1
/
5

【社員インタビュー】ドズル社のメンバーがガチで楽しんでいると、コンテンツも面白くなりやすいんです<YouTube事業部:tpさん>

こんにちは!ドズル社インターン生のさんちゃんと申します。今回はYouTube事業部で働くtpさんのインタビュー記事をご紹介します。

tpさんの入社までの流れやコンテンツへの向き合い方、そしてドズル社の組織体制・YouTube事業部の採用について今までに無いほど詳しく書かれています!これは必見です...!

ぜひ最後までお読みください。


ドズル社のYouTubeチャンネルは、マインクラフト(以下、マイクラ)のゲーム実況コンテンツを中心に、毎日更新を欠かさず続けています。これまで公開された動画は、実に9000本以上!

「ドズル社」YouTubeチャンネルより

怒涛のコンテンツ制作を担うのが、200名規模で完全分業制という、ユニークな組織体制を持つYouTube事業部です。

今回は、YouTube事業部で部長を務めるtp氏に、事業部の体制や組織づくり、コンテンツ制作において大切にしていることを聞きました!

※部署名や各制度、社員や会社に関わる情報などはインタビュー当時(202410月)のものです。

tp

tp
アルバイトとして参画後、2020年に正社員として入社。かつてはドズル社チャンネルの編集者を担当しており、現在はYouTube事業部の部長として、コンテンツ制作の統括を行う。

イベントの音響制作を経て、未経験で飛び込んだ動画編集の仕事

——まず、tpさんがドズル社に入社するまでのお話を聞かせてください。

tp
前職は、新卒入社したライブイベント制作・運営会社で音響の仕事をしていました。高校時代にバンド活動をしていて、音楽に関わる仕事がしたくて入社しました。12年間働いて、そろそろ他の仕事にもチャレンジしてみようかなと転職を考え始めたんです。

他業種の仕事を探してみたのですが、「自分がやりたいことか」「楽しいと思えることか」という軸で考えると、なかなかぴんと来る選択肢に出会えずにいて。そんなときに、ドズル社での動画編集のアルバイト募集が目に入り、応募してみました。

——ドズル社のどのような点に興味を持ったんですか?

tp
実は前職で担当した仕事の一つに、クラロワ(クラッシュ・ロワイヤル)のイベントがあったんです。それで出演者の一人だったドズルさんを知って、YouTubeチャンネルも観るようになりました。自分自身はそこまでゲームをやり込んでいるタイプではなかったのですが、ゲームというか、オンラインコンテンツという領域に興味を持ったというのが近いかもしれません。

——そして、この世界に飛び込んでみたと。

tp
未経験OKの募集だったので、当時は動画編集を一生の仕事にしようと決意したわけではなく、「何年か実務経験が積めればいいか」くらいの感覚で応募しました。アルバイトとしてドズル社に入ったのが、2019年の秋頃です。

当時、コアクルー(ドズル社での正社員の呼び方)の人数はネコおじさんを含めてまだ5、6名程度でしたね。入社後しばらくは動画編集を担当していて、半年くらい経ったところで「社員になりませんか?」と話をもらい、コアクルーになったのが2020年2月です。

当時のスタッフ募集。現在はフルリモート環境のドズル社ですが、当時はオフィスへの出勤があり、コック(!)の募集もしていました

YouTube事業部の採用では、実務経験はあまり重視していません

——コアクルーになってからは、仕事内容にどんな変化がありましたか?

tp
コアクルーになって、担当業務がどんどん拡張していきました。当時、コンテンツ制作に関しては、ドズルさんが企画から撮影までをほぼ一人で手がけていて、コアクルーが編集を担当するような体制だったんです。

そこから、動画の企画やクオリティチェック、今後の制作方針についての話し合いにも関わるようになっていきました。マイクラ中心でゲーム実況をしていくと決めた際も、ドズルさんの考えを尊重しつつ、みんなで話し合った経緯があります。

その後、動画制作や企画にもっと力を入れていきたいと、編集の実務をパートナークルー(ドズル社での委託社員の呼び方)の方々にお願いすることになりました。編集担当者の方が増えてからは、チームリーダーを立てるなど組織の階層が増えていって、YouTube事業部としての組織づくりも同時に進めていったんです。

現在の組織図。新たな仲間がどんどん増えています!

