ロスゼロのもったいない食品を活かすサブスクリプションサービス「ロスゼロ不定期便」。
今年1月で、累計約40万点・約100トン超の食品を消費者にお届けしました!
これにより約362トンのCO2排出量が削減され、約2億円相当の食品が社会に活かされたことになります。
受賞歴・メディア実績も多数。今話題の「ロスゼロ不定期便」について迫ります!
『ロスゼロ不定期便』とは
「いつ、何が、どれだけ発生するのか分からない」のが食品ロス。 その特色をポジティブに活かし、「何が送られてくるかわからないワクワク福袋」の感覚でユーザーに楽しんでもらえる定期購入サービスが『ロスゼロ不定期便』です。2か月に一度、余剰分の食品が多く発生したタイミングでロスゼロからユーザーへ送るサービスです。
想いのこもった美味しい食品を最後まで食べてほしい「食品メーカー」とおトクに美味しく社会貢献がしたい「ユーザー」、そして地球環境まで、みんながハッピーになる消費スタイルを実現しています。 2022年12月には「日本サブスクリプションビジネス大賞2022」にて特別賞を受賞。2023年には環境省・消費者庁主催「食品ロス削減推進表彰」審査委員会委員長賞を受賞しました。
ロスゼロ不定期便HP: https://www.losszero.jp/shopdetail/000000000354
「ロスゼロ不定期便」による食品ロス削減効果
「ロスゼロ不定期便」は、消費者の手元に届くことなく事業者間で余剰になる食品をユーザーにつなぐことで毎月約5トンの食品ロスを削減(2024年1月現在)しており、サービス開始2年2か月でお届けした食品は約40万点・約100トンの食品ロス削減に成功しました。また、約2億円相当の食品が廃棄されることなく活かされ、約362トン相当のCO2排出を削減したことになります。
(※)総出荷件数(20,000件)×1件あたりのCO2削減量(18.12kg[5kg×3.625])=ロスゼロ不定期便の累計CO2削減量(326.16トン)
「ロスの理由」を知ることで啓発にも
同梱用紙の「ロスゼロ不定期便だより」には各食品がなぜ販路を失ったかを消費者に知ってもらい、食品ロスに対する啓発につなげています。
ユーザーアンケートでは、「ロスを出さないという輪を広げていけばいいと思い、家族で続けている。届くのが楽しい」「会社でとなりの人にお裾分けするような気持ちで楽しめる、食べるだけで社会貢献になる新しい消費だ。」との声を頂いています。
個人消費者のユーザーは開始時から2.1倍、法人は開始時から3.5倍に増えていることから、今後も普及と将来性が見込まれます。
『ロスゼロ不定期便』商品内容例
お届けする食品のうち、賞味期限が2週間以下の食品は約5~10%程度で、4週間以上の賞味期限の食品が過半数を占めています。
賞味期限を長く残したまま、ロスになってしまう原因として、「3分の1ルール(※)」が関係しています。その他に、時期が過ぎてしまったイベント商品や、製造過程の規格外商品など、まだ美味しく安心して食べられるのにロスになってしまう、もったいない食品をお届けしています。
※ 食品の納入期限を賞味期限の3分の1以内とする流通・小売業界特有の商習慣
【参考ブログ】食品ロス削減のカギ「3分の1ルール」とは? 生活に欠かせない流通のお話
食品ロスの現状
「食品ロス」とは、本来食べられるのにもかかわらず捨てられる食品です。 日本の食品ロスは年間523万トン発生しています(R3農水省推計)。この数字は、日本国民が毎日お茶碗一杯分のご飯を廃棄しているのと相当します。
年間523万トンの食品ロスのうち、約53%が主に製造・流通段階で発生する事業系食品ロスとされています。
【参考ブログ】【2024年最新】令和3年度の食品ロス量が発表!
「ロスゼロ不定期便」では、私たちが普段目にしない事業系食品ロスにスポットを当て、社会に活かします!
次回の投稿では、「ロスゼロ不定期便」を実際にご利用いただいているユーザー様のお声をご紹介します!