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こんにちは、RevComm(レブコム)広報担当です。今回は、Sales Managerとして、セールス部隊を率いる山崎悠(やまさきはるか)のインタビューをお届けします。
山崎は、みずほ証券に新卒入社し、広島および東京でウエルスマネジメント営業を担当。丸10年を機に転職を決意し、2018年11月、RevCommにジョインしました。
そんな経歴の山崎に、なぜRevCommにジョインしたのか、どのようなところが魅力的だったかを中心に、話を聞きました。
優秀な成績を残し、広島から東京に異動した証券時代
―― 大学卒業後は、みずほ証券に入社されたのですね。
はい。広島の出身なので、みずほ証券の広島支店に、特定職で入社しました。しかし、入社してから5カ月目に、リーマンショックが起こり、相場がどんどん低迷して……。テレコールで新規営業をしても、「みずほ証券です」と名乗った瞬間に、電話を切られることもしばしば。そんな中、入社一年目にして富裕層専門部隊であるウエルスマネジメント部に異動になりました。地方のマーケットでなく、東京のマーケットで働き自分を試してみたいと思い特定職から総合職へ転換し、6年目に本社組織であるウエルスマネジメント東京営業部へ異動となりました。
―― 広島支店から本部への転勤というのは、会社からかなり期待されていたのですね。
そうですね。実績でいうと、全国トップ5に入ったこともあります。私はすごく人の懐に入りやすいんです(笑)。営業先でも、商品説明の前には必ず世間話をしていましたし、夜の付き合いも欠かせませんでしたね。
でも、東京のウエルスマネジメントは一番苦労しました。2012年に新設された部署なのですが、初めのころは、帝国データバンクのリストを見ながらずっとテレコールをしていました。そのほか、直筆の手紙を筆ペンで書いたり、アポイントもないのに直接訪問したり。全国有数の成績優秀者が集まっていたので、本当に真の実力が試されるというか、今までに経験したことがないシビアな環境でした。
―― ウエルスマネジメントの次は、ソリューションに異動したそうですね。
徐々にお客様も増えて、それなりの実績を残したのですが、富裕層のお客様と対峙する中で、証券知識だけではなく、資産管理会社の設立やM&A、TOB等ソリューション知識を身につけなければならないと感じていました。そこで、みずほフィナンシャルグループ内で自ら希望する部署にチャレンジできる「ジョブ公募制度」に応募しました。
結果、ジョブ公募に合格した為、ソリューション推進部に異動し、約2年間は富裕層営業企画を兼務しながら働き、10年働いてきた事を一つの区切りかなと考え、11年目の4月に退社しました。
大病を患ったからこそ、再認識した「人生は一度きり」
―― 退職後はすぐに転職活動をしたのですか?
いいえ。辞めてから、3カ月は自由な時間を過ごしていました。10年間必死に働いて、精神的にもかなりの負担がかかっていたので、自分を見極める時間としてリフレッシュしていました。ところが、仕事を辞めてから3カ月後に、ギラン・バレー症候群を患ってしまったんです。両手足に力が入らなくなり、次第に筋力が低下する自己免疫疾患です。
最初は手に力が入らなくなり、次第に歩くこともできなくなってしまい、8月はずっと入院していました。どんどん筋力がなくなるので、人生で初めて死を意識しましたね。「一生寝たきりかも。一生車イスかも。一生仕事ができないかも。結婚や出産も出来ないかも。」と不安でいっぱいでしたが、幸いにも9月末には日常生活ができるレベルまで回復することができました。
―― それは大変でしたね。その後はどうされたのですか?
病気をしたと言えど、働かないといけない。では一体何の仕事をしようかと考えたときに、もう一度金融機関に戻ることは、本当の自分の生き方ではないような気がしたんです。実はこれまで、自分の評価軸ではなく、親や周囲の人間の評価軸に合わせていたところがありました。このときも、親からは「次も大企業に勤めて欲しい」と言われていましたね。
でも、人生は一度きり。いつ死んでも、楽しかった!と思える悔いがない人生にしたいので、「自分がすごいと思える商品を売っている会社に行きたい」「自分が今まで一緒に働いたことのない人たちに囲まれて仕事がしたい」と強く思うようになりました。病気をしたからこそ、人生を決める決断をするのは自分だ。You Only Live Once.と再認識することができたのです。
「MiiTel」を知り、「これは絶対に売れる!」と確信
―― RevCommとの出会いを教えてください。
會田からスカウトメールが届いたことで、「MiiTel」を知り、「こんな商品が世の中にあるんだ!」と驚きました。テレコールをしていた頃、先輩の話し方を横で聞きながら学んでいましたが、結局、お客様との会話は聞くことができず、どう切り替えているのかまでは分かりません。自分の営業トークも振り返ることはありませんでした。それを解析できるツールは今まで見たことがなかったし、「これは絶対に売れる!」と確信しました。
とは言え、当時はとても小さい会社でしたので、とりあえず會田に会ってみることにしたのですが、「こんな変な人が世の中にいるんだ」と思いましたね(笑)。昔から知っている人と話しているスタンスでディスカッションをして、どのような人と働きたいか、どんな社会にしたいかという点で合致したんです。
―― どのような人と働きたいと思っていたのですか?
