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会社や仕事に依存しない。「自由」を体現するキャリアとは【社員インタビュー】

大手監査法人の公認会計士という、リージョンズでは異色の経歴をもつ佐藤さん。

縁もゆかりもない北海道への転職、そして栃木、茨城拠点の立ち上げと、道なき道を歩んでいます。

「先が見えないほうが面白い」と語る佐藤さんのキャリア観に迫りました!

プロフィール

佐藤 照昭(Sato Teruaki)

神奈川県横浜市生まれ。中央青山監査法人、京都監査法人(現:PwC京都監査法人)で、上場企業(米国上場企業含む)や上場準備会社の会計監査、M&Aに伴う財務デューデリジェンス、自社リクルーティングに携わる。2009年、リージョンズ株式会社に入社。現在は茨城県担当のコンサルタントとして、採用支援/転職支援の両面に携わっている。

※本記事の内容は2023年8月時点のものです。

在学中に公認会計士合格。そして解散を経験

── 大手監査法人に勤めていたと聞きました。

大学在学中に公認会計士試験に合格し、中央青山監査法人で週4日アルバイトをしていました。卒業後はそのまま入社しました。

── 粉飾決算の監査について大きく報道されていた頃では?

それはあまり気にならないというか、こういう状況のほうが面白いと思いました。ピンチなぶん、チャンスも多いでしょうし。

そんな状況なので、他の大手監査法人に比べると採用人数がとても少なかったんです。でも仕事量は変わらない。高熱が出たけど誰にも言えなくて、意識朦朧としながら仕事をしていたこともあります。今では考えられませんね。

ここでの忙しい日々はとてもいい経験になりました。

── 監査法人が解散したときの話を聞かせてください。

転職先として他の大手監査法人のいずれかに行く人がほとんどでしたが、私が選んだのは、解散のタイミングで中央青山監査法人の京都事業所が独立した「京都監査法人」。

報道で大口顧客がどんどん離れていくなか、京都事業所だけは顧客もほぼ減っておらず異色な感じがしました。新しく監査法人を立ち上げるというのも楽しそうだったので決めました。

京都監査法人では上場企業の主査やM&Aのデューデリジェンスなど様々な経験ができて面白かったですね。

── なぜ監査法人から転職しようと考えたのですか?

リーマンショックの真っただ中ではありましたが退職しました。

当時は世間知らずで、会計士の仕事は面白いけれど、「新しいことをやりたい!」「もっと自分で売上をつくっている感覚を味わいたい!」という気持ちが強くなり転職を決めました。もともと親も自営業でその姿を見ていたからか、自分で何かをやるということにも興味を持っていたんです。

自由に仕事がしたい


── そこでリージョンズと出会うんですね。

会計士としての経験を活かすつもりは全然なくて、むしろ営業を中心に考えていました。そこで、生命保険や不動産などの営業で内定をもらいましたがピンと来なくて。

そんなある日、リージョンズの求人広告を見つけました。創業間もないころで、社員が2人しかいないところに惹かれました。自由にやれそうだと思ったんです。

── 自由とは?

私は、人に教えてもらうのが好きじゃないんです(笑)。

未経験の仕事だからって、手取り足取り指導されたらモチベーションが下がってしまいます。

できたばかりの会社なら、教育体制も固まっていないでしょうし、自分の力ひとつで好き勝手にやれそうだと思いました。北海道には縁もゆかりもないけれど、軽い気持ちで応募しました。

── 入社当時は経理だったとか……。

そうです。普通に考えたら、まったくの未経験者の私を採用する理由がないんですよね。

実はそのとき社員2人のうちの1人だった海野さんが産休に入ることが決まっていたんです。その後釜として経理もやってもらえばいいんじゃないかということで採用されたみたいです(笑)。それでも、空いた時間に企業開拓をしてみたり、テレアポをしたり、勝手に営業活動ができて楽しかったです。

ただ、当然ですが、全く成果が出なくて。でも楽観的な性格なので「とりあえずやれるところまでやろう」と思っていました。

少しずつ成果が出始めて、会社も売上がのびてメンバーも増えてきたころ、栃木拠点の立ち上げに異動しました。

売上ゼロからスタートした栃木の立ち上げ


── 栃木拠点はどんな状況でしたか?

リージョンズは2010年末に福島に進出しましたが、東日本大震災が起こり、福島にいた社員2人が宮城と栃木に分かれて拠点を立ち上げたんです。

宮城は新しく社員も採用できたのですが、栃木は1人で営業をしており苦労していたんですね。そこで2012年4月に私が異動して、2人で文字通りゼロからスタートしました。

今とは市場環境がぜんぜん違います。とにかく買い手市場で求人がない。人材紹介どころか、「人を減らしたいくらいだよ」なんて言われたこともありました。

── どのように売上をつくっていきましたか?

地道にテレアポをして商談をしていると、なかには景気が悪いながらも積極的に採用している会社があるんです。立ち上げ期は本当にそういう会社に救われました。

また、上場企業といった大きい会社でも役員以上に会うことにこだわっていました。公に求人を出していなくても、役員以上であれば何か課題を感じていて、商談の中で新しい求人が生まれることもあります。

少しずつ顧客が増えていって、2014年以降はコンサルタントも増やしていきました。

── 当時はどんな気持ちでしたか?

コンサルタントが増えたはいいけど、コミュニケーションがうまくいかないこともあって。他拠点の力を借りつつ、試行錯誤していましたね。

売上が安定するようになったのは2017年ごろで、思っていたより時間がかかってしまいました。

── その後、なぜ茨城の立ち上げを担当することになったんですか?

業績が安定したことで、私も環境を変えたいと思うようになってしまいました。

10年も栃木にいるので変化が欲しくなったんですよね。新しいことがしたいなと。

その頃、茨城進出の計画が停滞していたので、これはチャンスだなと思いました。ちょうど栃木のコンサルタントが増えたタイミングだったので自分が抜けても大丈夫だと思い、「茨城を立ち上げたい」と手を挙げました。

組織や仕事に依存せずに、何の伝手もない土地で自由にやれることは、ちょっとワクワクします。何が起こるかわからないから面白いです。

会社だけどちょっとした治外法権。自由に茨城を盛り上げよう


── 茨城の立ち上げはいかがですか?

毎日がトライアンドエラーです。市場環境も土地も違いますけど、栃木で1人頑張っていた10年前を思い出しますね。

有難いことに売上は徐々に上がるようになっています。ただ、もっと顧客を増やしていきたいし、より多くの「茨城で思い切り働きたい」という転職希望者の願いを叶えたいですね。

そのためには仲間が必要です。茨城の事業を一緒に楽しめる人を、切実に求めています。

── どんな人が向いていると思いますか?

営業が好きで、企業やビジネスへの興味関心が高い人にはぴったりの仕事だと思います。

リージョンズという会社ではありますが、そのなかで茨城はちょっとした治外法権です(笑)。ジョインしてもいいという方がいれば、お互い自由にやろうぜと言いたいですね。

自分次第で年収はいくらでも目指せる給与制度なので、お金を稼ぎたい人にもおすすめです。

── 最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。

私が言うのも何ですが、これを生涯の仕事にする!などと気負う必要はありません。

キャリアの一つとして、茨城拠点の立ち上げという未知なる1~2年に面白さを感じてもらえたら嬉しいですね。茨城で売上をつくるためにどうするか、というディスカッションができる方なら最高です。

楽しく、自由に、一緒にチャレンジしたいという方をお待ちしています!




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