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デザイナー全員で「未来の仲間」を探す|「Featured Projects 2024」への協賛の全貌を公開!

こんにちは、東急株式会社「URBAN HACKS」採用担当です。

URBAN HACKSは、交通事業を軸に不動産、生活サービス、ホテル等多彩な事業を展開している東急株式会社が、街づくりにおけるDXを目的に、2021年7月より生まれた新組織です。現在、新たなイノベーションを生み出すべく、積極採用を進めています。

今回は、URBAN HACKSがデザインカンファレンス「Featured Projects 2024」への協賛について、その背景や当日の様子を、担当デザイナーの皆さん(山本さん・山嵜さん・元原さん・松田さん)にお伺いしました。

メインプロジェクトと並行しながらも、生き生きとやりがいを見いだす皆さんの様子に、URBAN HACKSの積極的な採用姿勢が感じられました。

認知度を上げ、「未来の仲間探し」をするための活動

―まず、今回協賛をしたFeatured Projects 2024の概要を教えてください。

山本:Featured Projects 2024(以下、Featured Projects)は、“よいものづくりは明日を拓く”をコンセプトに活動する、デザインプロジェクトです。今年の開催は第2回で、来場者は4,467人でした。各種クリエイターやデザイナーを中心にさまざまな方が集まるイベントで、今回はオフライン参加のみで開催されました。

―Featured Projects 2024に協賛した背景を教えてください。

元原:設立から2年経った今期の活動として、対外的な発信をしていくことが重要なポイントだったからです。URBAN HACKSは、まだ組織として強いイメージやプレゼンスがあるわけではありません。だからこそ、広い意味での「ものづくり」や「デザイン」について、外部の方と語り合える場が必要だと感じました。

URBAN HACKSらしさをより魅力的に発信出来るイベントを模索していたところ、Featured Projectsへの参加にご縁をいただいたのが経緯です。また、「“そうぞう”からはじまる」というイベントテーマも私たちの組織と親和性が高いように感じました。

なおイベントはもちろん、採用や採用広報に関することも、デザインコミュニティのメンバーで話し合いながら決めています。特に採用は「未来の仲間探し」と考え、コミュニティで一丸となって活動しています。

―Featured Projects 2024に協賛した目的は、どのようなものですか。

元原:外部との活動を通じて、採用広報の質を上げていくことです。

山本:今回、協賛の方法としてミートアップの形式を取りました。それは、「URBAN HACKSが掲げる『街づくりのDX』に共感していただける方に、参加してほしい」と考えたからです。

「URBAN HACKSのこれまでとこれから」を伝えるミートアップ

―Featured Projects 2024では、具体的にどんなことを実施しましたか。

山本:「都市と生活者をつなぐこれからのデザイン」と題し、トークセッションや交流会を含むミートアップを実施しました。その他、グッズ制作や展示物の運営なども行いました。役割分担は、進行が私で、ミートアップの登壇者は元原と山嵜です。グッズや展示物制作は髙橋・松田・仙田が行いました。

松田:グッズとしては、ポスターやウェア、ポケットティッシュやコースターなど、さまざまなものを作りました。制作にあたり、まず「東急らしさとは」「URBAN HACKSらしさとは」という認識を、付箋に書いて貼りながら具現化しました。そこから「来場者にどう感じてほしいのか」を考え、体験のイメージを膨らませて制作を進めた、という形です。結果として、URBAN HACKSらしさやその個性が主張できてよかったと思います。

元原:ミートアップでは、都市体験のデザインスタジオ「for Cities」のエクスペリエンス・デザイナー、石川由佳子さんをお迎えしました。そして、「都市と生活者をつなぐこれからのデザイン」というテーマで、トークセッションを行いました。後半では、来場者の皆さんとURBAN HACKSのデザイナーたちを交えた交流会を行いましたね。

👆トークセッションの様子

山嵜:開催準備としては、各自のSNSでの発信や、公式アカウントでの宣伝などをしていました。

運営陣との共創の中で深まる組織の理解

―Featured Projects 2024 への協賛を務めて、どのようなことを感じましたか。

元原:Featured Projectsには、「協賛メンバーと一緒にイベントを作り上げていこう」という一体感があり、サポートもとても手厚かったです。その点が他のイベントとは一線を画すと思いますし、イベント運営自体が素晴らしかったです。

