こんにちは!ラストデータのマーケティング部の大森です。
まず初めに本記事を手にとって頂きありがとうございます。
今回は、東大卒でありながら社会人経験がゼロの状態でラストデータへ転職した異色のプレイヤー「重川 氏」のキャリアやエピソードについてインタビューをさせて頂きました!
東京大学という日本の最高学府を卒業しているにも関わらず、普通の就職はしなかったという変わった経歴を持っている重川 氏がラストデータとどのような接点を持っていくのか!?
これから転職をするという方にも参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
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遊び呆けていた大学時代から、就職しても仕事が続かなかった新卒時代
大森:重川さん、本日はインタビューをお受け頂いてありがとうございます。よろしくお願いします。
重川:はい。こちらこそよろしくお願いします。
大森:それでは本日は重川さんのキャリアを追っていくという流れでインタビューをしていきます。早速ですが、重川さんの大学時代はどのような人だったのでしょうか?
重川:出身は東京大学の経済学部ですが、大学時代に遊びすぎて2年留年しています。
大森:東京大学とは凄いですね!遊びすぎたと仰っていましたが、どのような遊びをしていたのでしょうか?
重川:毎日のように雀荘で麻雀に明け暮れていました。麻雀のやり過ぎで単位を落としてしまい、2年も留年したという感じです。
大森:それは…、大学生チックな生活でしたね。意外です。東大生でもそんな普通の大学生みたいな感じで単位を落とすんですね。2年留年して24歳で卒業して、そのまま新卒で就職されたんですか?
重川:卒業した当初は麻雀プロで生活をしていこうと考えていたので、就職活動はほとんど真面目にしていなかったんですよ。そのせいか、就活は全滅してしまって、雀荘と学習塾でアルバイトをしながら生活をしていました。
大森:就活に失敗しても麻雀だけは離れられなかったんですね。それでは、その後の経歴についてお聞かせ願えますか?
重川:一応ですが、その後に少しだけ社労士法人に就職していたんですよ。1ヶ月程度で退職してしまったんですけどね。
大森:1ヶ月で退職となるとかなり早いですね。何か事情があったのでしょうか?
重川:今から考えるとかなり単純な理由です。というか、自己分析がキッチリ出来ていませんでしたね。社労士法人に入社した理由は「何か資格が欲しい」と思ったので入ったのですが、日々の業務が単純な定型業務の連続になってしまって、それが嫌で辞めてしまいました。
大森:なるほど。そして社労士法人を辞めた後にラストデータに入社したというわけですね?
重川:いいえ。ラストデータに入社するのはもう少しあとの話になります。社労士法人を辞めてからしばらくの間は根無し草のようにフラフラとした生活をしていましたが、実家の母が心配をして度々電話をくれるんですよ。その度に申し訳ない気持ちになっていたのを覚えています。
大森:あぁわかります。実家から離れていると家族が心配しているのに自分は何をしているんだろうって思いますよね。
ひとまず、ここで休憩として次からは重川さんの転職エピソードからスタートします。
面接に全落ちした転職活動も、谷川さんの一言で好転する
大森:先程はありがとうございました。大学時代から新卒時代は波瀾万丈というか、かなり遊び人よりの生活をしていましたね。今回は、転職活動からラストデータに入社するまでの経緯についてお尋ねします。
重川:はい。よろしくお願いします。と言っても、あまり面白い話でも無いかもしれませんよ。
大森:いえいえ、楽しみにしています。早速ですが、重川さんの転職活動はどのような感じだったのでしょうか?
重川:転職活動の序盤は散々なものでした。何社受けても面接に通らず、下手をすれば書類審査で弾かれるようなこともありました。
大森:重川さんは東大の経済学部卒ということを考えると、優秀な人材として評価されるような気もしますが、面接で落とされてしまう理由については何か思い当たりますか?
重川:当時の私は26歳で第二新卒と言ってもやや年齢を重ねている状態でした。そこに入社して1ヶ月で退職したという経歴を持っていて、その部分を面接で上手く説明できれば良かったのですが、その技量もなかったのが理由だと考えています。
大森:確かに。多くの企業では早期に退職する人を嫌う傾向にありますから、その状態では転職活動も難しかったかもしれませんね。そんな状態から転機が訪れたのはどのようなきっかけだったのでしょうか?
重川:当時、転職活動をしていたときにエージェントの方や面接官から「熱意が伝わってこない」と言われていて、熱意を伝えるにはどうすれば良いのかずっと悩んでいました。
そのときに、谷川さんに「自分に矢印が向いていない」と言われて、今までの自分は面接官に気に入られようと相手が求めるような答えを言おうとしすぎていたことに気付かされました。
大森:なるほど。私自身も経験がありますが、面接って相手に気に入られようとする傾向は確かにありますね。
重川:はい。そして考え方を変えて素直に自分が考えていることを表に出していったら面接にも通るようになってきたんです。
大森:きっかけは谷川さんの一言だったということですね。その後、重川さんは他社の面接を受けていたのにも関わらず、なぜラストデータに就職したのですか?