正直に言うと、変わっていて面白い人と働きたいんです。みずほ証券のときは、大企業ならではの文化で、言われたことをキッチリできる人ばかりでした。自分にはない発想や、自分が今まで気が付かなかった部分を発見するには、変わっている人と働くしかないと思っていました。また新たな発見が出来る環境は人生を楽しめて、豊かにすると思いました。
―― RevCommにジョインした決め手は何だったのですか?
全体ミーティングに参加したら、とても論理的なディスカッションをしていましたし、お互いに意見が言い合える雰囲気でしたので、會田に「行きます」と即答しました。なので、會田に会ってから、たった1週間でジョインしています。
他のベンチャーも検討していたのですが、「社会も幸せにならないといけないし、自分たちも幸せにならないといけない」という企業観にも魅かれました。全体的に見て、自分が求めていたものすべてをクリアしていた会社がRevCommでした。内定していた企業もありましたが、そこに行ったほうが良かったかなと後悔したことは一度もないですね。
市場最先端のプロダクト「MiiTel」に手応えを感じる日々
―― 2018年11月に入社してから、どのような仕事をしていますか?
ずっとセールスをしています。初めのころは、セールス1号として、とにかく売ることを中心にお客様にアタックしていました。2日目までは「MiiTel」を使って會田の商談を聞いて、3日目からは自分で商談をスタートし、11月末には契約も取ってきました。
メンバーが増えてきてからは、セールスの仕組み作りや管理も任されています。今は、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスといったセールス全体をサポートしています。
―― 「MiiTel」の魅力とは何でしょうか?
お客様に対して素晴らしいメリットを与えられる商品だと思っています。お客様と商談をすると、「こんなツールが世の中にあるんだ」「本当にすごいですね」といったお褒めの言葉しか出ないんです。入社前、社会的ニーズがあると感じたことは、間違っていなかったということですね。みずほ証券時代に「MiiTel」があれば良かったのにと、心底思っています(笑)。
テレコールで「MiiTel」を使えば、音声を解析しつつ、他の人の知識を自分に加えることができます。IP電話をコミュニケーションツールとして使っている営業やコールセンターであれば、絶対にニーズはあると感じています。今後、リモートワーク、テレワークが増えていく社会においても電話営業はかなり伸びていく市場だと思いますし、市場の最先端のプロダクトを売っていると自負しています。
―― 山崎さん自身の今後のキャリアは、どのように考えていますか?
RevCommは、基本的にフルリモートです。働き方は自由なので、例えば、結婚や出産といったライフイベントがあっても、継続してRevCommで働きたいですね。女性社員第1号として、女性が活躍できる場を作っていきたいと考えています。
また、「MiiTel」はもちろん、RevCommの最終的なゴール「経営判断AIを創出するプラットフォーム」についても、どのような進化を遂げていくのか、ずっと見ていきたいと思っています。
多様なメンバーがジョインすることで、ゼロイチの実現へ
―― どのようなタイプの方にジョインして欲しいと考えていますか?
固定概念に囚われず、柔軟に対応できる人にジョインして欲しいですね。あとは、私のように、変わった人と仕事がしたい人や、チャレンジ精神がある人。毎日面白いと思える環境は、なかなかないと思います。このMiiTelをすごいツールだと共感していただける方、世の中を変えたいと思っている方に来ていただきたいですね。
―― 最後に、求職者の方へのメッセージをお願いします!
RevCommには本当に優秀なエンジニアがいるので、リリースするスピードがとても速いんです。私が入社したとき、「MiiTel」には機能として足りない部分もありましたが、この1年ですごい進化を遂げています。さらに、進化を遂げることも目に見えているので、ゼロイチの面白さをダイナミックに感じることができると思います。
ただ、ゼロイチはすごく難しいことなので、世の中に広まってきたとはいえ、「MiiTel」はまだイチになっていません。これから、多様なメンバーがジョインすることで、「MiiTel」を作り上げ、RevCommを作り上げていくと思っています。今は発展途上の段階なので、今後はもっとワクワクすることがたくさんあると思います!