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こんにちは、RevComm(レブコム)採用広報担当です。今回は、セールスマネージャーとして、セールスチームを率いる山崎悠(やまさきはるか)のインタビューをお届けします。
山崎は、大学卒業後にみずほ証券に入社。ウエルスマネジメント営業や本社企画部門を経験し、丸10年を機に退職。2018年にRevCommにジョインしました。大手企業からなぜRevCommにジョインしようと思ったのか、その背景や今後どのようなことに取り組んでいきたいかを中心に話を聞きました。
ー大手からの転職という大きな決断に至った背景を教えてください
新卒でみずほ証券の広島支店に特定職で入社しました。働く中で、地方だけでなく、東京のマーケットで自分を試してみたいと思い、特定職から総合職へ転換し、6年目に本社ウエルスマネジメント東京営業部へ異動となりました。
徐々にお客様も増え実績も残しましたが、富裕層のお客様にお話を伺う中で、証券だけでなく、資産管理会社設立やM&A、TOB等のソリューションに関する幅広い知識を身につけなければならないと感じるようになりました。そこで、みずほフィナンシャルグループ内で自ら希望する部署にチャレンジできる「ジョブ公募制度」に応募して合格し、念願のソリューション推進部に異動しました。約2年間は富裕層営業企画を兼務しながら働き、10年働いてきた事を一つの区切りと考え、11年目の4月に退社しました。
精神的にも体力的にもかなりの負担がかかっていたので、退職後はもう一度自分を見つめ直すリフレッシュ期間と考えていました。ところが、退職3ヶ月後に、両手足に力が入らなくなり筋力が低下する自己免疫疾患、ギラン・バレー症候群を患ってしまったんです。徐々に手に力が入らなくなり、歩くこともできなくなってしまい、8月はずっと入院していました。この時人生で初めて死を意識しましたね。この先やりたいことが何もできないかもしれないと不安でいっぱいでしたが、幸いにも9月末には日常生活ができるレベルまで回復することができました。
大病を経験したことで、考え方がガラッと変わりました。退職直後は再び金融企業で働くことや、大手への転職を念頭に置いていましたが、そんな考えはなくなっていました。本当に自分がやりたいことはなんだろうと考えた時に、ベンチャー企業で働いてみたいという思いがふつふつと湧いてきたんです。
富裕層専門部隊であるウエルスマネジメント部では、お客様である企業の社長から創業初期の大変さや、上場に至るまでの苦労等のお話をお伺いする機会が多かったので、元々ベンチャー企業には興味があり、その面白さや魅力を感じていました。そこで、次の仕事ではベンチャー企業に行こうと決心し、様々なベンチャー企業を調べました。
ーRevCommにジョインしようと思ったきっかけや決め手などありましたか?
ベンチャー企業と言っても会社によって多種多様です。既に組織として確立した企業では刺激が足りないなと感じました。0から1を作り出し、組織を作り上げていく過程を経験したいと思っていた時に、転職サイトを通じて會田からスカウトメールが来てRevCommを知り、一度面談することになったんです。
會田とは1時間程話をしましたが、時間があっという間に過ぎ、「この人についていけば自分の違った未来が描けるかも」と直感しました。面談で、シェリル・サンドバーグの著書「LEAN IN」という本を勧められ、すぐに買いに行って読んだんです。読み終わる頃には「會田と一緒に仕事がしてみたい」という気持ちになっていました。翌週、全社ミーティングに参加し、とても尖った論理的なディスカッションを目の当たりにし、「ここで自分の実力を試して一緒に組織を作ってみたい」と、面談から1週間もたたないうちに入社しました。
プロダクト力の強さも入社を決めたもう一つの理由です。最初に「MiiTel」を見たときには「こんな製品が世の中にあるのか」と驚愕しましたね。これは売れる、世の中を変えると確信し、「前職で働いていた時にMiiTelがあれば良かったのに」と心底思いました。電話営業で「MiiTel」を使えば、録音、文字起こしに加えトークがスコア化されるため、振り返りが簡単にできる上、トップセールスや先輩社員などのノウハウを確認し、自分のトークに取り入れることができます。電話営業やコールセンターであれば、絶対にニーズがあると感じています。今後、リモートワーク、テレワークが進む社会で成長していく電話営業という市場で、最先端のプロダクトを提供していると自負しています。
ー入社してから働き方や変わったことはありますか?
