2022年春に新卒入社された垣内さん・長岡さん・ハンさんにインタビュー!ポラリスを志望した理由から、やりがいを感じたエピソード、2023年入社予定のみなさんへのメッセージまで、さまざまなお話を伺いました。後輩のみなさんはもちろん、先輩方も、大きく成長した3名の姿をぜひご覧くださいね。
■2022年新入社員の3名にインタビュー
今回インタビューを行ったのは、2022年4月に新卒入社した、垣内さん・長岡さん・ハンさんの3名です。
同期入社の3名は、研修期間をともに過ごし、現在はそれぞれの事業所で業務に励んでいます。
今回は、入社時に抱いていた想いや、入社後に感じたギャップ、仕事のやりがい、そして、2023年春に入社される新入社員の方々へのメッセージを伺いました。
後輩のみなさんはもちろん、先輩スタッフのみなさんも、入社8ヶ月を経て成長を遂げた3名の姿をぜひご覧くださいね。
プロフィール
ポラリスデイサービスセンター加古川
垣内 美穂
兵庫県姫路市出身
垣内さん:
私の入社理由は、ポラリスの入社説明会で、ご利用者様が元気になられる映像に一目惚れしたからです!
デイサービスを卒業されたご利用者様の映像が流れた時に、歩けるようになったご利用者様と一緒に涙ぐむスタッフの方を見て、「これだ!私もこんなふうに、ご利用者様に寄り添える人になりたい!」と感激し、入社に至りました。
プロフィール
ポラリスデイサービスセンター苦楽園
長岡 奈優
山口県出身
長岡さん:
私がポラリスに入社したいと思った理由は、ご利用者様の自立支援に力を入れているところに惹かれたからです。
私自身、高齢者の方とかかわるのが好きなことから、高齢者の方のお役に立てる介護の仕事に興味を持ちました。
実家が遠方で、自分の祖父母ともあまり会えないので、その分ご利用者様とたくさんコミュニケーションをとりたいなと思っています。
プロフィール
ポラリスステイ大津大江
ハン ソキ
韓国出身
ハンさん:
僕は、ポラリスの社会の問題と真剣に向き合う姿勢に共感して入社しました。
ポラリスでは、介護事業はもちろん、シングルマザーの方を支援する「ママ幸プロジェクト」や、環境保全に力を入れた石垣島の自立支援ケア施設「ポラリスステイ」の開設が予定されていたり、多方面から社会問題の解決に取り組んでいます。
入社して8ヶ月、まだまだ至らないところもありますが、不安でいっぱいだった入社当初に比べて、少しずつ成長を実感しています。
■はじめての仕事に苦戦する毎日。その中でプラスのギャップもありました
垣内さん:
私がポラリスに入社して感じた、良い意味でのギャップは、「ご利用者様を元気にしよう、一緒に自立に向かって頑張ろう」という想いを強く感じたことです。
学生時代の介護実習で行ったデイサービスの経験から、介護=お世話型というイメージが強かったので、「ポラリスは全然違うなぁ」と驚きましたし、嬉しかったですね。
大学では福祉の勉強をしていましたが、実際に介護の現場に立ってみるとうまくいかないこともたくさんあり、想像以上に苦戦しています。
いつか入社説明会の映像で見たような感動的なシーンに立ち会いたいなと思いながら、日々頑張っているところです。
長岡さん:
私は、お一人おひとりのご利用者様に必要なサポートの違いに驚きました。
リハビリには3時間コースと6時間コースがあり、どちらも雰囲気がかなり異なります。
3時間コースはすでに歩ける方が多く、明るい雰囲気です。6時間コースは車いすの方やご自分で歩けない方が多く、スタッフが隣に付いてみっちりサポートしています。
入社前は3時間コースのイメージが強かったのですが、6時間コースのサポートを経験させていただいたことで、介護度が重度な方のリハビリの仕方も違いがあることなどの気づきもありました。
ハンさん:
僕も長岡さんが話していたように、3時間コースの方と6時間コースのご利用者様の介護度や自立度が違うことにびっくりしましたね。
また、入社前に、周囲に介護業界に就職すると話すと、「介護の現場は体を使うので、腰を痛めやすいよ」とよく言われました。
覚悟していた分、入社後の体力面のギャップは少なく、今も元気に働けています。
休みの前はしんどい時もありますが、休み明けはリフレッシュして元気いっぱいです。
入社前は不安の方が大きかったのですが、いざ入社してみると、プラスのギャップを感じる場面もたくさんありましたよ。
■ご利用者様が元気になっていく姿を実感
垣内さん:
ポラリスで働いていて、やりがいを感じる場面はたくさんありますね。
ひとつは、ご利用者様に名前を覚えていただることが大きいです。
以前、体調崩されてデイサービスをお休みされ、復帰されたご利用者様がいらっしゃいました。
お休みされる前に足が痛いとおっしゃってたので、戻られた時に「足の痛みが治ってよかったですね!」とお声がけをしたところ、「垣内さんのおかげだよ」と言っていただけました。
私の名前を呼んでいただけたことも嬉しいですし、実際足が治ったのはご利用者様の努力の成果なのですが、「垣内さんのおかげ」と言ってくださってほっこりしました。
