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なにをやっているのか

本社セールスチームメンバー。障がい者雇用創出で社会貢献。
私たちは【障がい者雇用×農業】という事業を行い、「働きたいと願う障がいのある方々」と「障がいのある方を雇用したいと考えている企業様」の間に立ち、様々な障がい者採用の課題を解決している企業になります。「もっと自分らしく活躍したい」と考えている障がいのある方々のサポートをするために2010年に創業しました。 ■わーくはぴねす農園  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 弊社は障がい者の就労を目的とした企業向け貸し農園を展開しております。「就職を望んでいる障がいのある方」と「障がい者雇用を希望する企業」をマッチングし、農園を通して障がいのある方の雇用を創出しています。 現在、契約企業は523社、約6000名の職業体験会を実施、農園で働く障がいのある方は3159名を超えました。⾏政と連携したプロジェクトを行い、事業規模を拡⼤させており、運営している農園は関東を中心に愛知県、大阪府と全国40ヶ所の農園を運営しています。 収穫した野菜は従業員への社内販売や子ども食堂の寄付、社員食堂での活用など多岐にわたります。企業の従業員に農園に訪れてもらい相互交流をするなども度々あります。多様性の時代において、今後もわーくはぴねす農園を通して、従業員同士の交流の場を創出し、農園に関わる全員がHappyになるような環境を提供し続けたいと本気で思っています。 現状企業様側では、障がいのある方を雇用した経験がない企業様や、障がいのある方を雇用したいがビジネス上において障がいのある方が活躍しづらい業務が多いというお悩みを抱えている会社も、まだまだ世の中には多くあります。 その課題を解決するために、独自のビジネススキームとして誕生したのが「わーくはぴねす農園」になります。 実は「農業」は、障がいのある方が安心して働く環境として最適です。農業は、自然の中で生活リズムを整えられ、農作物を育てることで、責任感や、やりがいを感じることができます。障がいのある方にとって自立を促すことができるお仕事の一つです。職場の選択肢が少ない重度知的障がい・精神障がいのある方にとっては、能力特性を活かすことができる最も働き易い環境のひとつであり、農林水産省も推奨しています。直近では体温調節が苦手で屋外作業が難しい方もいるため、安全に作業ができるように屋内型の水耕栽培装置を有した農園も増やしております。 現在メディアにも多数紹介され、行政からの依頼も多く、現在は10市町村と連携し事業展開を行っています。SDGs、ESGとも直結した社会意義の高いスキームであり、企業や行政からも高い注目を浴びています。 【jobに、joyを】(わーくはぴねす農園) https://www.youtube.com/watch?v=vrByJMili70

なぜやるのか

新卒4年目。東海地域のフィールドセールスチームのチーフとして活躍中。
障がいのある方向け体験会の様子。就労コーディネーターの重要な業務のひとつ。
■企業理念  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「一人でも多くの障がい者雇用を創出し、社会に貢献する」 当社は創業来この企業理念を掲げ、障がい者雇用支援のリーディングカンパニーとして、トライ&エラーを積み重ね、事業を推進してきました。 働いてお金を得ること。 それは、人生に大きな夢やビジョンを与えてくれます。 また、「働く場」には、毎日をより豊かにしてくれる師や仲間との出会いがあります。 しかし、多くの人にとって当たり前に思えるそのような社会の仕組みが障がいのある方にとって決して当たり前ではないと気づいたことが、この事業を創造するきっかけとなりました。 働く障がいのある方が主役となり『孤独感を感じること無く』『やりがいを感じ楽しめる』仕事を創出し、雇用と就労の継続を応援したい。そんな想いが沸々と湧いた、創業当時のことは今でも忘れず、初心として常に大切にしています。 ■ミッション  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「Jobに、Joyを。」 企業が抱える様々な障がい者雇用の課題を解決しながら、 障がいのある方々が"仕事を通じて働く喜びを心から体感できる場所を提供したい" そんな想いから「わーくはぴねす農園」は誕生しました。 弊社が生み出した「農業スキーム」は、「安全・清潔」をモットーに、障がいのある方が長期的に、安心して就業できる環境を整備し、特に、知的障がいや精神障がいのある方にマッチした就労モデルとなっています。また、農園は一般就労を基本としていることから、障がいのある方の経済的な自立にも大きく貢献しています。私たちは、「わーくはぴねす農園」を通じて、障害をもつ者ともたない者とが平等に生活する社会を実現する「ノーマライゼーション」の実現を目指しています。 事業の立ち上げに試行錯誤していた2010年の創業期、法律で定められた最低賃金を得ることができていた障がいのある方は、わずか20人に1人。残りの19人は非常に安い賃金で働くか、働きたいのに働くことができない状況にありました。 この事実を知った時に「同じ一人の人間として何かできることはないか。彼らがやりがいと誇りを持って稼げる環境を作る会社が世の中にあっても良いのではないだろうか」と考えました。 事業を通して、働きたい障がいのある方の一般就労を実現することで、障がいのある方が生きる上での選択肢を広げていきたいと思っています。 ご家族・行政・支援機関・地域の福祉事業者と手を取り合い、就労と生活をサポートして自立を促し、生き生きと自分らしく生活することを応援していきます。

どうやっているのか

農園で収穫したお野菜は、参画企業の福利厚生としても利用されています。
■働く環境  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2023年現在、282名の社員が働いています。事業所は東京、名古屋、大阪にあり、農園は関東を中心に全部で40農園展開しております。それぞれの職種によって働く場所は異なりますが、共通している点は「障がい者雇用をより良くしていきたい」という想いや「社会に貢献をしていきたい」という熱意のあるメンバーが多いことが特徴です。 また、社内の風通しも良く、みんながフラットに気軽に意見を言い合える雰囲気の職場です。また年功序列のカルチャーではないため、年齢関係なく活躍しやすい事も特徴の一つです。 ■エスプールプラスの強み  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2010年の創業を経て、13年間継続している障がい者雇用のノウハウが社内に多くある事が強みです。また従業員も経験豊富なメンバーが多く、社会貢献の意識が強い、熱い想いを持ったメンバーが多く在籍しています。 独自のノウハウの例としては、3人の障がいのある方に対して1人の農園長が付くという一人一人に目が行き届くチーム編成を組んでいる事、障がい者採用から定着まで伴走できる事、行政連携の農園展開、障がいのある方の特性に合わせた屋外・屋内の農園展開など、エスプールプラスで独自に編み出したビジネスモデルが多くあることも強みです。 昨今のSDGsやESG投資への関心の高まりとともに、参画企業も大幅に増加しており、現在、約523社、40農園を運営、障がいのある就労者数は3159名になりました。 もちろん、私達も継続した安定雇用の継続のために最善を尽くします。参画企業と連携を取り、障がい者スタッフの健康状態に配慮したり、安全に仕事ができるようサポートする仕組みを整えています。 そして、障がいのある方々や障がい者雇用に悩む企業だけでなく、自社の社員もイキイキ働けることが大切なことだと考えています。 ■今後の展望  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2025年までに障がい者雇用支援において「日本を代表するNO.1プラットフォーマーになる」という目標を掲げ、農園での働き方以外にも、新たな事業開発にも力を入れています。 エスプールグループ全体では、パラアーチスト、パラアスリートも在籍しており、障がいのある方のさらなる活躍の場を創出・サポートしています。神田本社にはパラアーチストによる絵画が多数点在しております。是非本社にお越しの際は見ていただきたいです!