「月曜日が待ち遠しい」教員からマーケターへ。デジタルマーケティングで見つけた、新しい景色【はたらくゴリラたち Vol.2】
デジゴリメンバーの原動力を紐解く「はたらくゴリラたち」。初回は源ゴリラこと、マーケターの久保田 真拓にインタビューしました。
「顔が、水でふやかした星野源さんに似ている」という理由でゴリラネームを命名された久保田は、小学校教員からマーケターに転身した経歴の持ち主。
「天職だった」と振り返る教職から、なぜデジタルマーケティングの世界へ飛び込んだのか。その決断の裏側と、未経験からの挑戦の日々について聞きました。
氏名:久保田 真拓(くぼた まさひろ)
配属・担当業務:マーケティング事業部 マーケター/広告運用、SEO対策、SNS運用等
入社時期:2024年4月〜
ゴリラネーム:源ゴリラ
目次
「教員は天職だった」その先に見つけた、新しい世界への好奇心
「できない」が「どうする?」に変わる。互いの成長を支え合う毎日
点と点が繋がる瞬間。未経験から掴んだ手応えと成長
「週7日が充実する」そんな働き方を、ともに!
「教員は天職だった」その先に見つけた、新しい世界への好奇心
―これまでの経歴を教えてください。
小学校教員を志して東京の大学に進学し、卒業後は仙台市内の小学校で2年間教員として働きました。
子どもたちの成長を見るのは本当に楽しかったです。日々では見えないけれど、ふとした瞬間に「こういう考え方ができるようになったんだ!」と彼らの変化や成長を感じられるのがやりがいでした。おそらく天職だったと思います。
―そんな充実していた教員生活を手放して、転職を考えた理由は?
定年まで教員を続けるイメージができなかったんですよね。
教員としてスペシャリストになればなるほど、「教員」という型にはまった人間になりそうで。勿論、前職では素晴らしい先生方に出会えて、今でも尊敬しているのですが、その思いとは別の軸で「このままでは自分の枠が狭まっていく、世間を知らない人間になりそうだ」という危機感がありました。
世の中のこと、世界のことをもっといろいろ知りたい。そういう思いが強くなっていきました。
教員のスキルという独特なものを、異業種でそのまま活かすのは難しい側面があります。
ゼロから新しいスキルを得るのであれば、早くチャレンジしたほうがいいと考え、教員生活2年目の6月、異業種転職への腹を括りました。
―なぜデジタルマーケティングの道を選んだのですか?
実は子どもの頃から広告を見るのが好きで、テレビのCMを見ては「なんでこの広告を出しているんだろう?誰に見せたいんだろう?」といつも考えていました。インターネットに触れるようになってからは、同じキーワードを検索しても友達と自分で出てくる画面が違う理由が気になり始めて。知らず知らずのうちに業界への興味を持っていたんですよね。
夏休みを利用して3ヶ月間、オンラインのマーケティングスクールで学びました。想像以上に奥が深くて、面白かったです!
「マーケティング」というと華やかなイメージがありますが、実は考え続けて泥臭く、プレッシャーと戦いながら数字を追い続ける世界。でも、そのギャップが逆に自分に合っていると感じました。
あと、マーケティングを学んでから、児童たちに「授業がものすごくわかりやすくなった!」って言われたんですよ。
実は、LPをイメージして授業を作るようになりました。ユーザーは子ども。冒頭の30秒にキャッチを持ってきて興味を惹きつけ、ニーズはどこにある?と考えながら構成を組み立てて……という感じで。
また、授業中以外の普段のコミュニケーションにおいても、「この子は何を考えている?何に困っている?」と徹底的に考えるようになりました。
教員の仕事もマーケティングの仕事も他者理解の力が重要という点は同じで、マーケティングの勉強を通して教員としてのスキルも磨かれました。
―デジゴリに入社した決め手は何だったのでしょうか?
