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初めてパソコンに触れた日

小学生の頃の私は放課後は毎日外で遊んでいるような子供で、夏は真っ黒に日焼けしていました。

そんな私が初めてパソコンに触れたのは小学校5年生の頃。

友人宅で中学生になる兄の部屋にあるパソコンでゲームをやるためでした。

友人の兄は部活で帰りが遅かったので、帰ってくるまでの時間に2人でこっそりやっていました。

もしも見つかったら大変だったでしょうね、友人兄は怖かったですから。

そんな恐怖より好奇心が勝った我々は、宝の地図に匹敵するほど貴重な”友人がこっそり作成した起動方法のメモ”を元にパソコンの電源を入れた。

ゲームを起動させるために暗号のようなコマンドを1文字ずつ打ち、テープを読み込ませている間、期待と緊張感で心臓をバクバクさせながら、友人と聞くピーピーと耳障りなロード音も楽しい時間でした。

記憶に残っているゲームはハイドライド。

起動に失敗することもあったため、ゲームのスタート画面が現われた時の嬉しさは今でも忘れられないです。

ドラゴンクエストがまだ世に出る前、最初の敵がスライムだったり、敵を倒して経験値を積むことで強くなっていくところ、宝箱を見つけないと先に進めないところなど、ドラクエはハイドライドをベースにしたのでしょう、きっと。

時間の制限があったこともあってクリアはできませんでしたが(元々小学生向けではないはず)、ハイドライドをやったぞ!という達成感が私と友人にはありました。

あの時のワクワク感は心のどこかに残っていて、今現在でも私を形成する重要なパーツとなっていると思います。

ハイドライドは昭和の話しですが、同じような経験がある方いませんか? お会いした時に聞かせてもらえたら嬉しいです。


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