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エスプールプラスで働く営業の日常 「社会貢献しながら営業としてのキャリアを築く」とは?

こんにちは!エスプールプラス人事部です。

今回は、当社で営業として活躍する津田さんにインタビューを実施!「社会貢献しながら営業としてのキャリアを築く」と題し、日々の業務について、赤裸々に、語っていただきました。読んでいる皆様に少しでも、当社の雰囲気が伝わると嬉しいです。

それでは早速聞いていきましょう。

入社の決め手は「ミッションとパッションのギャップ」?

ー簡単に自己紹介をお願いします。

はい。津田と申します。現在は当社で営業として働いていて、当社に入社して3年目になります。

ーこれまでの経歴をお伺いできますか?

私は新卒でアパレル会社に入社し、福岡で販売職をしていました。その後人材業界で新規・既存の営業をし、前職ではエンタメ業界で働いていました。

ーさまざまな業界、職種で働かれているんですね。当社への入社のきっかけはどんなところだったんでしょうか?

私の大切にしている仕事の軸として「人に元気を与える仕事をしたい」というのがあって。それに合致するのではないかと思い、前職でエンタメ業界に入社しました。

そのときは芸能人がプロデュースする商品を企画から販売まで扱い、ときにマネージャーのような振る舞いもしながら忙しい日々を送っていました。

5年ほど働いたところでコロナ禍に。そのときに、もっと人の役に立つ、幅広い人を元気にする仕事をしたいと思い、この会社に転職したんです。

ーこの会社を知ったきっかけはなんだったんですか?

たまたま求人を見ていたときですね。もともと人材業界で働いていたこともあり、自分の仕事選びの軸にも合うのではないかと思っていたので、その流れで出てきました。もとから障害者雇用に興味があったわけではなかったのですが、切り口の面白さから興味を持つようになりました。

ーどのあたりが面白いと感じたんですか?

当社のミッションは「一人でも多くの障がい者雇用を創出し、社会に貢献する」というものなのですが、「農園を通して障がい者の雇用を創出する」という切り口が、新しいと感じました。なかなか働けない障がいのある人が働くことを諦めないでいられるのは素敵なことだなと。

実は私自身、近くに障がいを持つ人がいて、働く場所に困っているという経緯があったので、自分事としてすっと捉えられましたね。

ー第一印象で面白さを感じたとのことでしたが、面談をしていくなかで印象が変わったことはありましたか?

「数字」というよりは「想い」を大事にしている会社だというイメージでしたが、きっちり数字を追いかける社風であると聞き、意外に思いました。「想い」も大切ですが、それだけではやっていけないよな、というのを認識し、身が引き締まる思いになりましたね。

営業としてのスキルを伸ばしながら、社会にも貢献できる。それが入社を決めた理由でした。

あとは正直、私が人とコミュニケーションを取るのが好きで、逆にあまりじっとしていられないので笑、今の往訪を中心とした営業のスタイルがいいなと思っていた、というのもあります(笑)。

障害者雇用×農園?「イキイキ働く」の意味を問いながら

ー貴社は障がい者雇用支援において「農業」をフィールドとしていますが、どういった方が働いていますか?

内訳としては、知的障害の方が7割、精神障害の方が3割です。

ー実際に働いてみて、どのような印象を持ちましたか。

楽しく働いていらっしゃることが印象的でした。

以前、求人媒体の営業をしているときに、福祉事業所や就労移行支援事業所など、施設長やスタッフの募集の求人を出す機会があったのですが、淡々と作業をしている印象を持っていました。そのイメージがあったので、初めて農園を訪れたときに働いている人たちの明るくイキイキした様子に少し驚きました。

私は、企業の方をお連れして農園の見学会を行うことがあるため、週2〜3くらい伺う機会があり、現場で実際に働いている方とお話することもあるんですね。そのときに「来させられているのではなく、来たくて来ている」と伝えてくれたりして、嬉しかったですね。

ー楽しく働く秘訣はあるのでしょうか?

