新卒で大手メーカーに就職し10年間の勤務を経て、そこからチャレンジの機会を求めて熊本へ。
本記事では、新たにチャレンジする道を選んだベテランエンジニアが転職をしてflutterに挑む理由について紹介します。今後、熊本で新たなチャレンジをしていきたいエンジニア向けに書いた記事ですので、フィグニーへの応募を検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。実際にエンジニアにインタビューしながら記事を書いていますので共感する部分などあれば幸いです。
フィグニーに入る前の人生とエンジニアになろうと思ったきっかけについて
私がITに出会ったのは26年前です。ある日、新卒で勤めていた職場にPCが導入されました。
その当時は、ITの草創期でPCを見るのも初めての私は半信半疑で言われるがままに、そのPCに慣れるために必死で使い方を勉強しました。しかし、何の役に立つのか疑っていた私でしたが、その後、ITの技術に驚愕しました。
今まで手作業で行っていた業務の負担が、PCの導入により一瞬にして解決していきました。最初は使いこなすことに必死だった私ですが日々、勉強する中で『このボタン表示はどのような仕組みになっているんだろう』と技術的観点に興味を持つようになりました。その後、しばらく仕事を続けた私でしたが一度きりの人生、やりたい事にチャレンジしたいと一念発起し会社を退職しました。その後、エンジニアになるべく長野にある情報系の大学に進学します。
就職後の理想と現実
私が新卒で就職したのは、某有名メーカーでした。私の人生を一変させたように、『最新のIT技術で世の中に貢献する仕事がしたい』
という思いがあった私にとって、世界に販路があり、ユーザーが多いこのメーカーでの仕事は非常に魅力的なものでした。『私はここで開発者として世界に貢献するんだ』と高いモチベーションで入社した私でしたが、思わぬギャップに遭遇しました。
それは『業務範囲の広さです』
エンジニアが企画、お客様との折衝、プロジェクトのマネジメント、用件定義などあらゆる業務を担当していくという仕事の内容に驚き、エンジニアもPCと向き合う仕事だけやってればいいわけじゃないんだと衝撃を受けました。
芽生えた危機感
私は新卒で就職したメーカでその後も組み込み系のエンジニアとして充実した日々を送り、気がつけば10年が経っていたある時、クライアント様への納品効率を向上させるため、業務改善の一環としてWebアプリ開発を担当することになりました。
JavaScriptによる開発業務でしたが、10年間やってきたC/C++経験が全く通用せず、
まるで新卒のように、苦労しながら開発を進める自分と初めてスキル面など向き合い考えるようになりました。そこで『自分はこのままでいいのだろうか』と自身のキャリアに疑問を持ち『最新のIT技術で世の中に貢献する仕事がしたい』という気持ちで始めたエンジニアの仕事でしたが、その原点に帰った時、最新技術に遅れをとっているという危機感がやがて転職へと気持ちを突き動かしていきました。
転職活動で行ったことについて
私が転職活動において最初に取り組んだのは、自身のやりたい業務の絞り込みです。経験したことがなくチャレンジしてみたかった業務系・Web系の開発という分野で絞り込み活動をスタートしました。
取り組んでいてよかったと感じたことは、GitHubに趣味で作っていたiOSアプリやWebアプリを残しておいたことです。面接を行って頂いた半数の企業で『GitHubのアカウントは持ってますか?』と聞かれて
制作物を見える形で取っておいて本当によかったなと感じました。
逆にもっとこうしておけばよかったと感じる点は、職場見学等をもっとするべきだと思いました。どんな仕事もそうですが、会社の雰囲気と自分が合っているかは思っているより重要です。事前に見学させて頂くなど、社内にどのような人がいて、どのような環境で働いているのかを知っておくことは、その後のパフォーマンスを左右する重要な要素だと思います。
なぜフィグニーに入社を決めたのか
フィグニーの入社前に在籍していた会社では、業務アプリ・Webアプリの開発によりスキルの幅は広がったものの、キャリアを重ねていけばいくほど上流工程を任されることが多くなっていました。しかし、自分はエンジニアとして開発現場で泥臭くモノ作りの仕事がしたいと改めて気づくようになり、転職活動を行いフィグニーに入社しました。
フィグニーに転職を決めた理由は、以下の3点です。
①自社開発をやっている事
②開発技術要素が多い事
③自身がやりたいモバイル開発の分野があった事
面接では自身のやりたい事、興味のあることをはっきりと伝えました。
本当に開発現場で泥臭くモノ作りの仕事ができるのかをしっかりと確認し、お互いに齟齬がないかのすり合わせをしっかり行いました。
なぜ、転職しようと思い立ったのか、一番自分にとって大切なことは相手にしっかりと
伝えることが大切だとおもいます。
Flutter への挑戦
入社してから新しい言語に触れる機会が多くなりましたが、特に魅力的だったのはFlutterです。FlutterとはWeb、iOS、Androidも一気通貫に開発できる技術ですが、新しい仕組みとして扱えるエンジニアの数もそう多くないでしょう。
今までiOSのアプリ開発をメインでやってきた私にとって、この技術は大変画期的で、勉強にのめり込むようになりました。勉強に必要な教材(有料講座)などは、全て会社負担で契約していただき、定時後は1時間ほど毎日勉強の時間をとっています。
最近では、自社開発のアプリを作るプロジェクトにもアサインされFlutterを駆使してプロトタイプを作っている真っ最中で将来的に売れるようなサービスを作りたいと思っています。
最後に、応募者の皆様へ
フィグニーは開発会社です。さまざまな開発を行いお客様をサポートしております。また現在、フィグニーではエンジニアとしての経験者の方の応募をお待ちしております。
フィグニーは、教え合う文化があります。もしあなたが貪欲に新しい技術を習得したいのであれば幅広い専門領域を持つエンジニアを多数抱えるフィグニーは適した場所だと断言できます。
まずは、面談からでも大丈夫ですのであなたの気持ち、考え、スキルなどフランクにお聞かせいただけますと幸いです。
ぜひ、応募お待ちしております。