垣内さん:
もうひとつは、P1グランプリ(改善事例の共有)でご利用者様の過去の映像を見たことです。
今は杖なしで元気に歩かれているご利用者様が、映像の中ではU字歩行器を頼りにしながら歩行訓練をされていて。
「私がこの事業所に来る前はこんな感じでいらっしゃったんだ!」と驚くとともに、身近なご利用者様の事例を見て、とても嬉しくなりました。
毎日大変なこともたくさんありますが、私の選んだ仕事は間違ってなかったんだ、これからも頑張ろう、と力が湧いてきましたね。
長岡さん:
私は、麻痺があるご利用者様のテーピングを1回でできるようになった時が嬉しかったです。
以前はなかなかうまくできなくて、何度も巻き直したり、その方に合わせた巻き方を覚えたりするのが大変でした。
けれど、練習を繰り返すうちに少しずつできるようになってきて。
最初は「まだまだやな」とおっしゃっていたご利用者様も、最近では「長岡さんにやってほしい」と指名してくださるようになり、達成感がありました。
ハンさん:
僕が一番心に残っているエピソードは、ご利用者様とのコミュニケーションですね。
介護度の高いご利用者様で、周囲に心を閉ざし、スタッフとなかなか意思疎通をとれないご利用者様がいらっしゃいました。
そこで、事業所のスタッフ全員で毎日お声がけを続けたところ、少しずつご自分の意思を伝えてくださるようになったんです。
以前は拒否されていたお食事も、今では自ら口を開けて召し上がっています。
どのようなご利用者様も、「根気強くコミュニケーションをとり続けたら、心のドアを開いてくださるんだな」と強く感じる出来事でした。
■介護の効率アップを目指してパナソニック社と共同開発
ハンさん:
僕は今、パナソニック社とシステム開発業務に携わっています。
自動センサーによってご利用者様の健康状態を把握し、介護の効率をアップさせることを目指しています。
たとえば、現在、ポラリスが運営する一部の事業所では、ご利用者様の運動量・排便量・体力測定などを記録する時に、自動センサーの技術を取り入れています。
今までは、介護スタッフが24時間つきっきりでも記録をとろうとしても、正確に測れなかったり、漏れてしまうことがありました。
そこで、自動で記録してくれるセンサーを使えば、漏れなく正確に測ることができます。
今はまだデータを集めたり、整理を行ったりしている段階なので、これからの成果が楽しみです。
■送迎車の中でご利用者様とお話するのが楽しい
長岡さん:
ご利用者様の送迎をする際、いろいろなお話ができるので楽しいです。
もともと車の運転は好きなのですが、土地勘のない場所を走ったり、ご利用者様に気を配りながら運転したりするのが、最初はすごくしんどかったです。
今ではだいぶ慣れて、ご利用者様とも楽しくお話しながら送迎できるようになりました。
送迎中は、ご利用者様に、事業所では伺えないようなお話を聞かせていただける機会もあります。
たとえば、「家族にプレゼントをあげたいのだけど、どんなものがいいかな?」というような話題ですね。
日常のちょっとした出来事を、送迎車で2人きりになった時に聞かせてくださると、私も新鮮さを感じて嬉しくなります!
みなさんのお顔が見れる日を楽しみに待っています!
垣内さん:
ポラリスに内定をいただいてから、もう1年が経つんですね。
入社が決まった時はめちゃくちゃ嬉しくて、さらに、同期がいると聞いて心強かったのを覚えています。
入社する前日までは「いよいよ社会人か、緊張するな…」と不安でいっぱいでしたが、ポラリスの採用チーム、研修チーム、事業所のみなさんは本当に優しいですし、入社してみたらとても楽しい会社でした。
私たちの言葉を信じてもらえれば大丈夫ですよ!(笑)
みなさんのお顔が見れる日を、楽しみに待っています!
長岡さん:
私自身、研修期間中は慣れない場所を1ヶ月でまわって大変でした。
最初のうちは慣れないことだらけで、「もう仕事行きたくない」と思う時も出てくるかもしれません。
けれど、最初の山を乗り越えたら、あとからどんどん楽しくなってくるので、なんとか踏ん張ってもらえたらと思います。
疲れてる時はしっかり寝て、次の朝しっかり起きて、元気よく出社しましょう。
休日に思いっきりリフレッシュをして、仕事とプライベートのオン・オフを切り替えながら頑張ってくださいね!
ハンさん:
現場では、みなさんが想像される以上に、ご利用者様に可愛がっていただけます。
ご利用者様が孫のように接してくださることが、僕自身のエネルギーにもなっています。
はじめて社会に出るにあたって、緊張も不安もあるかと思いますが、ご利用者様が温かく迎え入れてくださるので、心配しないでくださいね!
ご自身の若さと元気を武器にして、ポジティブに頑張ってもらえたらと思います。
■まとめ
自立支援介護への熱い想いを抱きながら、それぞれの場所で奮闘する垣内さん・長岡さん・ハンさん。
社会に出て約8ヶ月、楽しいことも厳しいこともたくさん経験して、大きく成長した姿を見せるみなさんが印象的でした!