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【デザイン&デベロップメントスタジオ面接担当インタビュー#02】クリエイターが制作しやすい環境づくりのために。

こんにちは。デザイン&デベロップメントスタジオにて、2022年よりWebディレクターとして勤務している山本です。

デザイン&デベロップメントスタジオは、株式会社デジタルスケープ(以下、DS)のWeb制作部門、人材サービス部門です。2018年に部門を設立してから、Webサービスに特化したさまざまなソリューションを提供してきました。

デザイン&デベロップメントスタジオでは組織のさらなる成長のため、中途採用を行っています。そこで、同組織はいまどのような人物を求めているのか?面接ではどんな点を重視して選考しているのか?実際に面接を担当する3名にインタビューを実施。

今回はその第2弾として、スタジオ全体を統括する部門長・森田正則さんにお話を伺いました。

【プロフィール】森田正則(もりた・まさのり):DS入社18年目。前職は制作会社でWebデザイナーとして勤務。当時は忙しく過酷な環境だったため、クリエイターがスムーズに働くことができる橋渡しをしたいと思い、Webディレクターや営業のような仕事をするように。その後、前職の出資元でありクリエイターの人材事業を行っているDSへ入社。現在はデザイン&デベロップメントスタジオの部門長として、全体の事業をどう進めていくか、将来的にどうしていくか、といったことを含め全体の管理をしている。趣味は筋トレ。健康のために生活習慣を改善し、ここ2年で20Kg減量に成功した。


なぜそう考えたのか?背景や理由を理解したい

ーーまず、森田さんが面接で最も重視していることを教えてください。

“その人なりの考え方”みたいなものを理解するようにはしています。表層的な答えよりも、その発言にどういう背景があるのかが気になるので、そういった部分を重視していると思います。

ーー理由や背景を深掘りされることが多いということでしょうか?

例えば残業をしたくないとか、こういう仕事をしたいとか、そう言ったことに対して「なぜそうしたいと思ったのか?」「どうしてその思考に行き着いたのか?」ということは大事にしたいし、理解できるように心がけている感じではありますね。

ーー面接のなかでさまざまなお話をされると思いますが、特に背景が気になる話題などはありますか?傾向があれば教えてください。

どのような働き方がしたいか、仕事・会社に何を求めているか、といった部分はやはり聞きたいポイントですね。もちろんすべてに対して理由を論理的に説明できなくてもよくて、感覚的なものもあっていいと思っています。それを含めて自分でどれだけ自覚しているかというのも知りたいので。人はロジカルの部分と感情の部分があるので、それを自分で理解できている人は素敵だなと思います。

ーー3名の管理職が面接を担当されますが、それぞれ質問のポイントが異なるとお聞きしました。森田さんはどのような質問をされることが多いですか?

基本的には気になった、引っかかった部分を聞くようにはしていますが、そこまでのお話でより深掘りしたい点、疑問に感じた点などをピンポイントで聞くようにはしていますね。順番でいうと僕がラストなので、例えば聞きたいことが5つ浮かんだとしても、最後の最後でそのまま5つぶつけることはできないじゃないですか(笑)。だから2、3個に絞って質問するようにはしていますよ。ジャンルで言えば、技術的なことよりも思考に関する質問が多いです。その人のやりたいことや希望していることに我々が応えられるか、という観点で、しっかりすり合わせを行えるようにそのような質問をしています。

仮に、希望する条件とは合わないけど僕らとしてはオファーを出したい、ということもあると思います。そういうときは「ここは応えられないけどこういう部分は提供できる」と正直に話して、その人が判断しやすいようにすることを心がけています。転職は今でこそ当たり前になっているとはいえ、人生の何年かを過ごす場所を決める重要な決断だと思うので、嘘はつかず誠実に叶えられることとそうでないことを伝えるようにしたいと思っていますね。

やりたいことを後押しできる環境でありたい

ーーでは、森田さんはどんな人と一緒に働きたいと思いますか?

僕は基本的にあまり絶対値みたいなものは設けていなくて、働き方や職場がさまざまであるがゆえに必ずしも「こうじゃないと」というのがない。だから「こういう人に来てほしい」というよりは、いろいろな人の期待に応えられるような場でありたいなとは思っています。

そういう意味では、ちゃんとその時々の自分の気持ちを口にできるというか、ポジティブなこともネガティブなことも言える人のほうが向いているかもしれないなと思います。それが仮に「わがままかな」と思うようなことでもしっかり聞いて応えてあげたいという思いを持っているので、自分の気持ちや思いを表現できる人だと僕としては嬉しいですね。

ーー実際に、メンバーの意見が反映された例などはありますか?