人を集めるプロセス自体が、自ら農園で働きたくて集まっているというのもあるかもしれませんし、主に対象としている「働きたい意思はあるけれど、オフィスなどでの選択肢が少なかった方」というコンセプトとマッチしていることかもしれません。

お話を伺うなかでも、農園で働くことを希望している方は、オフィスで座って何かをするよりも、何かを育てるというプロセスの方がイキイキとされているのではないかとも感じます。

お客様と向き合う日々、営業としての重責とやりがい

ー日々向き合うお客様はどんな方が多いんでしょうか?

企業の従業員数は100名以上が多く、業種業界は問いません。障がい者雇用を推進しているが難しさを感じている企業様、障がい者雇用を進めたいが採用がうまくいっていなかったり、従業員の数が増えて障がい者雇用に着手する必要のある会社様などとお話することが多いです。

ーお客様の悩みはどのようなものですか?

社内の既存業務で雇用しようとしても、なかなか社内理解が得られなかったり、定着がうまく行かずに採用活動を継続しないといけなかったり、サポート体制がつけられず、人事の業務負荷が高くなってしまう、などのお声をよく聞きます。

ーそういったお客様に対して、どのようにコミュニケーションを取っていますか。

例えばCSR活動をしている企業だったら、そこに障がい者雇用の観点を加えることで、「農園を通じた社会貢献」という観点をお伝えしたり。参画企業の活用事例などをお伝えし、捉え方をポジティブに変えられるような伝え方を心がけています。

ーこれまで営業として業務にあたるなかで、お客様とのやり取りのなかで印象に残ったエピソードはありますか?

とある上場企業様の事例がとても印象に残っています。障がい者雇用の不足数もあり、行政指導ももう少しで入りそうな会社でした。

人事部長さんが初めて農園のことを知ってくれた際に「こういうのもあるんだ!」と感動してくださり、それまで知識がなかった障がい者雇用について勉強したり、進んで学んでくださったんですね。

会社の雇用の状況が見られるデータがあるんですが、その部長さんは個人名義で取り寄せて、それを基にして自社の状況や課題、解決策を役員会でプレゼンしてくださったんです。

その企業様では、農園の担当室を若手が中心に立ち上げ、農園での取り組みを積極的に社内で広げようという動きにまで発展しました。

最初は障がい者雇用への関心が低かったため、ここまで変わるのか!と感動しましたね…!

営業としての1日

ー次に日々の業務についてお伺いします。1日の過ごし方はどのようなものですか?

1日の中心は商談です。1日2〜3本の商談をこなしています。週のうち2日は出社し、それ以外は外勤のことが多いです。

ー営業チームは何人いらっしゃるんですか?

関東6人・関西2人・東海2人の合計10人です。同席もありますが、現在はひとりでお客様先に行くことが多いですね。

ーちなみに、移動が多いお仕事だと思いますが、お昼ごはんはどうしていますか?

忙しい時は自分でのデスクで食べることもありますが、実は本社の近くに、グループ全体で使えるカフェがあるんですね。お昼はランチ、夜はラウンジとして使えます。しかもランチは500円で食べ放題! 実は、自社の農園スタッフが育ててくれた新鮮野菜も豊富なんです。当社は「野菜を食べて健康になろう課」が当社にあるくらい健康経営に力を入れていることもあり、本社で働く社員は良く利用していますね。

営業チームの空気感とメンバーの個性

ー営業メンバーの営業スタイルはどのようなものですか?

新卒も中途もどちらもいるので、営業マンによって異なる、多様な営業スタイルだなと感じます。もちろん営業の型はありますが、クロージングについては、課題を突き詰めて説得する営業もいれば熱量で押していく営業もいますね。

定期的に他の人の営業に同席させてもらうことで、他の人の営業の方法やトークの差し込み方を学んでいます。日々学びが多いですね!

ーチームの雰囲気はどのようなものでしょうか?

