美味しいフォーの作り方
カルディコーヒーファームへ行くと、見たことのない物ばかりに心が躍ります。
お目当てのトマト缶「ラ・プレッツィオーザ」だけ買って帰ればよいのに、ついつい新たな発見に胸ときめいてしまうのです。
※トマト缶「ラ・プレッツィオーザ」は税込み108円、たまにもっと安くなったりで、おいしいおススメ商品。
カルディの甘い誘惑
生ハムとチーズとオリーブ、普段は飲まないワインとか。
家に持ち帰った瞬間、なんやかんやで高くついてしまったなぁと、小さな後悔の念がわくのですが、まぁ、これらは食べてしまえば、ほんのり贅沢な時間が味わえるのでよしとしています。
厄介なのは、調理を必要とする類を、ついつい購入してしまった時。
見慣れない調味料にご当地○○の素とか。その時はいつもと違ったご飯を作るぞ!
なんて意気込みますが、結局のところキッチンの棚の奥に入れられたまま、あっけなく費期限を迎えます。
そもそも、用がないならお店に立ち寄らなければよいのに、
わかっていても引き寄せられてしまうのは、その魅力由縁でしょう。
コロナ前などは、コーヒーの香りと試飲につられて、気が付いたら店内を回遊する病。
甘い誘惑にまんまとハマっていますね。
えっ、あなたもそう?それはなんとも奇遇なことです。
決して手を出してはいけないヤツ
ことさら厄介な買い物の部類といえば、アレ。
ご近所スーパーではめったに売っていないから、ここぞとばかりに気になってしまう代物。
「小麦粉高騰」「グルテンフリー」で、米粉注目のヤツです。
そう、棚の最上段にそっと置いてある乾麺フォー。
売り場も最上段という場所なだけに、通な人しか買わないのかもしれないですが、フォー好きの私はカップフォーでは飽き足らず、ついつい手を出してしまうのです。
これ、初心者にはなかなか面倒な麺でして、素麺のように1分半茹でたら食べられるお手軽さが全くない。
輸入フォーの袋にある作り方には「6~8分茹でる」などと、サラッと書いてあるのですが、
いくら茹でても柔らかくなるのは表面だけ、中まで火が通らない。
日々、米粒の扱いには慣れているはずなのに、米麺になった途端にてこずります。
熱めの湯に浸かるフォー
お米だって、いきなり火にかけないですものね。
洗ったり、水に浸したり、当たり前のように下準備をします。
フォーだってお米ですもの、同じように丁重に扱わなければなりません。
お風呂よりちょっと熱め(50度くらい)の湯に40分程度浸して、麺を戻しておくと良いのだそうです。
戻した麺は水洗いをしてぬめりをとり、水を切っておけば冷蔵庫や冷凍庫で保存が効く。
この状態だと、食べる寸前に熱湯で15秒ほど茹でれば、実においしいもちもちのフォーが頂けます。
ただ、無事に麺が茹で上がっても「スープをどうするか?」問題が残ります。
麺つゆみたいな便利なものがないのがネックとなります。
(粉末のスープがありますが、好みの味に出会えていない)
これまでの経験から言うのであれば、面倒でも、鶏肉、鶏ガラスープ、長ネギ、生姜を煮込んで、仕上げにナンプラーを加えるとことで、そこそこおいしいスープが出来る。
辛党はトムヤムペーストなんかを入れてもよいですね。
モヤシやパクチーと、煮込んだ鶏肉をトッピングとして盛り付ければ、手作りフォーの完成です。
カルディでは買えない!?
料理が得意ではない人には、ここまで相当な労力です。
しかし、おいしいフォーを自宅で食べるためにはこのくらいの手間は、当然のこと?でしょうか。
棚の最上段の乾麺フォーに手を出すのか出さないか?
フォー好きでも結構悩むわけです。
ちなみに、最近5分熱湯で茹でるだけで食べられる国産フォーが販売されているのだそうです。
乾麺ではないので、お手軽に作れるとか。
なんと、スープもセットでお湯を加えるだけで、簡単にお店の味が食べられるらしい。
そんな、そんな手軽なフォーは、果たしてちゃんと美味しいのでしょうか。
(だって、ここまで苦労してきたのですから、そう簡単に食べられるなんて認めたくないわけで・・・)
さて、ちょっとカルディさんへ行って、買って食べてみようかな。
「えっ、取り扱っていないの??」なんと。。( ゚Д゚)
※2022年7月時点でカルディさんでの販売見込みはございません。
こちらのフォーは専用のオンラインサイトがあるそうです。