働き方は大きく変わりました。前職のみずほグループは当然ながら出社は必須でした。まだ現在のようにリモートワークが普及していなかったので、当たり前と言えば当たり前かもしれません。部署によってフレックスはありましたが、コアタイムがありました。RevCommでは、リモートワークが基本で、出社もリモートも自分で選べる、またコアタイムの縛りもないので、自分のライフスタイルにあった働き方ができる点は、前職とは全く違います。
他にも前職では福利厚生や就業規則なども整備されていましたが、RevCommに入った時は6人ほどの組織だったこともあり、あまりルールがなかったんですよね。徐々にメンバーが増え、ルール作りが大変だった一方、ルールの整備に携わることができたことはとても勉強になっています。また大手では個人個人の役割がカチッと決められていましたが、RevCommは裁量制なので、やりたいと手を挙げると色々なことにチャレンジできる環境がとても魅力ですね。現在は100人規模の組織に成長しましたが、それでも意思決定のスピードは早く、目まぐるしい組織成長を体感できるのもRevCommならではだと感じています。
今年で入社4年目となりましたが、入社当初からフルリモートフルフレックスという職場環境なので、結婚してからも働き方はあまり変わっていません。通勤時間もなく、業務が終わればすぐ食事の準備にとりかかれるのもこの環境だからこそだと思っています。働き方の自由度が高いため、朝早く勤務を開始してお昼の時間で用事を済ませたり、間の休憩で買い物を済ませたりと自分で調整ができ素晴らしい環境だと認識しています。
逆に家で仕事をしていると働きすぎることもあるので、オンオフの切り替えをきちんとするようにしています。仕事を終えると決めたらメールやSlackを極力見ない、スケジュールもブロックして、自分で自分の時間をハンドリングするようにチームメンバーにも伝えています。
働き方に自由度があることで、お客様の時間に合わせやすいというメリットも感じています。出社による通勤や移動のタイムロスが生じることもなく効率的にスケジュールが組め、先方のご都合にも合わせやすくなります。特に「MiiTel」は無形商材なので、オンライン面談で製品や操作方法の説明ができ、お客様にとっても効率的だと思っています。
ーセールスマネージャーとしてのやりがいや面白さ、リモート環境の中でマネジメントで気にかけていることなどを教えてください
「MiiTel」はSaaSプロダクトの中でもとても強く、直感的にお客様に「すごい」と思っていただけます。「すごい製品だね」「導入して良かった」というお客様の声をいただくとやりがいを感じます。お客様への課題のヒアリングや、課題解決に向けた話し合いの中で、お客様に合った「MiiTel」の活用方法をひらめく瞬間がとても嬉しいですね。また、徐々に組織が拡大し、2019年にカスタマーサクセスチームが立ち上がったことで、より深く、お客様の様々な課題解決手段として「MiiTel」を使っていただけるようになり、もっと社会に役立つような足掛かりを作っていきたいという気持ちになりますね。
マネージャーになってからは、今まで以上にチームだけではなく、すべてのメンバーが働きやすい環境作りを意識するようになりました。フルリモートという環境でのコミュニケーションの活性化、メンタル面のフォロー等、チームの裏方として日々奮闘しています。特にコミュニケーションはオンラインが基本なので、感情を読み解き、相手が不快にならないような言い回しで伝えるなど細心の注意を払っています。極力早めに返信すること、何か良い事があれば全体に共有すること、体調不良や悩みがないか、常に確認することを心がけています。また、少しでもメンバーの悩みや課題が解決できるよう、現状をより良くするための方法を提案する、という方法でサポートに取り組んでいます。
RevCommのValueにもある通り、みんながHAPPYに働けることがとても重要だと考えてています。メンバーと話していて「今仕事がとても楽しいです」と言われるとマネージャーとして素直に嬉しいし、RevCommにジョインしてくれたこと、一緒に働けることにとても感謝しています。
初期メンバーとして、これからますますRevCommの組織が成長し、素敵なメンバーが沢山ジョインしてくれると嬉しいな、と期待してます。
[撮影] 矢野 拓実