 LAP
7位 185周 GAP 4 LAP
8位 182周 GAP 3 LAP
9位 154周 GAP 28 LAP
1周25秒前後でコースを周回し、90分戦ってこの僅差ですから、盛り上がらないハズがありません。
▲戦いの傷跡残る優勝マシン(少しマニアックな話ですが、実車と同じ後輪駆動を採用しています)
▲閉会(表彰)式
戦い終われば 「タラレバ談議」 や、早くも 「次回に向けての作戦」 を練るチーム含め、皆、笑顔いっぱい。
日も暮れ始め、あっと言う間の1日でしたが、無事にイベントを終えることが出来ました。
ストーリーをご覧いただきありがとうございました。
仕事を離れた場でも、社員同士が楽しんで真剣にホビーに向き合う、世界でも珍しい(?)会社です。
次は、アナタもタミヤの仲間として、社員チャレンジカップに参加しませんか?