山嵜:「一緒にイベントを作り上げていこう」という、巻き込み型の運営でしたよね。それこそ協創・創造という観点で、一緒に作り上げた感覚がとても強かったです。

元原:ミートアップをご一緒させていただいた石川由佳子さんを紹介してくれたのも、Featured Projectsの方々でした。

山本:振り返りの記録を見ると、「東急のことを今一度知ることが出来た」という気付きも多かったようです。発表用の原稿やパネルをを制作する過程で、東急のこれまでの歩みや、URBAN HACKSの組織的な課題が浮き彫りになった、という意見がありました。

山嵜:URBAN HACKSは基本的に中途採用なので、東急以外の組織から入ってくるメンバーが多いんです。イベント準備にあたって、東急の歴史や取り組みの領域を調べて整理していくと、だんだん東急グループの一員になれていっているような気持ちになりました。

山本:今回協賛するにあたり、関わり方が「ミートアップ」「ワークショップ」「ブース」の3種類から選べました。悩みましたが「来場者と私たちでコミュニケーションを取れる方が、URBAN HACKSの魅力を伝えられるのでは」と考え、「ミートアップ」を選びました。ミートアップ内に1時間の交流会を設けたところ、ディスカッションでコミュニケーションが活発になったり、一人ひとりとしっかり会話が出来たりと、好評でした。交流会では、URBAN HACKSのデザイナー10名が来場者約30名と交流出来たので、密度も高かったと思います。

Featured Projectsのイベントとしての話題性がとても高いため、知り合いのデザイナーからの反応が多かった、との振り返りもありました。

デザイナーの他にもプロデューサーやディレクターなど、さまざまな職種の方が今回のミートアップに来てくださり、幅広い職種にアプローチ出来たという感触もありますね。当日お話したエンジニアの方は「東急は知っているけど、URBAN HACKSが具体的に何をやっているのかは知らない」「自分のスキルがURBAN HACKSに活かせるのかを、知りたくて来ました」と興味を持ってくださっていました。「いつかカジュアル面談にも申し込みます」と言っていたので、デザイナー以外にもアプローチ出来たのかなと思います。よりURBAN HACKSに興味を持っていただくことができ、実際に選考プロセスに進んでいただいたケースもありました。

あとは、今はリモートワークが主流になっているので、「デザイナー全員で対面できた」ということ自体が珍しかったですよね。

👆交流会の様子

山嵜:そこでようやく対面でお会いできた方もいました。また当日イベント終了後、デザイナー全員で打ち上げと歓迎会を一緒に出来ました。

松田:ペアデザインが出来たのもよかったですし、協力出来て絆が深まったというか、とても楽しかったですね。メインのプロジェクトと並行しながら、週1~2回の定例会議で話し合って、一緒にfigmaのページをいじったりしていました。業務委託の方からもアイデアを募りつつ、いい息抜きになりとても楽しく作業出来ました。

他社ともコラボしながら、URBAN HACKSの良さを広く発信

―Featured Projects 2024 の経験を踏まえ、今後の目標や展望があれば教えてください。

山本:次は秋頃に、自社イベントの開催を検討しています。他のデザイン会社や事業会社のデザイン部署の方々とコラボしながら、トークや交流会などの実施を考えており、夏頃から準備を始めたいと考えています。来年はもっとデザイナーの人数が増えているかもしれませんし、今回貯まったナレッジを活かして運営できるため、少ない工数でも効率的に進めていけると思います。

元原:特に自社イベントは、URBAN HACKSのデザインコミュニティの良さを、来場者の方に知っていただけるような機会にしたいと思っています。

山嵜:また、URBAN HACKSの取り組みを知っていただけるような情報発信を、リアルイベント以外でも推進していきたいと思っています。現在は事例などを掲載しているURBAN HACKSのポートフォリオサイトがありますが、これ以外にも発信の幅を広げていければと考えています。


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