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「ハード」と「ソフト」から紐解く、タノムの職場環境

こんにちは。開発チームでTANOMUのアプリケーション開発をしている奥村です。
noteでは、私がTANOMUに入社した経緯や開発チームの仕事内容、TANOMUでの働き方などをお話しています。

私の最後のストーリーでは、タノムの働きやすさや今後の目標についてお話させていただきます。働く具体的な環境について興味のある方はぜひご覧ください。

▼前編はこちら

▼中編はこちら

ハードウェア=フルリモート・フレックスをはじめとする各種制度

私は妻と2人の子ども(5歳と1歳半)の4人家族です。家事や育児は妻と分担してやりながらフルタイムで勤務しています。タノムはリモートかつフレックス制なので、かなり柔軟に働ける環境だと思います。

前職ではリモート制度がありましたが、出勤時は自宅から会社まで片道で約2時間、往復で約4時間かかっていたので、通勤でかなり疲弊していました。そのため平日は、家庭に使える時間はほとんどありませんでした…。タノムに副業でジョインした時は、新型コロナウイルス感染症が流行し始め、リモートワークが増えてきた頃だったので、私もずっとフルリモートで働けたらいいなと考えていたところでした。

現在はフルリモートで通勤がないので、かなり生活がうまく回っていると思います。私の1日のスケジュールですが、子どもを保育園に送り8時〜9時に出社、18時には仕事を切り上げて退勤します。その後保育園にお迎えに行って、帰宅後子どもにご飯を食べさせ、お風呂に入って、就寝という毎日です。もし通勤があったら、保育園の送り迎えや帰宅後子どもの世話をするのはかなり難しかったと思います。

さらにフレックス制なので、子どもが急に熱を出して保育園のお迎えが必要になった!という時にも時間を調整できます。

ハードウェアとしての「制度」は、ただ作るだけでは機能しません。タノムの場合はメンバーの半分がお子さんをお持ちで、「子育てに理解がある」からこそ、制度がしっかりとワークしているのだと感じます。

3年前、新型コロナウイルス感染症の影響で、子どもが1週間ほど保育園に登園できなくなったことがありました。ちょうど子どもが3歳ぐらいで体を動かしたがるので、ずっと自宅にこもって見ていることも難しく…。

社内で相談し、子どもの世話をする時間を作りながら勤務するという形で業務スケジュールを調整していただけました。メンバーそれぞれが仕事と育児の両立を経験していて理解があるからこそ、サポートし合えるのだと思います。

ソフトウェア=Slackを中心としたオープンなコミュニケーション文化

社内全体がメンバーの生活環境に理解があるという点にもつながるかもしれませんが、とてもオープンなチームだと思います。会社のSlackの運用として、仕事上のやりとりは基本は全部オープンチャンネルでやるというルールもあります。

私は、開発側と直接関わりがないビジネスサイドのチャンネルで流れてくる内容も、自分の好きなタイミングでちょくちょく見ています。お客様との会話の中でTANOMUがどんな視点で捉えられているのか、お客様がどんなことを求めているのかをリアルに感じることができます。セールスチームの方々が、お客様とのやり取りをまとめてSlack上で共有してくれるのも楽しみです。

カスタマーサクセスチームのチャンネルでは、お客様からの問い合わせについて頻繁にやり取りされています。問い合わせ内容を見ていて、開発に関してわかることであれば、聞かれる前にコメントし、一緒に回答を考えていくこともあります。
オープンだからこそ、情報共有のスピードが速まり、お互いに協力し合って困りごとが解決できているのかなと思います。特にリモートでお互いが見えない環境では、メンバーが個々人で必要な情報をキャッチし主体的に動ける状況を作ることはとても重要ですね。

卸業者の課題をくまなく解決していきたい

一般的なビジネス視点で考えると、これからはTANOMUの機能を拡張してお客様の数を増やし、売上をどんどん伸ばしていくことが重要かもしれません。ですが、個人的には開発の視点から考えると、これまで大切にしてきた「芯」を持ち続けることが重要だと考えています。
前編のnote(リンク入れる)でもお話しましたが、それは、機能を開発する際に、単にお客様の要望をすべて取り入れるのではなく、全体的に使える汎用的な機能を考えることの重要性です。入社当初から変わっていないことですが、プロダクトを成長させるフェーズのTANOMUだからこそ、実現できていることなのかもしれません。

特定のお客様向けの特別なシステムを作ることは比較的簡単で、利益を生むことにもつながりやすいです。しかし、それを汎用的な機能にし、多くのお客様が使えるようにすることは本当に難しく、さらにその状態を維持し続けることはとても高い壁だと感じます。

ですが、作り手としては、それを維持していくべきだと思っています。汎用的で誰もが使いやすい機能を作ることで、多くの卸業者の方がTANOMUを利用できるようになり、受発注がカンタンになる未来が想像できます。売上の大小だけで判断するのではなく、TANOMUを利用してくれるすべての卸業者のお客様を大切にしていきたいです。TANOMUが業界標準のツールになることを目標に開発を進めていきます!

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