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ロスゼロのアップサイクルブランド『Re:You(りゆう)』開発の舞台裏。

今回は、ロスゼロのアップサイクルブランド『Re:You(りゆう)』についてご紹介したいと思います。

日本の食品ロス予備軍には、製造・流通の過程で発生するもの以外にも、そもそも商品になる前に、原材料のまま廃棄されてしまうものも多く存在します。

商品に生まれ変わること無く、原材料のまま廃棄されてしまうなんて、もったいない…!

そんな行き場を無くした原材料に命を吹き込み、新たな商品へと生まれ変わらせるサステナブルな取り組みを行うのが、アップサイクルブランド『Re:You(りゆう)』です。

ブランド名の『Re:You(りゆう)』には、「食べる理由(りゆう)がある」という意味が込められています。

『Re:You』チョコレート

この『Re:You』ブランドから、第一弾として商品化されたのが、こちらの『Re:You』チョコレート。

みんな大好き、甘くて美味しいチョコレート。

特にバレンタイン時期には、パティシエやメーカーの需要に合わせて、海外から上質なチョコレートの原材料が大量に輸入されますが、その中には、賞味期限を残したまま、使用されず、商品化すらされないものもあるのです。

上質でとても良いものなのに、チョコレートに変身できないまま、破棄されるなんてもったいない…!

またチョコレートの他にも、ナッツやドライフルーツなど、原材料のまま行き場を失ったものが多種多様に存在するところに目をつけ、

これらの『もったいない』原材料にうまく命を吹き込めば、組み合わせ次第で、面白いものが出来上がるのでは…!

そう考えた私たちは、廃棄といったネガティブな視点ではなく、ワクワクしたポジティブな発想から、チョコレートの企画開発・商品化に乗り出しました。

コンセプトを決め、どの原材料を使うのか話し合い、試作を何度も繰り返し…ようやく完成したチョコレート。

チョコレートは製造から2か月以上の賞味期限を確保し、パッケージはピンク色にカカオの実をあしらった美しさを重視し、食品ロスや環境問題を消費者に押し付けることなく「かわいい、美味しそう」という明るい気持ちで選んでもらうことを意識した上で、環境に配慮した、ごみが出にくい素朴な素材を採用しました。

そして箱を開けると、『Re:You』の仕組みがさりげなく記載されており、消費者にコンセプトを理解してもらえるよう促す工夫も。

おかげさまで、2022年4月時点で、りゆうシリーズのチョコレート販売数は2万点を突破し、多くの皆さんに美味しく食べていただいています。



JTB様と連携開始

2021年1月に開始したアップサイクルブランド『Re:You』。2021年11月からは、JTB様との連携もスタートしています。

JTB様は以前より、全国各地の魅力的な人・モノ・場所・体験を地域の皆さんと一緒に発掘し、ふるさと納税サイト「ふるぽ」「ふるさとLOVERS」で発信、返礼品の開発に繋げる取り組みを実施していました。

そんな中「食品ロス削減を行うロスゼロ」と、「地域の魅力を再発見するJTB」、それぞれの強みを生かして社会課題の解決にアプローチする考えが一致し、2021年11月より連携を開始。

弊社が開発した『RE:You』チョコレートは、JTB様が運営されるふるさと納税サイト「ふるぽ」にも、神戸市の返礼品として掲載されています。


*画像出典:ふるぽ

アップサイクルへの挑戦

食品ロスを減らすアプローチには、「発生しないよう防ぐ」方法と「出たものを有効活用する」方法の2種類があります。

事業開始当初は、後者のアプローチに着目し、製造・流通で発生した食品ロスのシェアリングサービスを提供してきましたが、アップサイクルブランド『Re:You』の展開により、

発生を未然に防ぎ、発生すればシェアリングする」という両輪からのアプローチが可能となった弊社。

今後も、チョコレート以外にも「美味しいのに眠っている商品にならなかったもの」に光をあてて世の中にお届けすることで、美味しく楽しく、食品ロスを削減する文化を創っていきたいと思っています。

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