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【代表インタビュー】〜はてなベース株式会社を創業するまで〜


▼代表取締役 世戸口逸人 プロフィール▼
1996年愛知県小牧市生まれ。私立東海高等学校を卒業後、慶応義塾大学商学部へ入学。
大学四年生の時に公認会計士論文式試験に合格後、PwCあらた有限責任監査法人へ入所。その後飲食テックベンチャーのリディッシュ株式会社にてバックオフィスを経験後、2023年2月にはてなベース株式会社を設立。高円寺をこよなく愛する28歳。趣味はお酒を飲むことと岩盤浴。


みなさんこんにちは。はてなベース株式会社採用担当の内藤と申します。だんだん寒くなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

本日は、弊社はてなベース代表の世戸口にインタビューをしてきました。私は普段、採用担当として社員の皆さんと接していますが、代表の世戸口の想いや経緯を知ることで、会社の成り立ちや方向性を深く理解していただければと思います。

それでは早速、インタビューをお届けします!

起業に至るまで ~公認会計士準会員としてキャリアをスタート~



内藤
世戸口さん、まずはこれまでのご経歴について教えていただけますか?

社内ではすでに聞いたことがある方もいるかもしれませんが、改めてよろしくお願いします。

世戸口
はい!皆様初めまして。はてなベース代表の世戸口と申します。

私は愛知県の男子校で中高一貫教育を受けた後、浪人を経て慶應義塾大学商学部に進学しました。卒業後はPwCあらた有限責任監査法人に入所し、金融業界の監査を担当しました。

ただ、監査業務自体にはそこまで充実感を感じられず、新卒採用のリクルーティング業務を担当したときに、人を巻き込む楽しさを初めて実感しました。

その後は転職したクロスポイント税理士法人やリディッシュ株式会社で人事/採用業務を担当しながら、独学でプログラミングの勉強も進めてきました。コロナの時期で人とお話しすることが難しい時期だったので、勉強しやすい環境に恵まれていたということが、プログラミングを始めたきっかけでもありました。

内藤
なるほど、学生時代からの経験がその後のキャリアに影響しているんですね。

リクルーティングでの気づきが、今の仕事にもつながっている感じがします!ちなみに、プログラミングを学ばれたのは何か理由があったんですか?

世戸口
そうですね。当時はITやシステムの力で、もっと業務を効率化できるのではと考えていました。とある税理士事務所の業務改善やfreeeの導入支援を受けていたため、会計という基礎スキルに掛け算できるもう一つの提供サービスを身につけたいと考えておりました。

特に、当時はGoogleAppsScriptを扱ってましたが、ITを使ったバックオフィスの分野での効率化には大きな可能性を感じていました。この知識を活かせば、独立したあと、会社としてもより価値の高い提案ができると思い、勉強を始めたんです。

内藤
そうだったんですね!その積み重ねが、今の「はてなベース」の事業にも生きているんですね。


はてなベースを創業 ~記帳代行や資金調達支援を事業として出発~



内藤
はてなベース起業を決意されたのは、どんなきっかけがあったのでしょうか?

世戸口
当時のベンチャー企業での働き方自体には満足していたのですが「自分が主体的になって、もっと自由に働きたい」という思いが大きかったですね。

プログラミングや資金調達支援と言った、ベンチャー企業で培った経験をもとに自分の得意分野を活かして、より良いサービスを提供したいという気持ちもありました。

また前述の通り、バックオフィス業務の効率化にはまだまだ課題が多くDXされるべき余地がたくさんあると感じていたので、その分野で価値を提供できる会社を作ろうと考えました。

2023年2月高円寺の自宅で、共同代表とともにはてなベース株式会社を設立しました。

内藤
そうだったんですね!起業の決断って簡単ではないと思いますが、スタート時はどんな状況だったんでしょう?

