こんにちは!
フィグニー広報&人事のReiです♪
今回は社員インタビュー企画として1人目、XRエンジニア2年目のうっちーをご紹介します!
プロフィール
インタビューを受ける人
・名前:XRエンジニアのうっちー
・好きなこと・もの:ゲーム、VRSNS
・休日の過ごし方:基本インドア
インタビューする人
・名前:広報&人事のRei
・最近あったこと:オフィス近くのジムで泳ぎ始めた
・職種と担当業務について教えてください
私はUnityを使用したVRアプリケーション開発を行っています。社内では様々な言語や開発エンジンが使われていますが、得意分野で分担しており、私はC#を使うUnityでの開発を担当することが多いです。
直近では、VR危険体感コンテンツを開発しました。このコンテンツは、現実では危険すぎて研修ができないような場面も、VR上なら命の危険がなく、作業の手順の確認を行えるといった社員研修向けのアプリケーションです。
・フィグニーを選んだポイントは?
2つあります。1つは、今住んでいる熊本のような地方でも最先端技術に携われるところです。私自身VRに興味がありましたが、熊本でVR開発ができる会社は少なかったのでマッチしました。もう1つは、フィグニーが東京ゲームショウ(TGS)のような大きいイベントに出展していたことが「すごいな」と思って目を惹かれました。
・入社して初めて任された業務は?
入社した当初は、Pythonを使用したM&A契約書作成ツールの開発を担当しました。VRではなくWebアプリケーション開発だったのは、社長の「最初はUnityだけではなく色々試してみて、本当に自分に合った得意分野を見つけて欲しい」という思いがあったからです。Pythonは初めてでしたが、ぜひ経験してみようと思い開発に取り組みました。
プロジェクトとしては先輩と2人体制、最初は先輩のお手伝いだけでも大変で毎日のように質問していましたが、3ヶ月程経った頃にはほぼ自分で実装して、先輩に最終確認をお願いするようになりました。
M&A契約書作成ツール開発が完了した後は、自社VRゲーム「幽霊屋敷」の東京ゲームショウ(TGS)用デモを開発しました。これも先輩と2人で制作し、UnityでC#を使いました。要件の大枠は先輩が作ってくださっていたので、質素な幽霊をボリュームアップさせて怖くなるように改修するなどの実装中心に取り組みました。実務でやってみて難しかったのは、自分が良いと思っても他の人は怖くなかったり、見え方がおかしかったりするなど、自分だけでは気づかないところや価値観を考えながら実装することでした。大変なこともありましたが、先輩に丁寧なコードレビューをしていただいたことも、自分自身の知識だけでは足りない部分を知ることができました。
デモを完成させた時は、「TGSでたくさんの人に遊ばれるんだな、楽しんでもらえるかな?」と思って緊張の方が大きかったです。実際にTGSでたくさんの人がデモを遊んで怖がっている写真を見て、とても嬉しかったですし、頑張って良かったなと感じました。
まさにこんな開発がしたかったというど真ん中のイメージの業務でしたね。
・一番印象に残った業務は?
前述の危険体感コンテンツの開発を担当したことが一番印象的です。今までは決まった要件に対して実装がメインでしたが、この開発では初めて、要件定義〜設計〜実装までの一通りの流れを任せていただきました。最初にこの話を聞いた時は、不安半分、やってみたい気持ち半分・・・ただ、プロジェクトリーダー(PL)がエースの先輩だったので、その安心感はありました。しばらくしてから、先輩が育休に入ることが決まったため、PLは私が引き継ぎました。
一番悩ましかったことは、quest2単体で動かすアプリケーションだったので、ある場面では処理が重すぎると動かなくなってしまうことです。よく使われているアセットではどうしても重くなってしまうため、負荷を下げるためにあまり使われていない海外のアセットで良いものをいくつか探してきて実際に試すなど、時間をかけて調査して最適化を図りました。
また、要件定義を担当したことでお客様と会話をすることが多く、お互いの認識と実装に齟齬が発生することもあったので、そこに十分気をつけて対応したことも大きく成長した部分だと感じます。
・業務の中でやりがいを感じる瞬間は?
お客様に私たちが作ったアプリケーションを体験してもらう場面でやりがいを感じます。自分が作ったものを渡す直前は何度も確認しますし、すごく緊張しますので、「想像以上でした」「ありがとうございます」などお声がけいただいたり、自分がこだわった部分に気づいてもらえたりした時はとても嬉しいですね。
・会社の雰囲気は?
「仕事として」よりも、開発が「楽しくて」技術が「好きだから」やっているというエンジニアが多いと感じます。それに、わからないところを聞いたり聞かれたりする仲間意識もあり、自分自身、文化に合っていると思います。
私が所属している熊本オフィスは5人と少ないですが、ランチを誘い合ったり、プライベートでも遊ぶメンバーがいるなど仲が良いです。
また、XRエンジニアチームでは定期的に勉強会が開かれており、次回のプロジェクトで必要になる技術をテーマに挙げ、詳しい人が解説します。直接関わらないこともすごく勉強になります。XR分野はそんなに大きいものではないので、助けあえる環境がとてもありがたいと思います。
・今後やっていきたいことは?
VRではいくつかプロジェクトに携わりましたので、機会があればARにもチャレンジしてみたいですね。VRとARは似通った部分はありますが機器などが違う部分も結構あるので、もし担当することができたら新しくインプットできることもかなり多いと思います。
また、PLとして要件定義などの上流工程をやることも楽しかったので、そのスキルを上げていくこともやってみたいと思います。
うっちーへのインタビューはいかがでしたか?
2年目にも関わらず、たくさんのプロジェクトを経験し、さらにPLまで・・・成長が目まぐるしいですね!
フィグニーは新人の方でもプロジェクトを経験することで、短期間で成長してもらうような育成方法です😃
大変な思いをすることもありますが、16年のエンジニア経験がある社長をはじめ、先輩たちがサポートしますのでご安心ください!