——改めて、現在のYouTube事業部の体制について教えてください。

tp
YouTube事業部はその名の通りですが、YouTube上で配信している動画コンテンツの制作全般を担当する部署です。

企画を一から考えて撮影の準備を行い、撮影当日も立ち合います。その後は、撮影した動画データを編集したり、サムネイル画像を作ったり。動画を公開してからは、視聴者からどのような反響があったか分析もしています。

YouTubeコンテンツでは珍しいかもしれませんが、ドズル社のメンバー5人には演者として専念してもらえるよう、制作を完全分業制にしているのが大きな特徴です。

——制作の役割分担について、さらに詳しく知りたいです。

tp
事業部内の役割は、制作チームと編集チームの2つに大きく分かれています。

その中で、コアクルーは主に3つの役割を担っています。まずは、一つのコンテンツを統括する責任者であるプロデューサー。コンテンツ制作の中心的役割です。加えて、撮影までのディレクションを行う制作ディレクター、撮影後から公開までの過程に責任を持つ編集ディレクターがいます。

さらにYouTube事業部では、アニメーター、デザイナー、編集者など200名ほどの方々にパートナークルーとして参加していただいています。

——動画制作に関わる皆さんは、どういった経歴の方が多いんですか?

tp
経歴は本当にさまざまですね。動画制作の実務経験者もいれば、エンジニアやアナウンサー出身の人もいます。

というのも、会社に勤めて編集をした経験があるかどうかは、採用ではあまり重視していないんです。実際にどういうものを作っているのか、作れるのかを重視しているので、選考の際には作品の提出をお願いしています。

そのため、趣味で編集ソフトを触っていた人が、ドズル社にパートナークルーとして加わった後、コアクルーになったケースも多いんです。編集業務で採用された人が、プロデューサーなど他の役割に転向するみたいなパターンもあります。

皆さん、YouTubeをよく観ていたりマイクラをやり込んでいたりと、エンタメコンテンツが好きな点は共通しているかなと思います。

全員が最適な働き方で、レベルアップし続けられる組織を目指して

——YouTube事業部の部長として、tpさんが組織づくりで意識している点は?

tp
端的に言うと、属人化しない組織を目指しています。ドズル社のYouTubeチャンネルは「毎日投稿」を掲げているので、コンテンツをたくさん生み出す中で、誰が関わってもクオリティを保ちたいと考えているからです。

もちろんコンテンツをより面白くするためのこだわりは大切ですが、あまり個人のセンスに左右されすぎない制作体制にしたいなと思っています。

——目指す組織に向けての取り組みがあれば教えてください。

tp
社内で、定期的に勉強会を開催しています。最近だと、マイクラのキャラクターを動かす特殊な編集ソフトの使い方や、サムネイルなどクリエイティブの作り方などをテーマに実施しました。

YouTubeコンテンツの制作チームで、僕たちのように完全分業かつ200名規模で取り組んでいる組織は、珍しいと思います。フルリモートの環境でやっていくには、事業部内の連携を深めて、技術やノウハウの共有にも力を入れる必要があると考えています。

社内チャットツールでの勉強会告知の様子。いろいろなテーマで定期的に開催しています

——200名規模の組織で、フルリモートという環境も含めて、事業部内の皆さんとの関わり方はどのように工夫しているのでしょうか?

tp
コンテンツ制作のクオリティを最優先にしつつ、関わり方や働き方について一人ひとりの考えや希望を尊重することを大切にしています。

たとえば、コアクルーとしてフルコミットしたいという人もいれば、パートナークルーとして月20時間くらい関わりたいという人もいる。その人にとって、最適な形を選んでもらえればいいなと思うんですよね。

そこで、「今後はこういうことをやってみたい」「働き方を変えたい」といった要望に対応できるよう、都度相談を受けられる仕組みを作りました。定期的に今後の希望について意見を出せるように、コアクルーを含めパートナークルーの方々にも働き方に関するアンケートを毎月実施しています。また、年に2回事業部全体で集まって、全体の方針を共有したり交流をしたりする会を行っています。

バーチャルオフィスツールのGather上で、YouTube事業部のクルー全員集合の図

バズを狙うよりも、長くファンでいてもらえるようなコンテンツを作りたい

——ドズル社のコンテンツ制作において、特に大切にされていることは何でしょうか?

tp
第一に「ガチでやる」ことですね。対決系のコンテンツは、なるべく演者であるドズル社のメンバーたちに有利な条件を設定するなどの下駄を履かせないようにするとか、ゲームバランスを維持した上でお互い全力で戦えるようにしています。

その結果、ものすごいワンサイドゲームになったりすることも少なくありません。そういった場合は、競っている場面やハプニング的な場面をクローズアップしたり、対決の過程を最大限面白く伝えられるように編集面で工夫しています。