世戸口
当時は資本金50万円で、自宅アパートをオフィスとして始めました。

オフィスというよりは、私の部屋がそのまま会社になった感じですね(笑)。

ただ、限られた資金でも効率的に事業をスタートするために、会計ソフトfreeeの導入支援や比較的利益率の高い資金調達支援をしたりしてキャッシュを貯めていきました。営業はというとスタートアップのイベントに参加して人脈を広げたり、ベンチャー企業で勤めてた時のツテをつかって行っておりました。この地道な活動が、一年後に立ち上がる教育研修事業やkintone導入支援事業など、後々の事業の基盤となっていきます。

内藤
高円寺のアパートが、まさに「はてなベース」の始まりだったんですね!なんだかそのエピソード、スタートアップらしくていいですね。

はてなべースが持つ強み ~会計×開発という2軸で業務改善を実現~



内藤
現在の「はてなベース」の強みって、どんなところにあると思いますか?

世戸口
私たちの強みは、サイボウズ社のkintoneを活用した業務アプリを活かしたバックオフィスの業務改善と、freeeを使った経理業務の効率化支援、またデータに基づく数値の見える化を実現できることにあります。

特に、クライアントごとに異なるニーズに合わせてカスタマイズしたソリューションを提供している点がポイインとです。業務を効率化するだけでなく、クライアントのビジネスそのものを強化するパートナーになれていると感じているところに強みがあります。

また、2024年2月に立ち上がった教育研修事業にもつながるのですが、豊富な業務改善事例は新鮮なネタとなり、バックオフィスの教育研修(e-learning)の制作にも役立ってます。

バックオフィス業務改善を受託→事例として蓄積→教育コンテンツにして販売という循環を作り、多種多様な業務を展開することでメンバー特に学生インターンの子に幅広い業務を提供できることも大きな強みです。

内藤
確かに、クライアントごとのカスタマイズって、すごく喜ばれますよね。逆に、現時点で感じている課題はありますか?

世戸口
課題としては、営業活動の再現性を高めることですね。今は紹介を中心に案件を獲得していますが、安定して成果を出すためにはマーケティング活動の強化が必要だと考えています。特に、SEO強化や広告などデジタルマーケティングを通じて新規顧客を効率よく開拓する仕組みを構築していきたいです。

最近は大手企業様との提携も増えてきており、案件を効率的に獲得するルートができてきました。が、まだまだですね...。

内藤
なるほど、紹介だけでなく、もっと幅広いチャネルから顧客を獲得できる仕組みがあれば、さらに安定しそうですね。

今後の展望~はてなベースを、起業を志す人の"秘密基地"に~


内藤
起業して良かったと感じる点はどんなところですか?

世戸口
裁量を持って自由に働けるということですね。やりたいことを自分のペースで進められるのは、本当にありがたい、起業して良かったと思うことです。

また、好きな仕事をしているので、精神的にも余裕があります。自分たちでつくった会社だからこそ、売上が立つ瞬間や新しい事業が立ち上がった時、巻き込むメンバーが増えた時はすごく満足感を覚えます。

仕事が楽しいと感じる毎日を送れるのは、起業したからこそだと思います。

内藤
仕事が楽しいって、とても素敵ですね!それでは、今後の目標についてもお聞かせください。

世戸口
目標は、「はてなベース」を、より多くの人が自己実現できる場にすることです。他社で活躍の場が見つからなかった方や、新しい挑戦をしたい方にとっての「ホーム」になれるような会社に育てていきたいです。また、システムや効率化の提案に留まらず、クライアントのビジネス成功を総合的に支援するパートナーになれればと考えています。

直近は新規事業として教育研修事業を展開しておりますが、弊社のつくったコンテンツが、多くの企業様に広がっていったら嬉しいなと感じています。

内藤
自己実現の場になる会社って、素敵ですね!私たち社員も、もっとその目標に向けて頑張っていきたいと思います。

今日はお話を聞かせていただき、ありがとうございました!


▼代表取締役 世戸口逸人 プロフィール▼
1996年愛知県小牧市生まれ。私立東海高等学校を卒業後、慶応義塾大学商学部へ入学。
大学四年生の時に公認会計士論文式試験に合格後、PwCあらた有限責任監査法人へ入所。その後飲食テックベンチャーのリディッシュ株式会社にてバックオフィスを経験後、2023年2月にはてなベース株式会社を設立。高円寺をこよなく愛する28歳。趣味はお酒を飲むことと岩盤浴。


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