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エンジニアが本気でやりたいことをできる環境を作る|「エンジニアの理想郷」を目指す背景とは

こんにちは、東急株式会社「URBAN HACKS」採用担当です。

URBAN HACKSは、交通事業を軸に不動産や生活サービス、ホテル等多彩な事業を展開している東急株式会社が、街づくりにおけるDXを目的に、2021年7月より生まれた新組織です。現在、新たなイノベーションを生み出すべく、積極採用を進めています。

今回は、ミーティング中にVPoE宮澤と会話した内容をお送りします。宮澤のこれまでの原体験を交え、「エンジニアの理想郷をつくる」という理想に至った非常に興味深い内容になっておりますので、ぜひご覧ください。

👇過去に、「エンジニアの理想郷」について説明した記事はこちら

「エンジニアの理想郷」を実現する、URBAN HACKSだけのユニークな組織体制とは? | URBAN HACKS Organization
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エンジニアが本気でやりたいことをできる環境を作ることが日本の未来につながる

ー宮澤さんが考える「エンジニアの理想郷」についてお伺いさせてください。

宮澤:誰もやったことがない、未知への挑戦をし続ける中でメンバーが成長し、それによって組織も一緒に成長していく――。私はURBANHACKSを、そういう構図が描けるような集団にしたいと考えています。組織が成長すれば当然自分たちのケイパビリティは高まり、さらなる個人の成長が期待できるでしょう。URBANHACKSは、成長のためのループを実現する器であり、仕組みなんです。私はそれこそが、「エンジニアの理想郷」なのだと考えています。

ー素敵な思想ですね。そもそも「エンジニアの理想郷」を実現しようと思った宮澤さんの原体験や背景はなんでしょうか?

宮澤:正直にお伝えすると、自分の過去の原体験や歴史についてあまり考えたことがなかったです。今まで前を向いている人だったので。今もですけど(笑)

振り返ってみると、20年超はヒエラルキー組織で仕事をしてきて、上司や経営陣次第でユーザーに対して思い通りの成果が出せないことがありました。その経験が私の中では大きな経験になっています。自分が今の立場になって、あの時の「わかってないなー」と思っていた上司や経営陣を反面教師にしていますね。

だからこそ、少なくとも自分が声をかけて採用したメンバーに対して、自分が本気でやりたいことをできる環境を提供したいと強く思っています。結果が重要ではないのです。成功したら成功したで良いと思うし、挫折したら挫折したで良くて、結果がどうであれ、やりたいことを本気でできる環境なのかが重要だと考えています。そのような場を提供することが日本の未来に対して重要なのではないかと感じています。

一言で言えば、これからの優秀な若者に日本の未来を託したいという想いが強いです。優秀なメンバーの活躍の場を邪魔したくないし、上述したような場をより大きくすることが私の仕事だと思っています。ある種、親心のようなものだと感じていますね。

自分で言うのは照れくさいですが、自分を客観視していて、自分のエゴではなく、この先の日本の未来や、子供たちの未来を考えています。50代を超えると、人生の還元フェーズに入ってきているのかなと思いますね(笑)

「自律型分散組織」を目指すわけではなく、「エンジニアの理想郷」を目指す

ー先ほど、「親心」という話が出てきましたが、「エンジニアの理想郷を目指す」という高い頂きを目指すという意味もあったかと思います。その観点でいうと、憤りや反発心などの想いはあったのでしょうか

宮澤:あまりなかったと思います。負の感情はなく、尖った感じのものもなかったです。ただ、「エンジニアの理想郷」という環境を整備するためには、自分が先頭に立って、整備をするべきだと考えていますし、これまでの経験を活かせる部分だと感じています。環境を整備することに自分の能力を発揮するべきで、個々のプロダクトやユーザーへの向き合いはよりユーザーとの年代や志向性が近い人にお任せするべきだと考えています。

例えば、位置情報提供アプリを入れてコミュニケーションを取る若者たちへのサービスは、私の世代とは感覚が異なるので渡りあえないわけです。そのため、そのようなサービスは志向性が近い同世代が考えた方が合理的で良いと思っていて、私は自分が注力すべき環境作りに注力する形を敷いていますね。

また、前職のソニーの「自由闊達にして愉快なる理想工場」に共感して、これが「エンジニアの理想郷」なのではないかと仮説を持って環境を作っています。

ー話を整理すると、ご自身のヒエラルキー組織での経験をもとに、不要だと感じていることを排除、また理想を実現するための仕組みを考えたら、今存在している概念でいうと、”自律型分散組織”のようなイメージですか?

宮澤:そうですね。ただ、自律型分散組織を目指しているわけではないんです。あくまで「エンジニアの理想郷」を目指しています。なぜエンジニアの理想郷を目指しているかというと、それが日本の未来のためになると思っているからというだけです。今はある意味「社会貢献」をしている感覚があります。この「社会貢献」という言葉は中途半端な言葉ではなく、責任を持ってやるべきものだと感じていますね。

ー驚くほどピュアですよね笑

宮澤:邪念なんて、一切ないですよ、本当にない、何にもない(笑) 

人が増えても自由な環境を作るために、牧場の柵をどのように広げていくかを考える

ー「自律分散組織」となると、”放置”になりがちが部分もありますが宮澤さんを見ていると、「自由にさせながらも、やったらダメだよ」と、しっかり言えることが良いバランスだなと感じています。

宮澤:そうですね、例え話ですが、牧場の柵をどのように広げていくかというのが仕事だと思っていて、さらに人が増えていく中で、牧場の柵を越えてはいけないというルールで牧場の柵をどのように広げていくかを考えるのが私の仕事だと思いますね。

人によってはあえて柵を越えて色々なことをわかってもらう場合もあれば、柵を越える前に柵の向こうは崖だから、気をつけてねと話す場合もあり、自由と責任のバランスやフィードバックをするタイミング等はうまく使い分けています。難しいなと感じることも多いですけどね。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました!

GW明けのゆったりした時間だから話せることですよ(笑)

と笑みを浮かべながら、インタビューを受けてくださいました。

URBAN HACKSではエンジニア/デザイナー/プロダクトマネージャーを中心に、積極的に採用していますので、ご興味をお持ちいただいた方はぜひWantedlyよりご応募いただければと思います。

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