ワンサイドゲームになってしまった例。実際にコメント欄でもドズルさんが書いていますが「やらせなし、遠慮なし」で戦ったからこその結果として、こういう展開になってしまうこともあります。

tp
YouTubeは、他のメディアと比べて視聴者の方との距離感が近いプラットフォームです。だからこそ「ガチでやる」姿勢が視聴者の方に伝わることで、より楽しんでもらえるのではないかと考えています。

時には、より皆さんに動画を楽しんでいただくために演出を加えることもありますが、あくまで「ガチでやる」の範囲を超えることはしません。過去にはその点に関して、視聴者の方からご指摘いただいたこともありましたが、そこから、撮影方法や準備の仕方について、厳密なルールも改めて設定し「ガチでやる」を徹底しています。

——tpさんは社内でもともと編集を長く経験されてきましたが、編集観点で印象に残っているシリーズなどはありますか?

tp
視聴者の方からも反響が大きかった「裏切り者サバイバルシリーズ」ですかね。

このシリーズは、メンバー間の駆け引きや思考の読み合いをドキドキしながら楽しんでもらうコンテンツなので、誰が騙しているのか早い段階でバレてしまうと成立しなくなってしまいます。ですから、撮影のときは毎回すごく緊張しながら見守っているんです。

——ガチでやるゆえの緊張感ですね(笑)。

tp
ただ結局は、どんな展開になったとしてもドズル社のメンバー自身が本気で楽しんでプレイしていると、コンテンツとして自然と面白くなりやすいんですよね。反対に、企画が良くても、演者が没入できていない、テンションが上がり切っていないコンテンツは、編集でどう工夫しても面白くなりません。

——メンバーがいかに本気で楽しめる企画を考えられるかも、重要な仕事と言えますね。

tp
そうですね。また、いかに“ドズル社らしさ”を引き出せるかも重要です。メンバー同士の仲の良さや、メンバーが幅広い年齢層でさまざまな個性を持つ点など、ドズル社の強みを活かしたコンテンツ制作を心がけています。

最近とくに意識しているのは、世の中のトレンドやコンテンツの再生数を追うだけでなく「視聴者の方々に、ドズル社のファンになっていただけるか」という視点です。1回のバズを生むよりも、視聴者の方々に長く応援してもらえる、喜んでもらえるコンテンツを作りたい。この思いは、これからも大切にしていきたいと考えています。

「毎日投稿」の制作体制だからこそ、チャレンジの機会が多くあります

——tpさんは、今後YouTube事業部をどのような組織にしていきたいですか?

tp
ゲーム実況の最前線で、常に面白いコンテンツ制作にチャレンジし続ける組織でありたいです。そのために、新しい技術や斬新なアイデアもどんどん取り入れていけたらいいなと。

今はどちらかというと目の前のコンテンツ制作に全力投球している状況なので、新しい仲間に加わっていただき、チームとしてできることを増やしたいなと思っています。

——YouTube事業部では、どのような人と一緒に仕事したいと考えていますか?

tp
変化に柔軟に対応できる人、さらに言うと、その変化自体を楽しめる人であってほしいですね。

YouTubeは、非常に変化の激しいプラットフォームです。最近はショート動画が人気で、コンテンツの発信方法も多様化しています。そもそも、将来的には一番人が多く集まるプラットフォームがYouTubeではなくなる可能性さえあるかもしれません。そういった状況の変化を素早くキャッチアップして、コンテンツ制作に反映していけたらと考えています。

——最後に、ドズル社で働くことを考えている人に向けてのメッセージをお願いします!

tp
ドズル社は発信しているコンテンツの数が多いからこそ、その分いろいろな挑戦機会もあって、刺激の多い環境だと思います。

その中で「こういう企画を立ててみたい」「こんなコンテンツを作りたい」「この領域にも興味がある」といったようにアイデアや希望があれば、仕事の内容や範囲をどんどん拡張していくことも可能です。僕自身もドズル社の中で働き方を変えたり、担当業務を広げてきたりしたので、その点は自信を持っておすすめできます。

ドズル社でのコンテンツ制作の仕事と、ご自身の興味関心や「好き」が重なる方には、それぞれのスキルや専門性を発揮できる場を用意して待っています。

ドズル社は現在、複数の部門・職種で社員を募集しています!

人生というゲームを、もっと楽しくしませんか? あなたのエントリーをお待ちしております!

株式会社ドズルからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
株式会社ドズルでは一緒に働く仲間を募集しています
2 いいね!
2 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

さんちゃん さんさんにいいねを伝えよう
さんちゃん さんさんや会社があなたに興味を持つかも