重川:正直な話をすると、かなり迷っていました。私自身、経済学部卒で、転職活動はデータサイエンティストやコンサルティングをメインにしていましたし、両社で内定も貰っていました。そしてお世話になった谷川さんからは「ラストデータの仕事内容はこれから考える」と言われていたので、かなり不安でした。
大森:そのような状況でラストデータに就職したのはなぜでしょう?
重川:以前の私は仕事を外見で選んで失敗しました。「資格が欲しい」という理由で、会社の中身を見ずに、外見だけで仕事を決めたように。しかし、仕事は職種や企業の外見よりも「誰と働きたいか?」ということのほうが大切に思えてきて、そのきっかけをくれた谷川さんと働きたいと思ったのでラストデータに入社しました。
大森:なるほど。職種よりも人を重視したということですね。そしてラストデータで面接を受けて入社したと?
重川:それは少し違いますね。実は、私自身はラストデータの入社試験を受けていないんですよ。
大森:えっ!?入社試験を受けずにどうやって就職したんですか?
重川:ラストデータ自体には応募していなかったのですが、グループ企業のデータサイエンスの企業に応募をしていて、そこの最終面接で谷川さんに会い、その場でラストデータに誘われたという形でした。
大森:なるほど。ラストデータに応募をしたのではなくて、グループ企業の最終面接の場所で直接スカウトされたというような形だったんですね。
ありがとうございました。こちらでは重川さんが転職活動を始めてラストデータに入社するまでのエピソードを話して頂きました。
次回はラストデータに入社してからのエピソードについてお聞きします。
重川氏がラストデータに入社してからの業務やキャリアとは
大森:ここまでありがとうございます。重川さんは入社してから1年程度ということでまだまだ新人のポジションだと思いますが、ラストデータでの業務はいかがでしょうか?
重川:新しい発見の毎日で、とても濃い経験をさせてもらっていると感じています。
大森:濃い経験とは具体的にどのような業務でしょうか?
重川:ラストデータはスタートアップの会社でマニュアルや前例が存在しません。そのためゼロから自分でフローを考えて実行しなければならないので、一般企業にあるような「前例に倣う」というようなことが無いんです。
大森:確かに、誰かが行ったことを後追いで実行するのは難しくありませんが、どのような業務でも自分が最初の1人になるのはとても濃い経験になりますね。
重川:自分は経営企画という部署に配属されており、将来的には社内業務の効率化や成果の最大化、新規企画などを担当する予定です。
大森:素晴らしい将来設計ですね。その計画の実現までに足りないことなどは自覚していますか?
重川:正直な話をすると足りないところだらけです。私自身、社会人経験は未経験に近く、人間性もビジネスマンとしてはまだまだだと感じていますので、いまはそれらの土台作りのためにキャリア支援事業部で営業として業務を行っている状況です。
大森:土台作りは大切ですね。重川さんがラストデータに入社してから始めての仕事は何だったのでしょうか?
重川:私自身がIT業界は未経験でしたし、IT業界とはどのようなものなのかも知りませんでした。はじめはITスクール事業部でカリキュラムの作成を手伝いながらITパスポートや基本情報技術者などの資格勉強を並行して行っていました。
大森:なるほど。まずはIT業界について知ろうと資格勉強や業務の手伝いなどをしていたんですね。
重川:はい。仕事というよりも研修のような感じでしたが、あとは資格勉強と並行してプログラミングも覚えたいと思って、Pythonの勉強もしていました。
これからも会社のためにそして自分のために勉強と仕事を両立して頑張っていきます。
大森:ありがとうございました。こちらでは重川さんがラストデータに入社してからのエピソードについて語って頂きました。
まとめ:
大森:重川さん、ここまでありがとうございました。
今回は重川さんのエピソードについてお話いただきましたが、大学時代から入社してからまで色々なエピソードがあり、とても面白かったです。
重川:楽しんで頂けたようで私も安心しました。
私自身は入社してから1年程度の若輩者で、学生時代は麻雀に明け暮れた風来坊のようなものでしたが、谷川さんに出会ってから人生が開けたような感じがしています。
大森:入社してから1年という短い月日で、社会人経験ゼロの東大卒プレイヤーの重川さんのエピソードは、これから入社される方にも参考になると思われます。
今回のインタビューは以上とさせて頂きます。ありがとうございました。