2023年11月から新たにスタートしたサービス「スマート集患」。このサービスはエムスリーソリューションズにはこれまでになかった、患者さんをクリニックに集めるための新しい仕組みです。昨年春頃からサービスの企画を開始し、その年の11月にはローンチ。現在は徐々にサービスを拡大しています。そんなサービスを引っ張り、リードしてきたメンバーをご紹介し、「スマート集患」のあれやこれや、メンバーとの関係性もざっくばらんにお話していきます!
エムスリーソリューションズ株式会社
経営企画本部 CRM室 室長 三浦健太(みうら・けんた)
新卒で建材メーカーの営業として入社、営業のイロハを学んだ後、人事・労務のコンサルのスタートアップでの営業も経験。その後2020年3月、エムスリーソリューションズに入社。2021年9月に福岡営業所の組織改革をすべく、3年ほど福岡営業所長として勤め、2024年5月に東京へ戻り、経営企画本部 CRM室 室長として、スマート集患サービスを牽引している。
エムスリーソリューションズ株式会社
経営企画本部 CRM室 川西さや香(かわにし・さやか)
新卒で飲食コンサルの企業にて、異業種の飲食参入・多角化経営のサポートを営業として経験。その後、さまざまな企業にて新規事業の立ち上げ等を経験したのち、2008年に損保保険会社にて15年ほど勤め、営業やコールセンターの立ち上げ、マーケティング部署の立ち上げなどを担い、2023年10月にエムスリーソリューションズに入社。経営企画本部へ所属し、スマート集患を含むサービス立ち上げのサポートなどを担当。
”効果が見える”集患サービス
ーーそもそも「スマート集患」についてまだまだ知らないことが多いので、教えてください!
三浦:はい。「スマート集患」とは、一言でいうとクリニックの集患サービスで、文字通り、患者さまを集めるお手伝いをするサービスです。「スマート集患」の特徴として、ただ、患者さまを集めるだけではなく、どんな経路で集まっているのか、どんな効果が出ているのかしっかりと計測ができ、可視化されて見えるという点が他サービスと大きく違うところです。看板やDMなどのオフラインのマーケティングやWEB広告などたくさんの集患手法がありますが、最終的な計測ができない点が悩ましいポイントかなと思います。「スマート集患」は、そこがクリアで“効果が見える”サービスです。
ーーなるほど!効果が見えるというところがポイントなのですね。おそらく他にも競合サービスがあるとは思いますが、「スマート集患」ならではの特徴は他にもありますか…?
三浦:クリニックのHPや予約サイト等も集患サービスの一つになると思います。ただ、それらは一つひとつのサービスが独立している形が大半かと思います。例えば、多くのクリニックでは、電子カルテ、予約システム、会計、問診など必要なシステムをそれぞれ契約しており、その中の一つに集患サービスも存在しています。「スマート集患」では、サービスが“電子カルテ・診療支援システムと連動している”点が大きな強みであり、最大の特徴だと思っています。電子カルテ(エムスリーデジカル)と診療支援システム(デジスマ診療)と連動していることで(詳細記事はこちら)、より粒度の細かい効果が見れます。裏を返すと仮にクリニックが別の電子カルテや診療支援システムを利用している場合、他サービスとの互換性の部分が劣っているということにもなり、今後の課題点と思っています。ただ、連携ができることが大きな強みであることには変わりなく、クリニックのみなさまにも支持していただいています!
