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社員インタビュー|新卒入社3年目!人のやさしさは変わらず、仕事のやりやすさは変わってきた

――古堅夢未(ふるげん ゆうみ)さんが新卒でライフデザインに入社したのは、コロナ禍初期の2021年4月。まだ新型コロナウィルスの実態も治療方法もわからず、ただただ人との接触が制限される中で古堅さんの社会人生活はスタートした。「あの頃は余裕がなくて、研修もありませんでした」と笑う古堅さんが主任として活躍する現在までの軌跡を尋ねた。

コロナ禍で職場を見ることもなく就職を決めた

――古堅さんは2021年4月に新卒で入社されたんですね。

はい、本土の短大で保育士の資格を取って「一度は保育士の資格を活かしたい」と思って入社しました。

――一般の保育園ではなく放課後等デイサービスを選んだのはなぜですか?

短大のときに何回か職場体験に行く機会があって、その中で知的障害がある子どもの施設に行ったのがきっかけです。自分の中で「障害」というと重い身体障害というイメージがあったんですが、そのときに初めて「こんな知的な障害がある子どももいるんだ」と知りました。そこで先生たちが一人ひとりの支援をしているのを見て、「自分も何か役に立ちたい」と思って就活のときにネットで探してまはろの選考を受けました。


――もともと卒業したら沖縄に帰る予定だったんですね。

そうです。ただちょうどコロナ禍になってしまって、簡単に沖縄に戻れなくなってしまって面接も全部Zoomで受けました。

――実際に見たことがない会社に就職するって不安じゃありませんでしたか?

とっても不安でした!!内定をもらって入社する直前の3月に初めて職場を見に行ったんですけど、スタッフも子どもたちもみんなやさしくて、それでいちおう不安がなくなった感じでした。

いきなり現場配属!周囲の先輩たちが支えてくれた

――ライフデザインは新卒で入ると研修などはあるんですか?

ひとつ下の学年の人たちはあるんですけど、私のときはなかったです(笑)いきなり現場に配属されて、その日に習ったことをその日にやる感じでした!

――コロナ禍とはいえハードですね・・・。

ハードでした(笑)でも大丈夫でした。最初に子どもたちの送迎から始めたんですが、意外と得意だったみたいで最初から楽しかったです。


――初めての社会人生活ですが、実際に入社してみていかがでしたか?

就活のときに一番大事だと思っていたのが人間関係で、ライフデザインの求人広告を見て「仲がよさそう、人間関係がよさそう」と思ったのが応募したきっかけだったんですが、本当にそのイメージ通りでした。みんなやさしくて、自分がやることを否定しない。こんな仲がいい職場あるんだ、って感じでした。

――周囲の人たちが支えてくれた?

困っていたらすぐ「大丈夫?」って声をかけてくれて、それで救われていました。失敗したこともありますが、「自分にもできる」と思ってやってきました。

人のやさしさは変わらず、仕事はやりやすいように変わってきた

――入社3年目ですが、今はどんなお仕事をしていますか?

主任という役職をいただいて、スタッフの相談に乗る立場になってきました。「どうしたらいいですか?」といった相談を受けるのでいろいろアドバイスしています。請求業務も担当しているので、児童の利用状況などを把握してシステムに入力するといった作業もしています。

――3年のあいだにライフデザインが変わったなと思うところはありますか?

現場の仕事が少しずつやりやすくなっていると思います。細かいことですけど、以前は1日の予定を日直が口頭で伝えていたのが、今はきちんと入力してまとめたものを配っていたり。

――小さいことの積み重ねが働きやすさや療育の質につながりますよね。逆に変わっていないところはありますか。

みんながやさしいところです。仕事の相談はいつでもできるし、それだけじゃなくてプライベートの話も気軽にできる人間関係は変わっていません。


――古堅さんが所属している児童デイサービスまはろ志真志事業所は途中で移転したそうですね?

そうです!広くておしゃれな事業所になって、保護者にも子どもたちにもすごく評判です。見学や体験に来られた保護者の方にも「こんな事業所あるんだ」ってびっくりされます。子どもたちってやっぱり活発で、前の事業所のときは狭いから公民館に行って運動していたんですが、今は事業所の中でドッジボールができます!

――新しい事業所になって働きやすさの面も変わりましたか?

はい、志真志は広くてブランコとか大型遊具も出せるので、そういうのも課題に活用してみたり。ドッジボールができるくらい広いので、運動系の課題にもすごくいいです。雨が降ったときでも「じゃあこれを課題にしてみようか」と臨機応変に対応できます。

大事にしてきたことが会社の7つの行動指針になった

――この3年のあいだに、ライフデザインは「福祉のスタンダードを変革する」というビジョンを具体的に掲げました。

広くておしゃれな事業所も変革のひとつなのかなと思います。入社前はやっぱり福祉って給料安い、仕事がたいへん、残業が多いというイメージがありましたが、ライフデザインは全然違います。違うと思ったから入社したんですけど、本当にお給料もいいし残業もなくて、つらいこともなくて楽しいです!

――そういったところも福祉のスタンダードの変革のひとつですね。

自分たちスタッフの7つの目標(行動指針)もできたんですけど、私が大事にしてきたことと当てはまってるなーと思います。「すべての人を大切にする」とか「気持ちの良い挨拶」とか、やっぱり大事だよなと思います。人間関係が大事だとずっと思っていますが、挨拶から始まってしっかりコミュニケーションをとることが支援にも連携にもつながっていくのかなと。これからも大事にしていきたいし、私は誰かが「話したいな」と思ったらすぐ話せる人でありたいと思います。


――話しかけやすいって大切ですよね。

今の新卒などには「不安だったらすぐ言ってね」と伝えています。私たちのときと違って研修もありますし(笑)でもやっぱり困ったことがあったら、私やスタッフが「こうしたらいいよ」という声掛けは積極的にしています。子どもたちのこと、仕事のことだけじゃなくてプライベートのことも意識して話して、コミュニケーションをとるようにしています。

――そこから生まれるものもありますか?

いろんな話をする中でみんなの得意なことがわかってきました。パソコンが得意な人や英語が得意な人がいて、それを課題に活かして子どもたちと一緒に成長していけるようにしています。みんなの活かせる部分がわかると、それも変革につながっていくのかなと思います。

児発管になって店舗を任されてみたい!

――これからの目標はありますか?

まずは主任としてみんなの話を聞いて、自分の役割を果たしたいです。それでいつか児発管(児童発達支援管理責任者)になって店舗を任されてみたいです!


――福祉の仕事をこれからも続けるんですね。

はい、ずっとライフデザインに所属したいです。友だちにもいつも言ってるんですよ、「ライフデザインに入ってよかった」って!

古堅さんは小学校2年生から10年間続けていたソフトボールを社会人になって再び始めた。沖縄県の大会に中部代表として出場して4番を打ったときには「髪色でビビらせよう」としたそうだ。髪色も自由なライフデザインならでは、だろうか。今は友人たちと自分たちのチームをつくろうとしている。コロナ禍で始まった社会人生活は、仕事もプライベートも最高に充実した日常となっている。

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宜野湾| 子どもたちの笑顔を増やし可能性を伸ばす!児童指導員
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