こんにちは!
フェニックス管理の木寺と草野です!
今回のWantedly記事では、私たち2人が所属しているビルメンテナンス課の
〈やりがい〉や〈魅力〉をお伝えいたします✨
ビルメンテナンス課のやりがいは、なんといっても“バリューアップ工事“による建物価値の向上です!!
これから、ビルメンテナンス課の私たちが実際に携わったバリューアップ工事の事例を踏まえて、ご紹介いたします!!
〇バリューアップ工事とは??
入居者様の生活の利便性や建物の価値を向上させるために、今までにはなかった設備や機能を新たに新設・増設する工事です。
ただやみくもに流行の設備を導入するのではなく、日々の物件巡回の際に現場で感じた問題点や、入居者様からのニーズをオーナー様への提案内容に組み込むことがとても大切です!
建物の価値を向上させるためにもまずは現状の把握が第一ですので、日々の物件巡回業務が様々な工事提案につながります!!
〇物件巡回とは??
建物の状態や設備に異常がないかを確認するため、最低月に1度は管理している建物を巡回しています。
入居者様目線に立って巡回することで、エレベーターや照明などの設備の故障などによるトラブルを未然に防ぐができます。物件巡回は「作業として建物をチェックすること」と「当事者意識を持って建物をチェックすること」では空間の質に大きな差が生まれます。つまり、入居者様により住みやすいと感じていただく空間を提供するためには、自分自身が入居者である。自分自身が不動産オーナーであるという当事者意識を持って物件巡回に臨むことがとても大切になってきます。
それでは次に、実際の工事事例をご紹介します!!
今回は、実際に私草野が担当したオートロック設置工事を例として、ご説明します!
物件巡回時に両手に荷物を持った入居者様が体で扉を開けて中に入っている姿を見かけたことがありました。
その時は私がお手伝いできたのでよかったのですが、自動扉になればより入居者満足度が上がると感じました。
【エントランス前扉】
・Before ・After
加えて、こちらのマンションにはオートロック扉がなかったため、誰でも敷地内に入れてしまう状態でした。入居者様からセキュリティ面が不安であるというお声をいただいていたこともあり、建物のセキュリティ強化という面からオーナー様への工事提案につながりました。
扉の設置位置や電源をどこから引用するかなど、設置工事といっても様々な問題がありましたが、何度も業者様と打ち合わせを重ね、無事に設置することができました!
こうしたやりとりを繰り返していくうちに工事に関する知識もついていくことがBM課の魅力であると感じます。別の現場で違う工事を行う際に、以前に得た知識が必要になることもあったので、経験したことを別の現場で初めて活かせたときはとても嬉しかったです!!
【オートロック扉設置工事】
・Before ・After
工事期間中は工事中の騒音などでご迷惑をおかけしてしまうので、ご協力いただいている入居者様のためにも工事期間内に工事を終わらせる必要があります。
工事の進捗を確認し、スケジュール通り進められるよう現場をコントロールすることもビルメンテナンス課の役割の1つです!
他にも、電動キックボードシェアリングサービスのLuupやシェアサイクルを設置し、建物敷地内の空き地の有効活用も行っています!
元々空き地に違法駐輪があふれていたのですが、今回の設置事例では収益向上だけでなく、LUUPの駐輪枠の設置が違法駐輪の撲滅にも大きく影響するものになりました✨
次に、是正工事についてご紹介します!
〇是正工事とは?
巡回時に確認した修理・修繕すべき箇所(是正箇所)をオーナー様へ報告し、提案します! 例:設備の故障や景観の美化
・防犯カメラ修理工事
巡回時に防犯カメラモニターが故障して完全に映らなくなっているのを見つけました。
ただ取り替えるのではなく、画面が小さく4分割されている映像も見辛かったため、16インチから32インチへモニターを取り替えました!
・Before ・After
画面が大きくなり、画質も綺麗になって見やすくなったということで、ご入居者様からお褒めのお言葉をいただけた時はとても嬉しかったです✨
・駐輪場の自転車ラック増設工事
本来であれば駐輪場に停めなければならないのですが、共用廊下に自転車が置かれているのが目につき、他の入居者様が廊下を歩くのに邪魔になってしまう状態でしたので、駐輪場の台数確保のため、新規の駐輪ラックの設置をオーナー様へ提案しました。
今回24台分の増設を行った結果、設置して数日後に確認した際には以前廊下に停められていた自転車も増設したラックの中に綺麗に停められており、自転車が邪魔になることもなくなりました✨
〇最後に
今回、ご紹介したバリューアップ工事では、エントランスに自動ドアを新設することで共用部のセキュリティ強化を実現し、入居者様満足度と建物価値の向上につなげました。
また、自転車ラックの増設による生活の快適性を向上できたことや、Loopの設置による違法駐輪の防止といった点でも、入居者様が気持ちよく生活していただける空間を提供できたと感じています。
住む方の満足度の向上や建物価値を向上させるための先行投資としてこのような大きな工事を提案できることは、建物全体の管理を担うビルメンテナンス課の醍醐味だと思います。
私たちはオーナー様の大切な不動産資産をお預かりしているという自覚と当事者意識を持ち、オーナー様の目線に立って建物の事を考えることが大切です。
建物によって設備も異なるので様々な経験や知識が必要になるからこそ、入社した頃の自分と比べてみると、たった1年でも「成長した」と感じられる場面が多く、2年目になった今でも、もっと頑張ろうと再認識できました!
以上、ビルメンテナンス課についてのご紹介でした!
この記事を見て少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです✨