例えば、「バリバリ仕事がしたいと言っていたけど今はちょっとできないからセーブしたい」という方は業務の調整をしたり、フリーランスになりたいと言ってなった方とその後も違う形で仕事をしたり……、「違う会社で新しいことにチャレンジしてみたい」という方には転職の支援をしたこともあります。

もちろん、うちで長く働いてほしいことは前提として、僕らはDSの社員であるとともにいろいろな自分を持っているわけじゃないですか。それはプライベートの自分だったり、副業をしている自分だったり、それぞれの人生の状況に応じて所属している会社の位置づけは変わってくると思うので、ちゃんと人それぞれの配慮というか、その人のライフステージに合わせた調整ができるように努めたいというのが僕の理想ですね。当然、100%希望通りにはいかないこともありますができるだけ叶えてあげたいなという気持ちでいます。

ーー考え方や対応がすごく柔軟ですね。

うちはいろいろな人がいて、さまざまな働き方をしていること自体が魅力だと思いますし、やりたいことが変わったり新たに見つかったりしたときに後押しできる環境でありたいと思っています。

ーー先ほど副業というワードが出ましたが、副業をしているメンバーは結構いるのでしょうか?

そこそこ多いと思いますよ、10人、20人くらいいるんじゃないかな。今の職種の延長線上でやっている人もいるし、フォトグラファーや配信系のことをやっている人などさまざまですね。副業をはじめとして、自己実現の仕方や働き方はたくさんあると思うので、現状はない制度でも要望などがあればぜひ声をあげてほしいと思います。

ーーこれから入社される方に期待していることをお聞きしたいのですが、今言われたような制度への意見出しなどもそのひとつでしょうか?

そうですね。まず短期的な話でいうと、これまでの経験を活かして実務で活躍してもらうことが第一としてあります。加えて、自分の希望・やりたいことなどは、もしかしたら誰かのやりたいこととかぶるかもしれないから積極的に発信してほしいと思います。それが会社の制度になったり、組織のルールになったりという可能性もあるので、自分たちが働きやすい環境づくりみたいな部分にも関わってもらえると嬉しいなと思います。

言いにくいことも、正直に言ってくれるほうが好感が持てる

ーーこれまで面接されてきたなかで、この人はデザイン&デベロップメントスタジオのカルチャーに合っているなと感じることはありましたか?

理想を言えば協調性がある方のほうがいいとは思いますが、必ずしも常にワイワイしていなきゃいけないということではなく、最低限ちゃんと自分の今の状況や気持ちを言葉にできる人であればいいかなと思っています。例えば作業に集中したいときはあまり人とコミュニケーションを取りたくないというタイプの人もいるので、そういうときは在宅やワークブースを活用するなどしてもらえたらいいかなと。

ーー逆に合わないかも、と感じることは?

“合わない”とは少し違う話になりますが、面接ってやっぱり自分がこれまでやってきたことや考えを正しく伝えることが必要です。それがあまり上手じゃなさそうな人、伝え下手みたいな感じだと結果として採用にいたらなかったりすることもあるので損しちゃうかもなと思います。言いにくいこともちゃんと言ってくれるほうが僕の中では好感度が高くて、正直に、かつ自分の主張をちゃんとできるといいなと。面接という短い時間のなかではお互いに100%伝えきることはできない、というのを前提で、どれだけ自分のことを正しく正直に表現できるか、相手に伝えられるか、を大事にしてほしいですね。

ーー最後に、これから面接を受けられる方にメッセージをお願いします。

いろいろな希望や期待を持って転職活動をされていると思うので、可能な限りクリエイターの方が働きやすく、かつ自分のやりたいことを実現できる場でありたいと思っています。また、それは人それぞれ違うので、ぜひ面接ではたくさん会話をして、自分の希望が実現できる場所かどうか確かめにきてください。

前回に続き、面接担当インタビューの第2弾をお届けいたしました。
第3弾のインタビューも今後アップしていきますので、そちらもご覧ください!


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