企画からローンチまで約半年!スピード感を持った走り出し
ーー今回スマート集患の企画が出始めたのが23年春頃とお聞きしました。そこから約半年でのローンチとなり、かなりのスピードでサービスを推進していったと思いますが、これまでの経緯をお聞きできればと思います。
三浦:はい。私自身、2023年春頃の企画走り出しの段階からジョインしました。当時は福岡の所長を担当していた時期で、新しいサービスに携われることにとてもワクワクしていました。まず企画の走り出しとしては、「クリニックの集患サービスを作る」というところが決定していて、そこからどのようなパッケージにしていくかをメンバーで練っているような段階でした。そして価格体系など、実際にクリニックに利用をしていただき、トライアルをする部分で、私自身は営業としてクリニックにサービスの紹介から使っていただくところまでサポートをしていき、7月にはトライアル運用がスタートしました。
ーー7月にはトライアルがスタートしたのですね!かなり早い動き出しですね。
三浦:はい。幸いにもトライアルに協力してくださるクリニックが早く見つかり、動き出しまでがスムーズに行きました。また、そのトライアルで多くの課題回収もでき、より最適な形で先生方に届け、クリニック運営のお手伝いがしていける感覚がありました。
先程もお話したように、福岡の営業所長を担当している中でこのプロジェクトにジョインしていたのですが、実はこの企画に入る少し前に、各所長と社長である中村さんと面談をする機会があり、私も福岡の所長として面談をさせていただきました。その面談の中で、ゆくゆくはマーケティングだったり、企画をやっていきたいという話をした直後にスマート集患の企画にジョインすることになりました。まさか、面談後すぐに機会をいただけると思っていなかったと同時に、スピード感があり、色々な場面でチャレンジができる環境にあることも実感しました。
ーーそうだったのですね!社長面談があって、そこでの話からジョインすることになったとは、幅広くやりたいことができる。そんな環境のように感じました!
三浦:そうですね。私は入社当初、営業として東京に配属されました。そこから福岡で営業所の立て直しの話があがり、行くこととなり、入社時には考えてもいなかったチャンスや出来事がたくさん起きています。自身のスキルアップにも繋がりましたし、何の縁もなかった福岡でしたが、今となっては本当に大切な場所になっています。エムスリーソリューションズでは、このように自分が動きさえすれば色々なチャンスを掴める環境があると思います。
スマート集患もそうで、企画段階からジョインしたこともありますが、営業の観点だけではなく、しっかりとサービスを推進していくメンバーの一人として意識をもち進めたことで、今一つのチーム、部署として大きくすることができたのかなと思っています。
ーー活躍できる土俵はあり、そこでどんな選択をしていくかは自分次第で、会社もそれをサポートしてくれる、そんな素敵な環境ですね!
スマート集患のチームは直近で部署内に発足したと聞きましたが、どんな雰囲気ですか?
三浦:企画自体は昨年の春頃から始動していましたが、現在の経営企画本部にCRM室としてスマート集患のチームが発足したのは、今年の4月になります。
川西:正式に部署内に所属してチームができる前も、業務やメンバーなどは変わっていないのですが、より密にやり取りができているかな?と思うのと、しっかりと部署として、チームとして追う数字も明確に設定をし、進めているのでとてもスムーズにチーム運営ができていると思います!三浦さんがしっかりと引っ張ってくれているおかげです!
三浦:そういっていただけて嬉しいです(笑)チームが発足したばかりで試行錯誤していますが、そんな状況だからこそ、一緒にチームを作っていける段階ですし、たくさん意見を発信していける環境でもあると思っています。サービスが新しいからこそ、チームで確認しながら進めていく必要もあります。そんな環境が今はあるので興味がある方はぜひ採用サイトを見ていってほしいです。
正解をなぞるより、正解を作ることを楽しいと思える人と一緒に
ーー今後のスマート集患について教えてください!
三浦:現状、順調に受注数は伸びている状況です。ただ、クリニックが新規での開業の場合、スマート集患が稼働するまでも数か月~1年後など、「稼働数」のところに少し課題感を感じています。ただ、その分伸びしろがあるということなので、これからクリニックとって最適な形を探しながら考えていきたいです。
私たちのチームでは今、採用を進めています。新規の商材ということもあるので、色々な業務に対して、自分で作っていけることが楽しいと思える人、正解をなぞるより、正解をつくることを楽しいと思える人、そんな方々に来てほしいと思っています!ぜひ、応募をお待ちしています。