応募のきっかけは、インスタ広告が流れてきたことです。
最初は正直、すごくイケイケな感じで自分には合わないんじゃないかと思っていました(笑)。東京の会社も同時に応募していて、面接までは優先度はそこまで高くなかったんです。
でも面接できくしゅーさん(代表取締役・菊池 習平)に「うちで頑張ればデジタルマーケティングのゼネラリストになれるよ」と言われた時、「これだ!」と。まさにゼネラリストになりたいと思っていたんです。
他社は「まずは広告から」という感じでしたが、大変でもすべてにチャレンジできる環境のほうが自分の軸に合っていると確信しました。
実はこの決断、当時お世話になっていた転職エージェントの方には止められたんですよ。「ゼネラリストと言うけど、未経験でその業務範囲の広さは絶対きついからやめときな」と。
でも、自分の直感を信じて入社しました。その決断を後悔したことはありません。
「できない」が「どうする?」に変わる。互いの成長を支え合う毎日
—デジゴリの魅力を教えてください。
「仕事は厳しく、職場は楽しく」。これが一番の魅力だと思います。全員の成長意欲がすごく強くて、前に進むスピードが速い。
頑張ることを強制されちゃうと辛くなるけど、デジゴリは言うならば「良い同調圧力」という感じ。自分も頑張るタイプですが、みんながどんどん突き進んでいくので「負けてられない!」という気持ちになります。
あと僕がデジゴリで好きなのは、クライアントと同じゴールに向かって伴走していることですね。
対立関係になるのではなく、成果に向かって協力関係を築けているのはプロジェクトメンバーとして非常にありがたいなと思います。
「子どもの成長のために、いかに保護者の方々と教員が同じ方向を向いて関わり続けるか」を教員時代に試行錯誤してきたからこそ感じる魅力かもしれません。
—デジゴリの社内文化について印象的なことはありますか?
社内文化として特徴的なのは、ネガティブな言葉の少なさだと思います。「できない」も出ますが、すぐに「じゃあどうする?」と解決策を見つけ出す思考に切り替わります。努力する人の足を引っ張るような行動は絶対に起きない。そういう心理的安全性があるからこそ、100%仕事に打ち込めますね。
また、プライベートでも仲の良いメンバーが多いのですが、仕事に私生活は持ち込まない。お互いの仕事へのリスペクトがあるからこそできることだと思います。
あと、飲み会でお酒を強要されないところも好きです!僕は全然飲めない体質なので。楽しく飲める場を大切にする文化があります。
点と点が繋がる瞬間。未経験から掴んだ手応えと成長
―現在の担当業務と、感じている成長について教えてください。
広告運用やSEO対策、SNS運用などの案件に携わっています。
入社して8ヶ月、着実に業務の幅が広がってきましたね。横の広がりと同時に、コンセプト設計など上流工程に携わる機会も徐々に増えてきました。
日々必死に走っている状態ですが、最近になって、新しい案件が入ってきた時、成果を出す予想図が描けるようになってきました。
「このケースならメタ広告のほうが効果的ですよ」と、クライアントが納得できる説明ができるようになったのは成長だと感じています。点と点がつながる感覚が、本当に楽しいんです。
とはいえ、現状には全然満足できていません。いろいろな業務を並行して進めているから、一つひとつの成長スピードが遅くなっているんじゃないか、と感じることも。
でも、ゼネラリストとして成長していく過程では避けられないのかもしれません。アウトプットの引き出しの数を増やせている、と捉えて向き合うようにしています。
—仕事を通してやりがいを感じた瞬間や、印象に残っているエピソードはありますか?
獲得数が一時的にすごく減少した案件があったんです。広告のクリック数は変わっていないのに獲得率が落ちていて。「これはLPがユーザーのニーズとマッチしていないな」と推測しました。
検索クエリを丁寧にリサーチし、「このファーストビューのコピーならいける!」という仮説を立ててクライアントへ提案したところ、コピー変更後のコンバージョンが体感で3倍に改善。
ちょっとした文言の変更だけでこんなにも大きなインパクトを出せる。これぞデジタルマーケティングの醍醐味だと感じましたね。
「週7日が充実する」そんな働き方を、ともに!
—最後に、これから入社を考える方へメッセージをお願いします。
デジゴリに入って一番変わったのは、月曜日が憂鬱ではなくなったこと。休みは休みで楽しいし、仕事も楽しい。日曜日の夜に「明日はこれとこれをやろう」とワクワクしながら気持ちを切り替えられます。
週7日が充実する、ってこういうことか!と。仕事が変わるとこんなに人生が変わるんだと実感しています。
この充実感を、もっと多くの仲間と共有したいです。
一緒に働きたいのは、考え方が前向きで成長意欲のある人。敵対するのではなく高め合える、良い意味でのライバルになれるような方と出会えたら嬉しいですね!