《クライアントインタビュー Vo.2》EC事業、IoT技術開発、ECコンサルティング。進化する日昇の、さらにその先。|株式会社FBマネジメント
株式会社 日昇
株式会社 日昇は、1996年創業。
2017年2月、高橋秀典氏が2代目 代表取締役社長に就任。
日昇は、愛媛県伊予市に本社を構え、地域に根差したリフォーム事業を行う企業として創業。現在は創業来の事業であるリフォーム事業に加え、インテリアEC事業、さらにはIoT事業を展開。「新しい価値を創造し、世界中のあらゆる人々に伝え届ける。」ことをミッションとして掲げ、住空間のトータルコーディネートに携わる企業としてお客様に安心していただける商品・サービスを提供している。
現在の日昇の収益の大きな柱となっているインテリアEC事業は、2007年に現高橋社長が次期後継者として日昇へ入社した際に、前職で培ったECのノウハウを元に立ち上げた事業である。現在では商品企画から製造、小売までを一貫して行っている。
ターゲット毎の特性を理解した戦略と、求められるニーズに合わせた強い商品力を持つことで、EC事業部は立ち上げから僅か4年半で月商1億円を超え、2012年8月には“楽天市場 EXPO賞2012「成功のコンセプト賞・仕組化」”を受賞、2013年と2019年には“楽天市場 ショップ・オブ・ジ・エリア 四国・中国”を受賞した。
また、リアルとネットを繋ぐIoT事業は2019年に発足。
照明器具やインテリアに馴染むIoTデバイスの商品開発、販売までをワンストップで実施。「TOLIGO(トリゴ)」シリーズを開発し、“家庭のスマート化”を実現するサービスを提供している。
今後は日本国内でのIoT技術の浸透を推進し、IoTによるデータ活用が出来る体制を構築していく方針だ。
「EC事業を始めていなかったら、今の日昇の形は実現していなかった。」と、高橋社長は語る。
創業20周年目を迎える2021年、日昇は高橋社長が描く構想に向かって、更なる成長と進化を期す。
更なる経営の進化に向けた高橋社長の想い
EC事業を軌道に乗せ、更にはIoT事業の立ち上げという、新たな一手を次々と打ち出していった高橋社長。売上は順調に推移し、コロナ禍でも揺らぐことのない、強固な体制を作り上げることに成功した。
しかし高橋社長は満足することなく、日昇を次のフェーズに進化させるための構想を常に模索していた。
“社員がキャリアップできる環境を整える” “さらなる外部環境の変化に対応できるように本業と同規模の利益を生み出す新事業の立ち上げ” などを考える一方で、自身の中でも明確な次の一手を追求していたという。
FBマネジメントからの提案
日昇の更なる展開に向けて模索をしていたその時、金融機関からFBマネジメントの紹介があった。
FBマネジメントから高橋社長にご提案したのは、実業×ECの成功事例のノウハウを外販したソリューション支援事業の立ち上げによるグループ経営構想であった。
社員にとってはECを軸とした実業と支援の2つのキャリアを選択でき、また相互に行き来することもできる。事業が増えることで経営を任されるチャンスが増加し、組織を活性化させることが出来る。
「提案が実に新鮮で、何より面白かった。やるべきことのヒント答えを教えてもらえた。」と感じた高橋社長は、迷わず新しい取り組みに挑むことを決意し、FBマネジメントと契約した。
FBマネジメントは進化し続ける日昇の社外No.2として、高橋社長の描いていく構想を実現するべく、伴走を始めた。
新規事業立ち上げ、加速する日昇
日昇はFBマネジメントと共に、「四国の未来をECの力で」というグループ経営ビジョンのもと、現在はその最初の一手として、高橋社長が立ち上げ、今では日昇の大きな収益の柱となっているEC事業拡大のノウハウを活用した“中四国企業向けのECコンサルティング事業”を新規事業として立ち上げるべく取り組みを行っている。
自ら試行錯誤を繰り返しながら築き上げたEC事業で利益を出すための成功のノウハウを可視化した、実業を熟知した日昇だからこそ提供出来る、付加価値の高いサービスである。
さらに日昇のグループ経営構想に向けてECコンサルティング事業以外にもすでに新しい事業展開の構想が明確に高橋社長には見えている。
高橋社長が見ている日昇の未来とは
地域に根ざしたリフォーム事業から、インテリアEC事業、IoTの技術開発による自社商品の開発など、次々と新規事業を推進し、成功へ導いてきた高橋社長。
「現在は更なる新規事業の立ち上げと共に日昇のグループ経営構想の実現に向けて取り組んでいる。事業領域の拡大はもちろん、社員にとってキャリアをより選択できる環境を整備していきたい。また新規事業立ち上げ後は年齢に関係なく成長意欲のある社員には積極的に事業部を任せていきたいと考えている。このグループ経営構想を実現させ、人材育成・組織の活性化を図っていきたい。」
高橋社長は、今回立ち上げた中四国企業向けのECコンサルティング事業を皮切りに、自社が培ってきた成功のノウハウを活かした様々な事業展開の可能性を視野に入れた、日昇の更なる進化に向け明確なイメージを持っている。
また、自身が経験したように将来迎える事業承継においても、FBマネジメントの提案から多くのヒントを得たという。
「いつも自身にはない知見からの多くの刺激をもらっている。日昇のグループ経営構想の実現においても、今後も一層の支援を期待している。」と高橋社長は語った。
自社の成功体験をもとに次々と新しい事業を立ち上げ、事業拡大を続ける株式会社日昇。
「今後は中国・四国のエリアの中小企業がEC事業、或いはグローバル事業に進出したいと考えたとき、先ずは日昇へご相談いただけるような企業を目指す。」と高橋社長は意気込む。
※FBマネジメントが推奨する「老舗ファミリー企業の経営を進化させるための10カ条」の「03条.ファミリー企業はグループ経営を取り入れよ」
【ご紹介企業様】
会社名 : 株式会社 日昇
代表者 : 代表取締役社長 高橋 秀典
所在地 : 〒799-3113 愛媛県伊予市米湊323-1
設立 : 2001年7月
売上 : 20億円
従業員数: 57名(内パート社員12名)
ホームページURL:https://www.nissho.ehime.jp
【会社概要】
会社名: 株式会社 FBマネジメント
代表者: 代表取締役社長 兼 グループCEO 山田 一歩
所在地:〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町12-7 日本橋小網ビル1F
ホームページURL:https://fbmg.co.jp