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「チームプレーでSaaS型事業開発に挑む」新デジタルプラットフォーム開発チームインタビュー(働き方編)


保健同人社の未病・予防事業における長年の実績にDXの技術を掛け合わせ、複合的なWell-beingサービスをワンストップで提供するデジタルプラットフォーム。この先進的なプロジェクトを担う事業開発部第一室の皆さんに、業務のこと、働く環境のこと、いろいろお話を伺いました。

プラットフォーム開発の業務内容を中心に取り挙げた前回の「仕事編」に続き、今回の「働き方編」では、担当者それぞれの仕事と生活の両立について伺ってみました。


保健同人での働き方 ~仕事と育児の両立のかたち~

−−それだけに皆さんの責任も大きいということになるかもしれませんが、コロナ禍でプロジェクトを進めるのは大変ではありませんか?

渡邉 2020年4月から在宅勤務への移行が進み、今でもリモートワークが中心なのですが、基本的に私たちのチームは水曜日を全員出社と決めています。ただ、子育て中のメンバーも多いチームですので、家庭の事情や業務の都合に合わせ、柔軟な働き方をしているという状況ですね。

−−渡邉さんもお子さんがお二人いらっしゃるんですよね。

渡邉 そうなんです。実は私、この大きなプロジェクトが始まる直前まで育休を取っていたんですよ。2020年の夏に復職したら、突如このチームに異動が決まったという状況で。復帰したら会社が大変革していて驚いて、さらに子育て中にもかかわらず管理職である室長という大命までいただいて、2度びっくりという状況でここまで来ています(笑)。

−−激動の2年間ですね!(笑)

渡邉 そうですね(笑)、私の場合、0歳で保育園に入園させて復職しましたが、、復職前からある程度個人の裁量に任せた在宅勤務が認められるようになっていましたので、それが働き方を大きく変えたと思いますね。それがなければ、管理職も多分断っていたと思います。コロナ禍とはいえ、企業として在宅勤務という形に大きく舵を切ったことは、子育て中の私たちにとってはかなり追い風でしたね。

長谷 本当にそのとおりだと思います。私は子育て中のうえ、ちょっと遠方に住んでいるので通勤時間が割と長いんですね。ですので、特に在宅勤務の恩恵を受けていて、それがなければこんなにフルタイムで仕事をすることはできないかな、と思っています。中抜け制度もすごくありがたいですし。

−−中抜け制度とは?

長谷 たとえば私の場合、食事の支度などでいったん仕事を離れて家事を済ませ、もう一度仕事をスタートする、みたいなやり方で中抜け制度を利用しています。抜けた時間を休憩時間として申請するだけでいいので、とても働きやすいんです。

栗空 私も中抜け制度はすごくありがたいと感じていますね。子どもが2人いると学校行事とか面談とかが頻繁にあるんですけど、以前はそのたびに半休を取らなければならなかったんですね。でも今は中抜け制度などが充実しているので、ちょっと2時間抜けて授業参観に行ってくる、ということができるんですよ。5分の面談のために半休を取ることもあったんですけど、そういうストレスもなくなりました。もうフル活用して仕事を回しています(笑)。

千葉 私の場合は子どもが中学生なので、だいぶ時間的には楽にはなったのですが、なるべく朝のうちに家事を済ませるようにして、家事と仕事の時間を調整しています。ただ、去年は子どもの中学受験があったので、家中が受験生中心だったんですよ。通勤しながらでは絶対無理だったと思いますので、在宅勤務ができて本当に助かりました。

−−そういう面では在宅勤務にもメリットがありますね。ただ、対面のほうが仕事が進めやすい場合もあるのでは?

津久井 そうですね、在宅だと個人作業は捗りますが、やはり新しいものを開発する場合は出社した方がやりやすい部分がありますね。新しい会議室が壁一面ホワイトボードになっているんですけど、そこにワーッと意見を書き出しながらみんなでブレストや議論をした方が、進行が速い業務もありますので。業務に応じて在宅か出社かを選択できるのはありがたいですし、週に1度水曜日に全員集まるというスケジュールも、その日に集中して議論できますので、メリハリがつけられていいと思っています。

−−意見を出し合いながら議論するというお話がありましたが、先輩後輩にかかわらず、なんでも話せる雰囲気ですか?

長谷 年齢とか社歴とかもあまり考えなくていいメンバーというか、話しにくいなとか相談しにくいなということはまったくないですね。悩み事や難しいことは、皆さんに甘えて相談しながら仕事をしています。私だけかもしれないけど(笑)。

津久井 私は他の皆さんより社歴が浅いので、普通だったら私から「これお願いします」って言いにくいと思われるかもしれないんですけど、そういう仕事のやりにくさも全然なくて。みんな同じプロジェクトの目標があるので、そこに向かって一緒に頑張れるチームだし、そういう環境だなっていつも思っています。

千葉 会社全体がそういう雰囲気だと思いますね。上の人でも結構若い方でも、話しにくいとか、関係性に気を遣うとか、そういうのはほとんどない。しかも、こんなに素敵なオフィスで、カフェスペースのコーヒーもおいしいですし(笑)。ますます話しやすい環境かなと(笑)。

津久井 今の保健同人社は新しいことに挑戦しているフェーズなので、誰もが分からないことだらけで、それこそ社内だけではなく社外からも力を借りながら、みんなで少しずつ解決していって一つのサービスをつくっていっている状況なんです。そんな風に課題を解決しながら一つのものをみんなでつくり上げる感覚というのは、こういうフェーズの会社じゃないとなかなか味わえない醍醐味だなって感じます。

長谷 今のメンバーもこれから入社してくる人も、一緒に新しいことに挑戦して、失敗を恐れずに仕事ができるんじゃないかな。

栗空 それに、一生懸命やっていることは、きちんと会社が見ていて評価してくれているのが見えるんですよ。それはやりがいになりますし、ますます頑張ろうっていう気持ちになりますよね。

−−チャレンジには苦労もあると思いますが、そのぶん働きがいもあるわけですね。

渡邉 そうですね。保健同人社はここ数年で若いメンバーもすごく増えましたし、大きく事業転換を図って、まさに生まれ変わろうとしている最中なんです。このプロジェクトに関しても、まだまだ発展途上ですし、私たち自身、何が正解か分からないんですよね。正解のないものを探すという苦しみをみんなで味わっていますし、不安要素もたくさんあるんですけれども、逆に言うと正解がないがゆえに何でもできますし、何か一つ成果が出れば、非常に大きな成功体験に変わると思っています。そのときに得られるものは、きっと何ものにも代えがたいものなんだろうなと。

−−そういう未知の体験を求めている人には最適の環境ですね。

渡邉 ですね(笑)。ただ、一方で私としては、「将来何がやりたいか分からないけど、とりあえずヘルスケアにはちょっと興味がある」とか、「なんとなくDXに興味がある」っていう程度の気持ちでもいいと思っているんですね。実際に仕事をしながら、自分がやりたいことや自分に向いていることを見つけていけばいい。そういう意味では、今の保健同人社は、働きながら自分にフィットする何かを得るのに最適な環境なんじゃないかと思います。

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