新卒社員の育成は、本社での研修を含め入社後3ヶ月・6ヶ月・1年と期間に応じて育成到達目標を定めて、本人・上司と共有しOJTを進めていきます。今回はOJTにスポットを当てて、今年入社した新藤さんと大宮営業所長の広瀬さんにインタビューを行いました。
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新卒社員の入社研修は、4月の1ヶ月間はビジネスマナーや会社、仕事の理解、リフォームに必要な建築基礎をはじめとし、トイレ、洗面、給湯器などの案件に応じた営業方法を座学やロープレを交えて学んでいきます。そして5月は半月ほど配属先の営業所でOJTを行い、その振り返りと研修の総まとめをしたうえで6月からそれぞれの配属先に所属となります。
大宮営業所配属になった新藤さんは、OJTでの自分のスケジュールが埋まっていたことに驚いたそうです。
新藤:毎日どのお客様の対応をするのか予定を組んでいただいていたので、配属後に『自分はどう動けば良いんだろう・・・』と不安にならずに済みました。自分的には動いていた方が好きなので、予定を組んでいただいていたことはありがたかったです。
ーー予定を組まれたのは広瀬所長だと思うのですが、OJTの予定を細かく組んだ経緯を教えてください。
広瀬:率直に言うと、時間を無駄にしてほしくなかったんですよね。同行する先輩がいなくて、1日中事務所でカタログ見てました。っていう時間をなくしたいなと思っていて。営業は日々いろんなお客様を対応していて、リフォームの工事もしているので、数多くの実際の現場を見てもらって吸収してほしいと思っていました。工事であれば基本的に始まりから終わりまで追えるようにしていて、まぁ、飛び飛びな時もあったけど、職人が何の工事をどうやってやっているのか、何の商材がいつ入るのかということを実際に見られるようにしていました。
新藤:確かに、空き時間が大きく出ないようにしてあって、でも詰め込みすぎず無理なく理解していけそうな感じだったので、自分としては丁度良かったです。
広瀬:はは、それは良かった。
ーーそんな丁度よくできる事ってあります?
広瀬:んー、定時で帰れるようにってことを意識して設定してたからかな。あと、ずっと同行してって訳でもなく、これ入力しておいてほしいとか、この数量拾っておいてほしいとか、そういう時間も予定として入れていましたね。とにかくパンクしないように1日のスケジュールは組んでいました。
また、新卒社員の習得目標が設定されていたので、まずは水まわりをしっかり理解することをOJTではやろうと考えました。水まわりの案件はメンバー全員が持っていたので、リフォーム工事の現場メインで予定を組んで、空いている所で自分の商談や打合せ、現場管理に同行してもらいましたね。
ーーーそのスケジュールを見た時に新藤さんはびっくりしたそうですが、実際にやってみてどうでしたか?
新藤:初めは『こんなに動き回る日があるんだ・・・』と思った日もありました。でもだんだんこなせるようになって慣れたというか。案件については事前に説明を受けたり、移動中の車の中で工事の進捗説明を聞いたりして、理解したうえで現場を見れたのは良かったです。あと、現場から駐車場に戻る間にも職人へ確認していたり、そういう移動時間の使い方も近くで知ることができたのは勉強になりました。
ーーー毎月、育成報告としてPDCAシートを提出いただいていますが、入社時に新藤さんに期待していたこと、今後期待することはありますか?
広瀬:入社時は、どういう性格でどんな特徴をもっている人なのか分からなかったので、まずは自分が新藤をしっかり理解することから始めようって思っていましたね。会社から新卒の習得目標を聞いていましたし、何ヶ月でこれくらいはできていた方が良いよね。とか、会社から期待されるラインよりもうちょっとできそう?とかすり合わせはしていました。
今後かぁ、習得目標の進捗は問題ないので、提案に自分の色を出せるように経験を積んでいってほしいと思いますかね。お客様に提案することが好きだと思うので、見積だけでなくプランシートも作ったりして新藤らしい提案ができようになったらいいなぁ、と思います。
ーー新藤さんは、入社から振り返ってなにか思うことありますか?
新藤:水まわりや少額リフォーム工事から、商談の進め方や工事の段取り、現場の流れを一つずつ理解して、まずはベースをしっかり作っていきたいです。それから自分らしさを提案で出せるようにして、期待に応えたいなって思います。
印象的だったのは、営業所でのOJTを経て『一番近くで所長の仕事を体感、勉強できたことが良かった。』と話す新藤さんの言葉でした。
所長は商談提案や見積り作成など仕事のスピードが速いといつも思います。自分が相談した時の回答も早いし、回答も的確でかなり安心感があるんです。そう言って、相談できるのが嬉しいと笑う新藤さんにOJTのあるべき姿を見せてもらったような気がします。
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