こんにちは、ミロゴス開発Gの徳田です!
今回はミロゴスの開発Gで毎週行っているふりかえりを紹介しようと思います。
ふりかえり手法
ミロゴス開発Gではふりかえりの手法にKPT(A)を採用しています。
KPTとは、Keep(続けること、良かったこと)、Problem(問題だったこと)、Try(試すこと)の3つの観点でトピックを洗い出し、出たトピックについて話し合いを行うふりかえり手法です。
これにAction(行動に移すこと)を付け加えて、Tryを具体的なActionに落とし込むところまでを組み込んだものがKPTAと呼ばれる方法です。
ミロゴス開発GではKPTAを用いて毎週ふりかえりを行っています。
オンライン通話スペースであるGatherで集まって、ClickUpというタスク管理ツールを用いてふりかえりを行っています。
- Gatherで集まっている図
- ProblemをClickUpに挙げている様子
ゆる〜いラインナップ
とはいえ、ミロゴス開発Gが毎週行っているKPTAは、オンライン化でのコミュニケーションの観点を加味して、かなりゆる〜いものとなっています。
実際にトピックとして上がったものをいくつか紹介します。
Keep
- BF2042楽しい
- Redisと和解への道
- デスク環境の一新良かった
- 毎日松屋生活が復活
- キーボードの沼へ
- 自転車買った
- cdkとansibleの役割の違いの理解
- ETLがうまくいってそう
- AWS Skillbuilderよさげ
- gather楽しい
Problem
- Docbaseの知らないタグ
- 勉強会やりたい
- EventBridgeの上限緩和申請でバグを踏んだ
- DDDむずいなと思った
- 自炊飽きた
- 要件整理が難しい
- StepFunctionsモックの壁
- 花粉に苦しんでいます…
ふりかえりから実現したもの
私生活のことから業務のことまで、ざっくばらんにトピックを挙げていますが、もちろんこの中から実際に改善へと結びついたものもいくつかあります。
勉強会をやりたい
勉強会をやりたいというトピックから実際に社内LT会を発足し、現在も定期的に実施しています。
StepFunctionsモックの壁
このあとAWSのサポートともやり取りを重ねて、実現までこじつけています。
この件に関してはQiitaに技術記事を投稿しています。
https://qiita.com/taskforce_Hisui/items/397ed38f0cdae94b0941
まとめ
ミロゴス開発Gのふりかえりの雰囲気をお伝えできたでしょうか?
ゆる〜く行っていることで、ざっくばらんな意見が出やすく、特にプライベートな話題が出やすい環境になっていると思います。
単調で、暗い雰囲気になってしまいがちなふりかえりですが、ベースをゆるい雰囲気にすることで、意見が出やすく長く続けやすいものになっていて、メンバー同士のコミュニケーションの場にもなります。リモートワークに移り変わる中でコミュニケーションが減ってしまいがちな状況を改善する役割もあります。
一週間のしめくくりにゆる〜いふりかえり。皆様も一度試してみてはいかがでしょうか?