メンバーには優しくて人想いな方が多い印象です。

私が所属している「障がい者雇用促進グループ」はマーケティング部門、外勤部門、IS部門などがあるのですが、障がい者紹介の領域は若手も多く、若い雰囲気はあるかもしれません。とはいえ業務量も少なくないですし、数字も背負っているので、ピリッとした空気感もあり、程よい緊張感で働いています。

ー上下関係などはあるんでしょうか?

上下関係は全然ないですね。上司が年下なこともあり、年齢や上下に関係なく、コミュニケーションを取りやすい職場だと感じます。年下といえどもとてもしっかりしていて、責任感があり頼りになるので、コミュニケーションの取りにくさを感じたことはありません。

ー普段はどのようなコミュニケーションを取っているのでしょうか?

営業という職種柄、外移動も多く、そこまで頻繁に会えないこともありますが、コミュニケーションは密に行っていますね。会社で会う際にはお互いに近況を話したり案件の相談をしたりしています。

ー営業はなかなか忙しそうな印象がありますが、プライベートな話をしたりもするんでしょうか?

特にプライベートな話は、同年代の中途組同士でしたりもしていますね。やっぱり同年代は話しやすいです!

営業は人生の全部を活かせる天職!やりがいと信念

ー仕事のなかでやりがいを感じる瞬間はどのようなときですか。

最もやりがいを感じるのは企業の入社式ですね。受注するまで長いプロセスを経て、大変なこともあるのですが、入社式に出席すると、頑張ってよかったな…と感じます。

私達が紹介している方は、初めて就職する方も多く、今まで就職が果たせなかった方々が、こうやって企業と雇用関係を結び、「農園で頑張ってくださいね」と辞令をもらい、ユニフォームを着たりしている笑顔を見ると、この場で雇用が生まれた喜びを感じます。稼げなかったものが稼げるようになり、雇用保険にも入れるようにもなる。個人の人生にとっても大きな意味があるし、企業様にも貢献できた実感を持ちます。

ーこのお仕事のなかで、自分自身の経験や強みはどのように生かされていますか。

これまで複数社に転職してきて、色んな方と会い、色んな経験をしてきている、その全てが生かされています。いま営業のシーンでお会いするのは役職が上の方、例えば1000人規模の会社様の人事部長・役員クラスなどの方なのですが、自分が色んな経験をしてきているからこそ、緊張せず、物怖じせず話せているなと感じます。

また、仕事では「人を元気にする/ハッピーにする/笑顔にする」ことは重要な価値観として大事にしていて、それがこの仕事にも合っているなと感じます。

ー今後(個人、チームそれぞれで)目指すことはどのようなものですか。

興味があることは、年齢に関係なくチャレンジして、仕事だけではなく、プライベートも充実した人生を送りたいと思います。仕事もプライベートも一生懸命な人生の送り方をしたい。そのためにも、営業のスキルを磨いています。

応募者へのメッセージ 〜営業として当社で働くということ〜

ー現在、営業のポジションのメンバーを募集しているのですが、このポジションに合いそうな人はどんな人ですか?

「数字をしっかり追いつつ、想いもある人」ですね。数字を追いかけるだけだとしんどい反面、想いだけでも数字を作れず続かないと思います。

そのため、前提として、数字を追うことが好きだったり、プレッシャーに強く、切り開くことを楽しめる方が向いていると思います。

とはいえ、さまざまな人の想いも大切になる商材なので、人事や経営層に熱い想いを伝えるシーンも多々あります。口先だけの薄っぺらい営業だと買ってもらえないシビアな世界だからです。

受注がポンポン上がるわけではなく、リードタイムも長くなることもあるので、粘り強くアプローチする忍耐力も必要でしょう。だけど、その分、やりがいはあります。

ーこのポジションに応募する人に向けて、何かメッセージをお願いします。

綺麗事だけではないお仕事ですが、ここには「これまで働けなかった人たちの雇用を創出する」という大きなやりがいがあります。その覚悟をもって仕事に当たれる人と一緒に働きたいと思います。

ーありがとうございました!

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